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「貧乏人の子どもと同じ幼稚園は無理!」私を見下す義姉。真実を教え、さらに園長に報告した結果!?

  • 2024.10.8

高収入の夫を持つ義姉は、いつも私たち夫婦を見下してばかり。そんな義姉が、私の娘の通う幼稚園に娘を転園させてきました。

幼稚園に娘を迎えに行くと、よく知る義姉の姿が。義姉は平凡な私たち夫婦を見下して嫌味ばかり言ってくるのですが、いとこ同士である子どもたちは同い年で仲良し。

今後のためにも挨拶くらいはしておいた方が良いかと思い、声をかけてみると……?

義妹のとんでもない要求

私が声をかけると、「まさか、あんたの娘もこの幼稚園に通ってるの!?」と悲鳴じみた声を上げた義姉。

「そ、そんな……うそでしょ……」「あんたみたいな貧乏人の娘と、うちの子が同じクラスになるなんて……」「低レベルな子どもたちと関わらせたくなくて、わざわざ隣町の私立のこの幼稚園を選んだのに!!」

年収3000万の夫を持つ義姉からしたら、たしかに私たち夫婦は貧乏でしょう。しかし、いきなり貧乏人呼ばわりされて、さすがにムッとした私。

そんな私の様子にも気付かず、「県内有数の人気幼稚園だし、英語教育とか体操教室もあるし……」「貧乏人のあんたたちがここの月謝を払えるわけないじゃない!」とまくしたてる義姉。

私たちの住むこの町は補助制度が手厚く、我が家の家計でも娘をこの私立幼稚園に通わせることができているのです。それを説明してもなお、うちの娘がこの幼稚園に通っていることが気に入らないらしい義姉。

「この幼稚園からあんたの娘をとっととやめさせなさい」「退園するってさっさと園長に連絡してきなさいよ」と義姉。私が「そんな無茶苦茶な……」と言うと、「貧乏人が逆らってんじゃないわよ!」と怒鳴りつけられました。

送迎で会うたびに絡んでくる義姉

それから幼稚園の送迎のタイミングで会うたびに、私に絡んでくるようになった義姉。しかも、私との関係性を知られたくないらしく、ほかの人がいないタイミングで話しかけてくるのです。人前では私の挨拶すらも無視する始末……。

「いったいいつになったら幼稚園をやめてくれるのかしら?」「貧乏人の子どもと同じクラスだと、うちの子にどんな影響があるかわからないじゃない?」

もちろん私も娘を退園させる気はありませんでした。だから、義姉に何を言われても右から左に受け流していたのですが……。

1カ月後――。

娘を迎えに来た私を見つけて、「ちょっと!どうしてくれるのよ!」とずんずん近づいてきた義姉。

「あんたの娘のせいでうちの子が『ヤバい』なんて言葉を使うようになったのよ!」「なんでもかんでも『ヤバイ』だけで表現するような子にさせないようにがんばってきたのに!」「どうしてくれるのよ!これ以上うちの子に悪影響を与えないうちに退園してちょうだい!」

うちの娘もたしかに「ヤバい」という言葉は使いますが、先生だってほかの保護者だって言うことはあるでしょう。だからうちの娘だけのせいではないと思うのですが……。

「貧乏人の子どもなんてそこら辺の公園で遊ばせるだけで十分よ!」

「うちの子と同じクラスなんて冗談じゃない!早く転園してよ!」

「この土地の持ち主、知ってる?」

「え?」

娘を理不尽に悪者にされて、私の堪忍袋の緒もついに切れました。義姉とは一応親族関係にありますし、親同士のいざこざはできるだけ起こさないようにと思っていましたが……もう我慢の限界です。

退園するのは……

「この幼稚園の土地、うちの両親のものなんですよ」と、今まで隠してきたことを暴露した私。

もともと、この幼稚園の敷地は狭く、子どもたちは外遊びも満足にできていませんでした。それを見かねた両親が、わが家の所有する土地を使ってくれないかと園長に相談したのです。

もともとは幼稚園に土地を売却するつもりだった両親。しかし、その当時の幼稚園には土地代を払う余裕がなかったため、格安で貸し出すことで話が落ち着いたそう。収益が上がった今、幼稚園側は土地の購入に向けて準備を進めているようです。

「あんたは園の土地の持ち主の娘ってこと……!?」「そんな人とトラブったなんて知られたら、絶対に私が悪者にされるじゃない!」「あ、あの、謝るから、誰にも何も言わないで……そして、できれば許してほしいんだけど……」と義姉。

しかし、私は義姉を許すつもりはありませんでした。「このやりとりはすべてうちの両親と、園長に報告します」とだけ告げて、さっさと娘を連れて帰りました。

その後――。

旦那さん同伴で園長に呼び出された義姉。園長にも旦那さんにもこってり絞られたそうです。

あとからうちの夫に聞いたのですが、前の幼稚園も転園したのではなく、義姉の問題行動により強制退園となっていたのだそう。義姉が他の保護者とトラブルを起こしたり、園の体制にクレームを付けたりと散々なふるまいをしていたそうです。

義姉の夫が必死に頭を下げ、どうにか退園だけは免れた義姉。しかし、退園させない代わりに、1カ月間の奉仕活動を条件として提示されたそう。義姉は広い園庭の草刈りを一人きりですることになったのです。

たまに送迎のときに、キメキメのハイブランドの服を汗でぐっしょり濡らしながら草刈りをしている義姉を見かけます。この奉仕活動を通じて、人を見下すことの愚かさに気付いてもらえたらいいなと思っています。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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