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Jリーグ席巻チームの守備問題、日本代表OBが指摘する

  • 2024.10.8
Jリーグ席巻チームの守備問題、日本代表OBが指摘する
Jリーグ席巻チームの守備問題、日本代表OBが指摘する

Text by 井上大輔(編集部)

佳境を迎えているJ1。J2から昇格してきた町田ゼルビアは、黒田剛監督のもとで一時は首位に立つなどリーグを席巻していた。ただ、5日の川崎フロンターレ戦に1-4で敗戦。痛恨の2連敗で3位に後退した。

そうしたなか、元日本代表DF槙野智章は、『DAZN』のやべっちスタジアムで町田対川崎戦を分析。

川崎の斜めのパスとポケット(CBとSBの間)へのランニングが効果的だったと語っていた。

また、後半に川崎がPKを奪った場面などでは町田が守備時にかかえる問題点が露呈した指摘。

DF望月ヘンリー海輝が人についていかずに下がった後、飛び込んできた選手をGK谷晃生が倒してしまった形(動画5分3秒から)。

槙野は町田の問題点についてこう話していた。

「(斜めのパスは)4バックで守る相手に効くは効くんですけど、特に町田の守備のやり方がスペースを埋める・下がるってことなので、(パスコースが)必ず空くんですよ。

(PKを献上したシーンでも)ほら、下がるんですよ。うわー!ほら、そうなるよ…。ライン間で受ける相手選手に対して、人につくのではなくて、下がるので、絶対に空くんですよね。

ヘンリーを見てください、下がるんですよ。スペースを埋めることも大事なんですけど、危険なので、人に対してつかなきゃいけない」

また、川崎DF三浦颯太のインナーラップが抜群だったとしつつ、「(町田の武器であるロングスローをさせないために)どこにクリアするのとか、川崎がちゃんと町田の分析をして、町田がやろうとすることをやらせないサッカーをしますよね」とも指摘していた。

実際、三浦も「前日練習からクリアする位置だったり、できるだけ浮き球の処理はマイボールにしようとする意識でやっていました」と町田対策をしてきたと話していた。

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