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プロが選ぶ”世界最恐”の怖さを誇る日本のホラー映画(2)陰湿かつ不気味…海外からも高評価のJホラーの傑作

  • 2024.10.9

ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、配信で観られる映画作品の中から「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく本企画。今回は、日本のホラー映画の中から5作品をチョイス。不慮の事故で亡くなった子供幽霊、井戸の底に突き落とされた少女…。観る者の背筋をゾワっとさせる、ジャパニーズホラーの傑作群をご紹介。今回は第2回。

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『呪怨』(2002)
上映時間:92分
製作国:日本
監督:清水崇
脚本:清水崇
キャスト:奥菜恵、伊東美咲、上原美佐、市川由衣

【作品内容】

女子大生の理佳(奥菜恵)は、老人介護のボランティアスタッフを務めている。ある日、徳永家を訪れた理佳は少年・俊雄の幽霊と黒い影の女に遭遇。数日後、理佳から連絡が途絶え、心配した上司が福永家を訪れると、そこには老婆の死体と腑抜けとなった理佳の姿があった…。

清水崇監督によるビデオ作品を基に制作された、大ヒットホラー。2003年には続編である『呪怨2』、2004年と2006年には清水監督自身によるハリウッド版リメイク『THE JUON/呪怨』、『呪怨 パンデミック』がそれぞれ制作された。

一度足を踏み入れると必ず呪われる家、そこに現れる女と子供の幽霊は恐ろしい。しかし、それ以上に恐ろしいのは、彼らが幽霊となってしまった理由である。

目を覆いたくなるほどの惨劇と、現在では王道となった数々の恐怖演出は、もはや日本の幽霊描写の代名詞。暑い夏ほどこの映画を観たくなる。Jホラー特有の恐怖を見事に体現した、陰湿かつ不気味な作品である。

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