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【バンコクで一番アツい!無料スポット】ルイ・ヴィトンの展覧会「ビジョナリー・ジャーニー」とは?

  • 2024.10.8

タイ・バンコクで今話題を集めているのが、ショッピングエリア・サイアムにあるルイ・ヴィトン「LV ザ·プレイス バンコク」。カフェ、レストランは数カ月先まで予約で埋まるほど人気なのですが、展示会は当日でも入ることができました。没入型の展示「Visionary Journeys(ビジョナリー・ジャーニー)」は見学無料なんです!

ビジョナリー・ジャーニーとは?

現在行われている展示会は5つのテーマにわけられ、ルイ・ヴィトンが今まで伝統を維持しながら、いかにして新たなクリエーションを行ってきたかを、かつてのアーカイブを通して伝えています。

空間演出に携わるのは、なんと日本人の建築家・重松象平さん。2022年12月〜2023年5月に東京で開催された「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展も手がけた方で、SNSで話題になったのをご存知の方もいるのではないでしょうか? 期待が高まる中、いざルイ・ヴィトンの世界に浸る旅へ進みます。

Room: Trunkscape(トランクスケープ)

ドアを開けて入ると出迎えてくれるのは、トランクのトンネル。

最初の展示空間「トランクスケープ」は、ルイ・ヴィトンで重要とされるクラフトマンシップとブランドを象徴する商品であるトランク「マル・クリエ(クーリエ・ロジーヌ90)」で構成されています。

96個のトランクがトンネルのようになっている空間。三方にあるLEDスクリーン、壁や床に用いられたミラーにより、アートに没入する感覚に導かれます。映像では星、青空、街中など常に変化していく中、1つの空間にいるのに旅に出ているかのような錯覚に。

トランクは木材のほか、モノグラム・キャンバス、金具類は実際の純正品を使用しているそう! なんて贅沢な……! 強度を保ちながらアーチのようになっている技が光ります。写真を撮る上でおすすめは、鏡張りの床を上手に使うこと。リフレクションを活かしてトランクを円のように見せたり、床に座って撮るとカッコよく決まります。

Room: Origins(オリジンズ)

次の展示テーマは「Origins」。メゾン初期の創設者の物語を紹介しています。ヴィトンファミリーがいかにブランドを形成してきたか、始まりのストーリーを手紙やクラシックのテレビなどを用いて紹介しています。天井まで敷き詰められたポストカードや、過去のアーカイブなどクラシックさ溢れるお部屋でした。

Room: Iconic Bags(アイコニックなバッグ)

続いては突然明るい空間。部屋の中にいくつものボールがあり、その中にはカバンが……。この「アイコニックなバッグ」の展示空間は、ブランドにとって重要なアイコンとなるバッグを展示し、歴史を旅する空間になっています。

21のバッグと2つのプレタポルテルックが展示され、商品によっては見たことある! というものもあるかもしれません。しかもこの吊り下げられた球体は、時代を超えたルイ・ヴィトンの発明とその集合的なストーリーを表現した星座をイメージしているそう!

Room: Collaboration(コラボレーション)

続いての部屋は「コラボレーション」がテーマ。ルイ・ヴィトンとアーティストのコラボの歴史に触れながら、ブランドが進化していく様子を表現しています。

例えば、草間彌生さんとコラボしたものや、Supremeとのコラボ作品は見たことがある方もいるのでは? そんな過去作が、メリーゴーランドのように回りながら紹介され、LEDにはコラボをテーマとした映像が繰り出されます。

コラボレーションを経てルイヴィトンが常に進化し続けることを感じ、コラボしたアーティストたちの世界にも浸ることができます。展示されている7つのコラボ作品を全部じっくりと見たくなってしまう。個人的に夢中になってしまった部屋でした。

Store: Souvenirs Room(スーベニア)

最後はカラフルな部屋にスタッフさんが1人。

「お土産があります」とスクリーンの前に案内され、自販機のように何かが手元に落ちてきました。この最後の「スーベニア・ルーム」は、ルイ・ヴィトンの遊び心と楽しさを表現した空間で、限定品として用意されたステッカー、文房具、ポストカードなどがプレゼントされるのです。

このカラフルさは、バンコクの夜市にみられる多様性と色彩、エキサイティングな雰囲気の集合体からインスピレーションを得てデザインされたようで、私たちがバンコクの街に繰り出す最後の部屋に適した空間です。

最後まで私たちゲストを楽しませてくれるワクワク感に脱帽。本当にこれが無料でいいのだろうか? と大満足な時間でした。

チケットはどこでゲットする?

チケットはオンラインで予約可能です。

こちらのサイトにアクセスし、入りたい日時と人数を選ぶだけ! オープン当初は人気で入れなかったそうですが、今は当日着いたその時に予約すれば問題なし。私も18時過ぎに到着し、スタッフさんにチケットの取り方を案内され、「当日の18時を選んで!」と言われてチケットを取っても入ることができました。

混雑対策なのか、滞在時間の目安は30分でとお願いされます。それ以上入りたい方は、無料なので入り直すのもいいかもしれません。

大人気のカフェ、レストランは予約必須。筆者が訪れた際は2カ月先まで満席、カフェはテイクアウトなら並んで購入可能というほどの人気ぶりでした!

LV The Place Bangkok

所在地 496 Gaysorn Amarin, Unit 2F-S01-A, Second Floor, 502 Phloen Chit Rd, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330 タイ

営業時間 10:00~20:00

©︎Keiko Morota

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