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店舗数が激減【ほっかほっか亭】、実は○○がおいしすぎる! グルメライターが大量購入する逸品とは?

  • 2024.10.7
店舗数が激減【ほっかほっか亭】、実は○○がおいしすぎる! グルメライターが大量購入する逸品とは?の画像1
「ほっかほっか亭」の店舗外観(写真:サイゾーウーマン)

かつて“ほか弁”の愛称で親しまれ、お弁当チェーンの代表格として人気を集めていた「ほっかほっか亭」。しかし、8月には北海道唯一の店舗であった厚別南店が閉店し、道内から撤退し、閉店も相次いでいる様子。同チェーンの現在を知るべく、グルメライターが店舗を訪れ、その味を確かめてみました。

目次

・【ほっかほっか亭】大量閉店、北海道から撤退
・埼玉県もわずか1店舗のみ……行ってみた
・810円「のりスペシャル」実食!
・大満足! マヨしょうゆは小売店で販売希望

【ほっかほっか亭】閉店続出、北海道からも撤退

株式会社ほっかほっか亭総本部が関西を中心に展開するお弁当チェーン「ほっかほっか亭」。一定以上の年代の人であればテレビで流れていた「ほっかほっか亭♪」というCMソングに聞き覚えがあるのではないでしょうか。

“ほか弁”の愛称で親しまれる同チェーンは、かつては全国に3,300弱の店舗を展開し、お弁当チェーン最大手として君臨していました。しかし、2008年に起きた「ほっともっと」との分裂騒動により、2,000店舗以上が「ほっともっと」へと転換。それ以降、業界最大手となった「ほっともっと」の後塵を拝し続けている状況となっています。

親会社である株式会社ハークスレイが公式サイトで公表している資料によれば、昨年の4月からの全店舗の売り上げは前年比で各月96.9%から103.1%の間と安定した推移を見せている一方で、店舗数は昨年4月時点の880店舗から今年の8月には839店舗と41店も大量閉店しています。

また、8月31日には北海道内最後の店舗となっていた厚別南店が閉店し、道内から完全撤退してしまったことが報じられました。

一方で「ほっかほっか亭」では、50周年を迎える再来年の26年を機として“ほっかほっか亭第二創業”と銘打ち、店舗内外の空きスペース、過去10年分のレシピの有効活用を行ってくれるパートナー企業を募集する“オープンイノベーションプロジェクト”を行っているとか。

また日本経済新聞によれば、25年にはドラッグストアなどの小売店を想定して冷凍弁当を発売。価格は1食250円程度を目指すとのことで、積極的にさまざまな戦略を展開しているようです。

【ほっかほっか亭】埼玉県もわずか1店舗のみ……行ってみた

そんな現在の「ほっかほっか亭」ですが、筆者の住む埼玉県もわずか1店舗のみ。ここ10年ぐらいは同チェーンのお弁当を食べた記憶がないというのが正直なところ。「今の『ほっかほっか亭』ってどんな感じなんだろう……」という疑問を抱いた筆者は、埼玉県内唯一の店舗……ではなく、筆者の住んでいる北部から近い群馬県の店舗を訪れ、その味を確かめてきました。

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「ほっかほっか亭」(写真:サイゾーウーマン)

店舗を訪れると、横にあった大きな看板に「ほっかほっか亭」のロゴを見つけ、無性に懐かしい気持ちになりました。

今回は、ライフスタイルメディア「マカロニ」が2023年に行ったWebアンケート「ほっかほっか亭の人気メニューランキング」で1位に輝いた人気メニュー「のりスペシャル」(810円、税込み)をオーダー。

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店内に掲示されたメニュー(写真:サイゾーウーマン)

筆者のほかには4人ほどお客さんがいたため、少し待ち時間が長くなるのかなと思いましたが、注文してから10分程度で購入することができました。なお、店内には作り置きのお弁当を販売するコーナーも存在。筆者が訪れたのは午後7時過ぎであったため在庫はありませんでしたが、従来通りの注文して待つという形以外の購入も可能なようです。

またネットオーダーにも対応しているようで、待機している間には、ネット注文がされたというアナウンスが何度も響いていました。

【ほっかほっか亭】810円「のりスペシャル」実食!

帰宅後、さっそく購入した「のりスペシャル」を実食。まずは写真でその魅力をお伝えできればと思います。

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購入した「のりスペシャル」の全体像
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ふたを取ったところ(写真:サイゾーウーマン)
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のりご飯。取り分けやすいようにか、のりには切込みが入っていました(写真:サイゾーウーマン)
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のりの下にはおかかが敷かれています(写真:サイゾーウーマン)

12種類もおかずがあってテンションはマックス!

