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グラン・パレにカムバック!サプライズが詰まったシャネル2025年春夏プレタポルテコレクション。

  • 2024.10.9

シャネルがグラン・パレに再び、戻ってきた!2024年10月1日、2025年春夏プレタポルテコレクションが、ガブリエル・シャネルの名がエントランスに刻まれた、パリのグラン・パレで開催されたのだ。ガラス張りの身廊天井の下、光に包まれた空間に置かれた開かれた鳥かご。それを取り囲むように公園や庭をイメージして配置された椅子やベンチの前を新作を纏ったモデルたちが優雅に歩いて行く。

1900年のパリ万国博覧会のために建てられたグラン・パレ。シャネルは2005年に中央の身廊を舞台にショーを開催して以来、長年、この場所で新作を発表してきた。2018年以降、メゾンはグラン・パレ・フランス国立武術関連合への寄付基金を通して、その文化と芸術のプログラムの支援を開始。建物の修復と改修をサポートすることを表明し、グラン・パレ本来のデザインの独創性と美しい姿を甦らせる大規模な試みに着手することに。修復プロジェクトにより、かつての輝きを取り戻しつつあるグラン・パレ。2024年4月にはメゾンの創業者への敬意を表して、「ガブリエル・シャネル」の名前が刻まれた身廊のエントランスが完成し、話題を集めた。新たに蘇ったこの場所では、今後、ファインアートやコンテンポラリーアート、ライブなど様々なエンターテイメントのイベントが開催される予定。5年間に渡り継続される取り組みを支援することにより、シャネルはグラン・パレの主要な支援メゾンとなる。その新たな歴史の幕開けを迎えた、パリを象徴する場所で2025年春夏 プレタポルテコレクションのショーを華々しく開催。メゾンが縁のあるグラン・パレに再び舞い戻ってきた今シーズン、シャネルらしい華麗で壮大は世界を披露してくれた。

華麗な動きを賛美するバレエのエッセンス。

繊細さや軽快さ、そして美しい動きを賛美するバレエのエッセンスを感じさせるクリエーションが目を引いた今季。シフォンのケープ、スリットの入ったスカート、透け感のある素材に刺繍を施したシャツドレスなど、ライトな着心地が春夏らしい。さらに色とりどりの羽根がプリントされたトレンチコートやスパンコールやフリンジを施したジーンズなど、心踊るようなピースも見逃せない。

羽ばたく、女性たち!

今季のコレクションは、ガブリエル・シャネルのように社会の厳しい常識や視線から自らを解き放った女性たちへのトリビュートとして捧げられたもの。例えば、女性飛行士を想起させるアビエータージャケットは、フェミニンなピーターパンカラーに。そして、フライトスーツは黒と白のファイユ素材で登場。さらにネクタイ型のインサーションが入ったスーツ、白い襟の付いたユニフォームドレスなど、女性たちを自由に、そして美しく彩ってくれる新作が並ぶ。

メゾンのキーコードを再考。

もちろんスーツやリトル ブラックドレス、ツイードやジャージー、さらにキルティングバッグやバイカラーシューズなど、シャネルが大切にしているキーコードも健在。クリエーション スタジオが手がけた、1日の中で刻々と変わりゆく空の色を着想源にした最新コレクションは、世界中から集まったゲストたちを魅了した。

ショーのフィナーレにはシャネルのブランドアンバサダーであるライリー・キーオがサプライズで降臨。ショー会場のセノグラフィである鳥かごの中に設置されたブランコによられながら、プリンスの名曲「When Doves Cry」を披露。拍手喝采の中、幕閉じた。このパフォーマンスは、90年代ヴァネッサ・パラディが出演したシャネル広告へのオマージュなのだそう。スペシャルなパフォーマンスの模様は動画をチェックして。

 

●問い合わせ先:シャネル カスタマーケア0120-525-519(フリーダイヤル)

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