生クリーム党は必食レベル！？特製クリームたっぷりのスイーツ缶『なまくり』を食べてみた

編集部注（10/8）：タイトルや本文にある「生クリーム」の表現を見直し、一部を修正しました。
出典:Togetterオリジナル

こんにちは、Togetterオリジナル編集部のToge松です。いろいろな缶詰の記事を書いてます。

今回紹介する缶詰はちょっと特殊なタイプだ。というか、そもそも缶詰ではないと思うが、気になっていた商品なので紹介したい。

クリームをたっぷりと詰め込んだスイーツ缶『なまくり』である。

スイーツ缶『なまくり』とは？

『なまくり』（@namakuri1025）はリクームという会社が手掛けているスイーツ。ジュース缶のような容器に特製のクリームとスポンジ生地を「9：1」の割合で詰め込んだ商品だという。

「自販機で買える※」という触れ込みで2022年4月に「SHIBUYA109渋谷店」に登場し、現在まで販売総数30万缶を超えている。オンライン通販も行っていたので、2缶1700円（税込・送料別）を購入してみた（自販機では1缶850円）。

商品の容量は330mlで、生クリームをたっぷりと使った特製クリームがみっちりと詰まっている。生クリーム好きには夢のような光景じゃないか！

※自販機の設置場所は記事の最後に紹介しています。

公式リリースによると、北海道産生クリームに同じく北海道産のマスカルポーネを隠し味に加えた特製ホイップを使用しているそう。缶の最下部にはキューブ状のスポンジ生地が入っている。

通販で買った「なまくり」は冷凍状態で届いた。冷凍のままなら1ヵ月保存可能で、食べるために冷蔵庫で解凍後は24時間以内が賞味期限だそう。

開けて食べてみた

さっそく缶のプルトップを開けると、誰も足を踏み入れていない降り積もった雪のようにクリームが詰まっていた。うーん、気分が高まる。

先に断っておくと、私は生クリーム強火勢だ。

実家が寺だったこともあって「おやつと言えば和菓子」な幼少期をすごし、洋菓子、特に生クリームに対して半ば倒錯した憧れを抱いていた。今でも『ドカ食いダイスキ！もちづきさん』のように猛烈に生クリームを摂取したくなるときがある。

そのため『なまくり』のようなスイーツは、個人的な嗜好にどストライクな商品なのだ。

逸る気持ちを抑えながら、商品に同梱されていた柄の長いスプーンで、クリームをすくい上げて口にいれる…。

…う、うっひょ～～～～……たまらん！！！

生クリームにマスカルポーネを加えた特製だとは聞いていたが、味は思っていたより軽い仕上がりだ。

いわゆる脂肪分の高い生クリームのようなこってりした味わいとは違い、ミルク感を尊重するような味わい。コクがありつつ食べやすくチューニングしてある。

生クリーム好きのためのスイーツが導き出した最適解とはこれだ！という開発者のメッセージを受け取ったようで興味深い。

スポンジ生地がいぶし銀な仕事をしている

3口、4口と食べ進めていくと、だんだん底にあるスポンジ生地が見えてきた。あらかじめキューブ状にカットされているので取り出しやすく、クリームをつけて食べると味に変化が生まれて美味しい。

食べる前は「スポンジ生地をかさ増しで使うんじゃない！クリーム100％でいいじゃないか！」と思っていたが、「あくまでクリームを最後まで美味しく食べるための『味変』」としてスポンジ生地が用意されている感じだ。ど偏見な感情を抱いた私を許してほしい。

「330mlなんて余裕」と思っていたがボリューム感も十分。40代の私には1缶でかなり満足できる量だった。

今回の2缶で1700円（+送料）という購入額から「ちょっと高いな」と思っていたが、味だけでなくコストパフォーマンスも悪くないかもしれない。

私と同じような自称生クリーム好きで、どんな味か気になる方は試しに買ってみてはいかが。

【「なまくり」自販機設置場所】

SHIBUYA109渋谷店地下2階
アドアーズサンシャイン店（池袋）
ラウンドワン札幌すすきの店（札幌）
FKDインターパーク店（宇都宮）
SHIBUYA109阿倍野店前
ゲームプラザGAO歌舞伎町
アドアーズ町田店
ラゾーナ川崎プラザ2階ルーファ広場
町田マルイ2階

🍦2023年12月の自販機設置情報🍦 ○SHIBUYA109渋谷店地下2階 ○アドアーズサンシャイン店 ○ラウンドワン札幌すすきの店 ○FKDインターパーク店 ○SHIBUYA109阿倍野店前 ○ゲームプラザGAO歌舞伎町 ○アドアーズ町田店 🆕ラゾーナ川崎プラザ2階ルーファ広場 https://t.co/qT25bZ5F2O

— なまくり【公式】 (@namakuri1025) 2023年12月7日

文：Toge松 編集：Togetterオリジナル編集部