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【東区千早】子どもの得意をカタチにする「楽営子どもマルシェ」が熱い

  • 2024.10.10

こんにちは。着物と動物と自然が大好きな養蜂家、リビングふくおか・北九州web新人地域特派員のあけみんです。 子どもたちのやる気に感動したイベントがあるので、今回はその紹介をしますね。

子どもたちが自分で考えて 自分で作って 自分で売る【子どもマルシェ】がすごい

夏まつりがあると聞いて遊びに行った場所で開かれていたマルシェ。

出典:リビングふくおか・北九州Web

可愛いハンドメイド作家さんのお店が沢山並んでいて、可愛い雑貨好きの私は大興奮だったのですが、そんな大人の作家さんの中に混じって、子どもたちがいました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

何しているのかな?と見ていると、一人の女の子がマイクを持って話しだします。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「えーっと SANA ショップです。絵とかステッカーとかキーホルダーとかを売っています。えっと~くじ引きも250円であるので来てください」 かわいい声で一生懸命さが伝わる素敵なアナウンス♪。

えっ 子どもが売っているの? 気になって商品を見てみてびっくり。可愛い商品が沢山並んでいました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

欲しくなる商品も♡

私はビーズで出来たストラップを購入しました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

着物の時に帯飾りにしたら、絶対可愛いはずです♡

この子ども作家さんに質問してみました。

私 「何を考えてお店を出しているのですか?」 子ども作家さん「どんな物を作ると喜んでもらえるのか。いくらなら買ってもらえるのか。自分たちでよく考えて価格や商品を考えています」 私「やってみて楽しいですか?」 子ども作家さん「お友達も買いに来てくれたりするしとっても楽しいです」

サービスや物を売っている大人の私も同じことを考えていて、それがとても難しいのに、それを中学生や小学生が考えているなんて、本当に素晴らしいです♡

出典:リビングふくおか・北九州Web

子どもたちが店長になる姿は、見ていてわくわくします。

価格は子どもがお小遣いで買える500円くらいまでと決められた中で、子どもたちが自分で価格設定をするそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

親御さんと一緒にお金のことを考える良い機会にもなりそう♪

出典:リビングふくおか・北九州Web

原価計算や損益分岐点などを楽しみながら親子で学べる素晴らしい機会。 実際に体験して学んだことのすべてが、子どもたちの未来の礎になるのでしょうね。

私の子どもたちにも小さいときにこんな体験をさせたかったな~と心から思いました。

イベントを主催されているのは「楽営マルシェ」さん

ホームページには こんな風に紹介してありました。

【共にワクワク 共に成長 共に輝く 「楽営マルシェ」 子どもの得意をカタチにする! 子どものハンドメイド作家さんが作った作品を、子ども作家さん自身が各ブースで販売します。 お金はどの様に生まれて、どの様に使うのか。 お金の流れやお小遣いについて考えたり、 作品作りからレイアウト、コミュニケーションの仕方など、アレやコレやと考えたり、 才能への気付きを得ながら子どもたち自身の「やりたい!」をカタチにします】

そこで主催者である水引作家の悠*harukaさんと水泳コーチの中原さんのお二人に、マルシェを始めたきっかけを聞いてみました。

きっかけは、悠さんが友人ファミリーとお買い物に行った時に、レジ前で娘ちゃんが「お菓子買って!!」とダダをこねたことに始まるそうです。 ママは「昨日も沢山買った。お金はいくらでもあるもんじゃない」と、娘ちゃんをなだめますが、それに対し「ママ魔法のカード(クレジットカード)持っとるやん!!」と対抗する娘ちゃん。 「カードにはお金が入ってないと使えない、いくらでも出てくるわけじゃない」と教えても粘る娘ちゃん「じゃあ銀行に行けばお金あるやん」と。

このやりとりから、子どもなりのお金の在り方を知った悠さん。 キャッシュレスに生きる子どもたち、携帯をかざしてPay Pay♪と聞こえたらお菓子を持ち帰れる。レジでカードをスーッと通せばカゴの中身を持ち帰れる。 父や母達が一生懸命働いて、お給料をもらって物が買えるという仕組みがまだわからない…。

そんなことに直面し、地域住民の悠さんと中原コーチがTEAMを結成し、2人の「やってみたい!」「やってみよう!」をカタチにしたのがマルシェの始まりだそうです。

悠さんが水引作家としてイベント出展をなさっていたので、中古品販売や、転売ではなく、子ども作家として、モノづくりから販売、ゆくゆくは準備から片付けまでを自走し、父母への感謝へと繋がればなどなど、想いが沢山詰まったマルシェ。

「たまたま、出会った地域住民の職業が水泳のコーチだっただけ、水引作家だっただけ。 『やってみよう!』をカタチにすることで始めたマルシェは、子どもも大人も『やってみたい』を全力で応援するマルシェであり、みんなのチャレンジや、はじめの一歩の場所になっています」と悠さんはおっしゃっていました。

次回の子どもマルシェは「らくえいフェスティバル」

子どもから大人まで楽しめるマルシェが、10月20日(日)ガーデンズ千早にて11:00~16:00で開催されます。 4歳から15歳までの総勢29名の子どもハンドメイド作家さんたちが、自分で作った作品を各ブースで販売されるそうです。

まずはマルシェに遊びに行って、次は参加も考えてみませんか?

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