のり弁というとバラエティ豊かなおかずと、おかか味ののりご飯というイメージですが、“スペシャル”とつくだけあって、12種類もおかずがあるのにテンションはマックス。どれから食べようか迷える、という幸せを噛みしめてしまいました。

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白身魚フライと磯部揚げ、卵焼きが入ったエリア(写真:サイゾーウーマン)
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下にはきんぴらとパスタが置かれていました(写真:サイゾーウーマン)
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コロッケと唐揚げ、ソーセージとブロッコリーが置かれたエリア(写真:サイゾーウーマン)
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チリビーンズ、ポテトサラダ、かぼちゃが置かれたエリア(写真:サイゾーウーマン)
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調味料としてマヨしょうゆとオリジナルソースがついていました(写真:サイゾーウーマン)

マヨしょうゆがおいしすぎる!

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のりご飯からトライ(写真:サイゾーウーマン)

熟考のすえ、やはり基本に忠実にのりご飯からトライしました。しょうゆの味が沁みたおかかと、しっとりとしながらもしっかりと風味のあるのりが絶妙な炊き加減の白米に乗っていて、かなりレベルの高い味わいで感動。お弁当チェーンとしての「ほっかほっか亭」の実力を垣間見た気分になりました。

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白見魚フライとのりご飯(写真:サイゾーウーマン)

続いては、白見魚フライとのりご飯の組み合わせにチャレンジ。そのままでも十分おいしかったのですが、添え付けのマヨしょうゆをつけるとさらにそのおいしさがレベルアップ。

「フライにも、サラダにも! 新感覚オリジナルドレッシング」とパッケージに書かれたこのソースは、ちょっと甘め、かつうまみの強いのが特徴。のりご飯と白身魚フライの両者をいい意味でジャンクな味わいに進化させてくれたことで、もりもりとご飯が進んでしまいました。

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当然のことながら、唐揚げにもこのソースは相性が抜群。やっぱりご飯が進みます。(写真:サイゾーウーマン)
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揚げ物にはオリジナルソースとマヨしょうゆの両方(写真:サイゾーウーマン)

揚げ物にはオリジナルソースとマヨしょうゆの両方を試してみましたが、コロッケはオリジナルソースの方が好相性であるように感じました。

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ソーセージとのりご飯(写真:サイゾーウーマン)

ソーセージとのりご飯。子どものころ、勝手に冷蔵庫から持ち出したソーセージをご飯に乗せて、ソーセージ丼を作っていたことを思い出す懐かしい味わいでした。

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ブロッコリーにもマヨしょうゆ(写真:サイゾーウーマン)

サラダにも書かれていたので、ブロッコリーにもマヨしょうゆをトライ。筆者はブロッコリーにすりごまとマヨネーズをかけることが多いのですが、マヨしょうゆがおいしすぎて今後もこれをかけて食べたくなりました。

調べたところ、「ほっかほっか亭」のX公式アカウントが9月10日に、「実は、マヨしょうゆだけを単品で買うこともできます お弁当とは別で、マヨしょうゆを購入するお客様も多いんです♪」と告知している投稿を見つけたので、今度近くに寄ったら大量購入したいと思います!

【ほっかほっか亭】大満足! マヨしょうゆは小売店で販売希望

810円と決して安くはなかったものの、内容的には大満足であった「ほっかほっか亭」の「のりスペシャル」。Webアンケートで1位を取るのも納得の実力でした。

現在、新しい経営戦略を展開している同チェーン。この味が楽しめるようになる日が来るよう、応援したいと思います! あとマヨしょうゆがおいしすぎるので、こちらは「叙々苑のたれ」のような形で、大容量のものをスーパーなどの小売店で販売してくれないでしょうか? 「ほっかほっか亭」さん、なにとぞご検討のほど、よろしくお願いします!

阿左美賢治(ライター)
中学3年生で体重100kgを超え、全盛期の30代前半には200kgを超えた業界最大級の巨漢ライター。焦って低糖質ダイエットを始め、150kgまで減量に成功したものの、近頃は再びリバウンド気味となっている。自宅で低糖質スイーツを作るのが趣味だが、コンビニやスーパーで見かける糖質たっぷりスイーツの誘惑に負けることも多々。

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