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服の色はどうしたらまとまる? コーデがピンと来ないときは「ベースカラー」を決めて

  • 2024.10.8
3色でつくる「ベースカラー」という考え方 (C)すすいみー/PIXTA(ピクスタ)
3色でつくる「ベースカラー」という考え方 (C)すすいみー/PIXTA(ピクスタ)

40代に入ると、今まで着ていた服が「なんだか似合わないな…」と急に悩みはじめること、ありませんか? 30代までと同じ服をずっと着続けていても、どうにもしっくり来ない。でも、コーディネートってなかなか難しいし…。

そんなお悩みを解決してくれるのが、パーソナルスタイリストの杉山律子さんです。

「40代からの服は色や形にルールがある」と教えてくれる杉山さんが、誰でもおしゃれになれる垢抜けテクをご紹介。着こなし術を身に着けて、毎日を楽に過ごしましょう!

※本記事は杉山 律子著の書籍『パーソナルスタイリスト直伝 「何を着ても似合わない」を解決するすごい垢抜けテク』から一部抜粋・編集しました。

白を入れた3色で一気にまとまる

アイテムは十分にあるはずなのに、いざコーディネートを組んでみると、どれを着てもピンとこない、なんだか似合っていないような気がする、そんなふうに思ってしまう方もいるのでは?

ずばり、解決法をお伝えします。コーディネートがうまくいかない原因のほとんどは、全身の色の数が多すぎるからなのです。

「ベースカラー」を決める

いつものように出かけるときの格好をして、鏡の前で、色の数を数えてみてください。何色ありましたか?

4色?5色?もっと多かった方もいるのでは?

コーディネートで最も大切なのは「色合わせ」です。鉄則は、全身を3色以内にすること。バッグや靴などの小物も含めてです。

そこで、私がおすすめしているのは、3色でつくる「ベースカラー」という考え方。あなたのコーディネートの軸となる色を決めるのです。

まず取り入れてほしいのは「白」です。肌がくすみがちな40代以降の方にとって、白のパワーは絶大です。「抜け色」の白が一つ加わるだけで、コーディネートが素敵にまとまります。

次に選んでほしいのは、「締め色」のアイテムです。

締め色とは、コーディネートを引き締めてくれる5色です。次の中から、1色選んでください。

黒/ネイビー/チャコールグレー/ダークブラウン/デニム(色落ちしていないもの)

最後に、「中間色」を1色選びましょう。

中間色とは、ぼんやりとしたやわらかい色です。次の5色から、1色選んでください。個性が出やすいので、似合う色を選ぶことで、「自分らしさ」を演出できますよ。

ベージュ/グレー/カーキ/トープ/デニム(色落ちしているもの)

これらの抜け色、締め色、中間色の3色が、あなたの「ベースカラー」になります。このベースカラーでコーディネートを組めば、簡単にメリハリができて、色合わせの失敗が回避できます。

3色でつくるベースカラー

■1色目 抜け色の白

抜け色の白 (C)杉山 律子/KADOKAWA
抜け色の白 (C)杉山 律子/KADOKAWA

POINT

白といってもいろんな色がありますが、膨張しにくい白 「真っ白」がおすすめ!

■2色目 締め色から1色

締め色から1色 (C)杉山 律子/KADOKAWA
締め色から1色 (C)杉山 律子/KADOKAWA

■3色目 中間色から1色

中間色から1色 (C)杉山 律子/KADOKAWA
中間色から1色 (C)杉山 律子/KADOKAWA

スタイル別 おすすめ3色コーデ

■上品で女性らしいイメージ(きれいめ)

シャツの袖をまくって、手首を見せて抜け感を (C)杉山 律子/KADOKAWA
シャツの袖をまくって、手首を見せて抜け感を (C)杉山 律子/KADOKAWA

POINT

シャツの袖をまくって、手首を見せて抜け感を。小物がダークブラウンなら、黒よりも、女性らしい印象に。

トップスをインしてウエストマークすると、脚長効果が期待できます (C)杉山 律子/KADOKAWA
トップスをインしてウエストマークすると、脚長効果が期待できます (C)杉山 律子/KADOKAWA

POINT

トップスをインしてウエストマークすると、脚長効果が期待できます。上下のバランスは「1対2」を意識して。

著=杉山 律子/『パーソナルスタイリスト直伝 「何を着ても似合わない」を解決するすごい垢抜けテク』

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