劇場アニメ「ベルサイユのばら」、オスカル、アントワネット、アンドレ、フェルゼンのキャラクタービジュアル＆ムビチケカード公開

【写真】「たとえ、許されざる恋だとしても」という言葉が印象的なフェルゼンのキャラクタービジュアル

劇場アニメ「ベルサイユのばら」が2025年1月31日(金)に公開される。本作より、物語の主人公であるオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ、マリー・アントワネット、アンドレ・グランディエ、ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン4人のキャラクタービジュアルと、ムビチケカード全6種のビジュアルが公開された。

累計発行部数2000万部突破の「ベルサイユのばら」が劇場アニメ化

革命期のフランスで懸命に生きる人々の、愛と人生を鮮やかに描いた池田理代子氏の代表作「ベルサイユのばら」。1972年より「週刊マーガレット」にて連載され、累計発行部数は2000万部を突破。読者の熱狂的な支持を集め、宝塚歌劇団による舞台化やテレビアニメ化など、数々の方面で社会現象を巻き起こした。

劇場アニメの監督を「アオハライド」「チア男子!!」の吉村愛氏、脚本を「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ、「君に届け」の金春智子氏、キャラクターデザインを「初恋モンスター」「ぬらりひょんの孫」の岡真里子氏、音楽プロデューサーを「進撃の巨人」の澤野弘之氏が務める。また、音楽は澤野と共にドラマ「大奥」(NHK系)のKOHTA YAMAMOTO氏が、アニメ制作は「呪術廻戦」「この世界の片隅に」などを手掛けるMAPPA氏が担当。

さらに、オスカルを「ルパン三世」の峰不二子(三代目)や、『「鬼滅の刃」遊郭編』の堕姫(上弦の陸)を演じた沢城みゆきが、アントワネットをミュージカル「レ・ミゼラブル」のエポニーヌや、「ミラベルと魔法だらけの家」のイサベラを演じた平野綾が務める。

そして、アンドレを「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のポップや、「ユーリ!!! on ICE」の勝生勇利を演じた豊永利行が、フェルゼンを「仮面ライダー THE NEXT」の風見志郎や、「ディズニー ツイステッドワンダーランド」のマレウス・ドラコニアを演じた加藤和樹が務める。

キャッチコピーが添えられたキャラクタービジュアル公開

このたび公開されたキャラクタービジュアルには、フランス革命に続く激動の時代の中でのそれぞれのキャラクターの生き様を表現するキャッチコピーが添えられたもの。

将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人オスカルは、「進め、情熱の命ずるままに」のキャッチコピーと共に、燃えたぎる炎とバスティーユ牢獄を背に剣を振りかざし、フランス革命へと飛び込んでいく美しい姿が映し出されている。

隣国オーストリアから嫁いできた気高く優美な王妃アントワネットは、「愛、それはなんと残酷で、美しい」のキャッチコピーと共に、運命的に出会ったフェルゼンへの恋を胸に秘めながら、美しくもどこか儚げな姿で佇(たたず)んでいる。

オスカルの従者で幼なじみの平民アンドレは、「この命尽きるまで、守り抜く」のキャッチコピーと共に、若くしてアントワネットの護衛を務めるオスカルを支え、良き理解者として常に寄り添う人生を歩み、遠くを見つめる先にはオスカルがいるかのような姿が描かれている。

容姿端麗で知性的なスウェーデンの伯爵フェルゼンは、「たとえ、許されざる恋だとしても」のキャッチコピーと共に、異国の宮廷でアントワネットと運命の出会いを果たし、その恋に翻弄(ほんろう)されながらも、愛と運命を捧げると自ら選んだ人生への決意が表現されている。

キャラクターデザイン・岡真里子 コメント

それぞれ違う魅力がある4人を、誰もが華やかになるようバランスを見ながら並べて作業を進めました。装飾が少ない分アンドレがシンプルになりがちですが、視線と表情にオスカルへの想いを、静かではありますが情熱を込めて描きました。

アントワネットとフェルゼンは本編には無いここだけの衣装になっています。おめかしをしたオスカルとアンドレもいつか描いてみたいです。