神木隆之介、斎藤工、杉咲花、土屋太鳳が見せるチームワーク「まるでちゃんぽんのようなドラマとなっております」

【写真】ガチャガチャを回し、カプセルの開け方のコツを説明する神木隆之介

TBSドラマの合同制作発表会「TBS DRAMA COLLECTION 2024 AUTUMN」が、10月5日に東京・赤坂サカス内BLITZスタジオにて開催され、日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」より神木隆之介、斎藤工、杉咲花、土屋太鳳、火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」より奈緒、玉森裕太、岡崎紗絵、渡部篤郎、金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」より柳楽優弥、坂東龍汰、齋藤飛鳥、佐藤大空、桜井ユキ、総勢13人のキャストが登壇。10月からスタートする各ドラマの魅力や撮影裏話などを語った。司会は篠原梨菜アナウンサー。

壮大なヒューマンラブエンターテインメントが誕生

10月20日(日)スタートの「海に眠るダイヤモンド」(毎週日曜夜9:00-9:54)は、昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ、70年にわたる愛、青春、友情、家族を描く壮大なヒューマンラブエンターテインメント。神木の民放での連続ドラマ主演は13年ぶりで、同作で満を持して日曜劇場の初主演を務める。

神木は、端島の炭鉱員の家で生まれ育った明るく真っすぐな主人公・鉄平(てっぺい)と、現代の東京に生きるもう一人の主人公・ホストの玲央(れお)の一人二役を演じ、鉄平の兄で炭鉱員として働く進平(しんぺい)を斎藤、幼い頃から鉄平を好きだが思いを伝えられないでいる銀座食堂の看板娘・朝子(あさこ)を杉咲、鷹羽鉱業の職員の娘・百合子(ゆりこ)を土屋が演じる。

「まるでちゃんぽんのようなドラマ」

神木は、「長崎といったらちゃんぽんですけど、家族、友情、愛、サスペンスもですし、もういろいろなものが混ざった、まるでちゃんぽんのようなドラマとなっております」とアピール。

誠実で真っすぐな鉄平と、無気力で刹那的な玲央という正反対の2人を演じる神木のことを、斎藤は「神木さんは、キャストだけじゃなくてスタッフの方たちにも常に気を配ってくださって、現場の太陽です」と絶賛。「いろいろなグッズを作ってくださったり、本当に主役として素晴らしくて。爪の垢を煎じて、飲みこそはしないんですけど、煎じたいなと思っています、いつも」と続けた。

「撮影時間より移動時間の方が長いんじゃないか」

端島のセットの再現率が見どころの一つとなっている同作。土屋は「本当に美術さんが素晴らしいと思います。めちゃくちゃリアルで、他のロケーションも、日本ってこんな素晴らしいところがあったんだと再発見できるようなロケーションも多い。めちゃくちゃ遠いんですけど、2時間半かけて行って、そこから5時間かけて移動したりとか、撮影時間より移動時間の方が長いんじゃないかって思うぐらい。ただ、そこに行ったときにはそれ以上の感動があるので、とてもロケには助けてもらっています」と振り返る。

また、神木、杉咲、土屋は、端島で共に育った幼なじみを演じるが、実際にも10代の頃から交流があるという。特に、神木と杉咲は実に7回目の共演になるといい、「僕はあのときから成長はちゃんとしているのでしょうか？」と心配する神木。

杉咲は、「本当に優しいので、自分よりも先に周囲にいる方々にいつも気を配っていて、気を使いすぎて疲れていないかなと心配になるときもあるんですけど、人のために動くことに喜びを感じられる方なのかなというふうに感じたりもしていて、そんなすてきなところは全然変わっていないです」と声を掛けていた。

最後に神木は、「他のキャストの皆さんもそうですし、スタッフさんもそうですし、本当に一生懸命ドラマを作っております。見てくださった方に少しでも『元気が出たな』とか、『背中を少し押してもらえたな』と思ってもらえるような作品にできたらいいなと思っております」と呼び掛けた。