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社長から「娘とデートしてくれないか」と頼まれ…出会いは最悪!社長令嬢を泣かせてしまった結果!?

  • 2024.10.9

私は28歳の独身サラリーマンです。女性に縁がないままに今まで生きてきました。そんな時、取引先の社長から思わぬお願いをされて……!?

取引先の社長から娘とデートしてほしいと頼まれ

なんと、社長の娘さんとデートしてほしいと言われたのです。社長の娘さんは今まで男性と付き合ったことがなく、お見合いも嫌がっているそうで、父親として心配な様子。

結局社長の頼みを断れず、私は娘さんとのデートを引き受けることにしました。

そして指定の喫茶店で待ち合わせた約束の日、娘さんが登場。美人な娘さんの登場に喜んだものの……

最悪な第一印象と涙の別れ

娘さんは少々わがままな性格。初対面の私に「ねえ、この喫茶店のおすすめメニューくらい、事前に調べておいてよ! ったく…何で私がこんな人と……」と強気な態度。

「あなた、どうせ父からお願いされたから、嫌々来たんでしょ? どうせ私じゃなくて、父から目をかけてもらうことが目的でしょ!?」
と言い始めました。

私は娘さんがすべてを親や環境のせいにする態度に憤りを感じ、
「人間誰しも、自分が置かれている立場に満足してる奴なんていないんだ! それでも、自分で自分の道を切り開くんだ! なんでもかんでも、自分以外のせいにするんじゃない!」
と言うと、娘さんは泣きながら去って行ってしまったのです。

思わず説教してしまった私は、娘さんに確実に嫌われた! 社長の顔に泥を塗ってしまった……! と肩を落とし、家路に着きました。

男性不信になった過去が明らかに

翌日呼び出された私が恐る恐る社長に会いに行くと、「娘があなたとまた会いたいと言っている」と聞かされました。実は娘さんは、社長の再婚相手の娘で、幼少期に実父が家族を捨てた結果、人間不信・特に男性不信に陥っていたのです。しかし、私の素直さに心を打たれたそう。

私は娘さんに好感を持っていたことを打ち明け、数日後にデートすることが決定。2回目のデートでは、娘さんはとても素直で楽しそうな様子。私は急速に娘さんに惹かれていきました。

そしてそれから1週間後、楽しみにしていた妹の結婚式がありました。その会場で驚くべきことが起こったのです!

運命の赤い糸により結ばれた2人

なんと、新婦友人の席に社長の娘さんがいるではありませんか! 娘さんも驚いて目を丸くしています。そして新婦友人の娘さんが、友人代表としてスピーチを始めました。

スピーチでは、人間不信を克服できたのは妹のおかげだと語り、この会場にもう1人心を開いてくれた人がいることを打ち明けました。

私は娘さんとの運命的な出会いを感じ、「お、俺と、付き合ってほしい」と素直な気持ちを伝えると娘さんも快諾! 周囲の祝福を受け、2人の交際がスタートしました。そして2年後に結婚し、幸せな生活を送っています。

◇ ◇ ◇

「自分で自分の道を切り開く」ことは、自分の人生に責任を持って生きることに繋がります。社長の娘さんは自分の力で動き、より良い人生へと一歩踏み出しました。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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