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医師「この症状は…」ゲップの回数が多く園でも注意される息子。病院へ連れていくと診断結果に驚がく!

  • 2024.10.8

長男は食後でもないのにゲップを多発することがありました。頻度が多いので、私は息子がわざとやっていると考えて叱ってしまいました。しかし、ネットを検索したところ、わざとではなく何か原因があるかもしれないと思い……。

ゲップを多発する息子に対し…

息子のゲップが急に多くなったのは、年長のときでした。食後に限らず1日中、1時間に数回ほどゲップが出る状況で、私は息子がおもしろがってわざとしているのではないかと疑っていました。

食事中にゲップをしたとき、私は息子に行儀が悪いことを伝えて注意。息子は「わざとではない」と主張しましたが、私はゲップをするとスッキリする感覚を覚えたのだろうと考え、「せめて食事中は我慢しなさい」と言い聞かせました。

わざとじゃない? ゲップ多発の原因

ゲップの頻度が減らない日々が続く中、何気なくネットで検索すると、「呑気(どんき)症」という病気があることを知りました。記事にはストレスなどから空気を飲み込んで、ゲップなどが症状として出る病気と書かれています。息子はこの病気なのかもしれないと考え、病院へ行ったところ……。

喘息の薬を小児科へもらいに行ったときに先生に相談。すると、「ストレスや緊張から空気をたくさん飲んでゲップをすることがあります。その場合は本人に注意することは逆効果です。気にさせないことが大事なので、注意をしないようにしてしばらく様子をみてください」と言われました。

対応を変えたあとの息子に変化が?

小児科の先生の説明を聞いて、これまで注意してきたことを反省。その後は、ゲップが出ても何事もないかのように接しました。幼稚園の先生には小児科で言われたことを伝え、何にも言わずに見守ってほしいと依頼。先生もわざとやっていると思い込み、これまで注意してしまっていたとお詫びをいただきました。

いつになったら出なくなるのか最初は不安でしたが、2カ月経つと少なくなってきました。さらに2カ月後には普通の頻度になり、まったく気にならなくなりました。

息子のゲップに悩んでいた当時は、第2子である弟が生まれたばかりのとき。息子からすると、それまでひとりっ子として育てられ、親の愛情を独占していた状況が一変。私があまりかまってあげられないことで、ストレスを感じていたのかもしれないと思いました。子どもは親が思っているより環境の変化を敏感に感じとるため、状況が変わったときこそ、気持ちに寄りそった対応が大切だと学んだ体験でした。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:福田ひろみ/女性・主婦。2男1女の母。3人の子どもはそれぞれ12歳、7歳、5歳で、性格は三者三様。頑固でワガママな真ん中っ子の対応に苦戦しつつ、夫は単身赴任中につき、ワンオペで子育てしている。

イラスト:ホッター

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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