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【福井県】恋のパワスポ「かずら橋」を渡って、渓流を望む絶景テラスへ!

  • 2024.10.8

のどかな里山の風景が広がる福井県池田町。ここには恋のパワースポットとして話題の「かずら橋」があり、良縁を引き寄せたい人たちの間で人気急上昇中です。近くには2024年4月にオープンした新スポット「道のオアシス フォーシーズンテラス」もあって、渓流を見下ろすカウンター席での食事やカフェ、マーケットでのショッピングも楽しめます。自然いっぱいの池田町で、話題のスポットやグルメを満喫する時間を過ごしてみませんか。

スリル満点! 恋のパワースポット「かずら橋」

橋の渡り口には、吊り橋を支える大きな柱があり、迫力満点の風景にワクワクします
つる植物を編んだ原始的な橋がかかる、迫力満点の風景にワクワクします

福井県池田町は四方を森に囲まれた自然豊かな町です。池田町のほぼ真ん中にある志津原エリアには、最高地上高60mのメガジップラインがある「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」や“能楽の里”といわれる池田町を象徴する施設「能面美術館」など、多くの観光スポットが点在しています。その志津原エリアで、スリリングな吊り橋渡り体験ができると人気なのが、つる植物「カズラ」でできた「かずら橋」です。

踏み板からのぞく足元の風景や独特の揺れにドキドキします。慌てず、ゆっくりと歩きましょう
踏み板からのぞく足元の風景や独特の揺れにドキドキ。慌てず、ゆっくりと歩きましょう

天然のつるを編み合わせた全長44mの吊り橋が谷川にかかる風景は、まるで昔話の世界のよう。木漏れ日や川のせせらぎの音が心地よく、非日常的な気分に浸れます。渡り始めると、踏み板のすき間の広さにびっくり! 高さは約12mですが、実際よりも高く感じられます。歩くたびにゆらゆらと橋が揺れるのも相まって、スリル満点の体験ができます。

橋のたもとには、水車小屋やそば店、きびだんごが名物の茶屋があります
橋のたもとには、水車小屋やそば店、きびだんごが名物の茶屋があります
足羽川は下流に行くにつれ大きな河川になり、さらに九頭竜川と合流します
足羽川は下流に行くにつれ大きな河川になり、さらに九頭竜川と合流します

「かずら橋」には、橋の上で愛を誓うと幸せになれるといういい伝えがあるそう。橋の上から下を流れる足羽川(あすわがわ)を見ると、二つの川が出合い、ひとつの流れになっているのが見えます。これが恋のパワースポットと言われる由縁なのだとか。いいご縁が結ばれるよう、橋の真ん中でしっかりとパワーをいただきましょう!

■かずら橋(かずらばし)
住所:福井県池田町土合皿尾14-7-1
TEL:0778-44-6878(そばの郷 池田屋)
営業時間:9~17時
定休日:荒天時および冬季(12月上旬~3月下旬)は通行止め
料金:大人300円、小中学生200円

渓流のせせらぎが響く「森と川の遊歩道」

手軽にトレッキング気分が味わえる、全長約4kmの自然歩道
手軽にトレッキング気分が味わえる、全長約4kmの自然歩道
「ふれあい橋」は通行料無料。こちらは比較的揺れが小さく、安心して渡れます。橋の下には、川遊びができる浅瀬があります
「ふれあい橋」は通行料無料。こちらは揺れが小さく、子どもでも安心して渡れます
橋の下には、川遊びができる浅瀬があります
橋の下には川遊びができる浅瀬があります

「かずら橋」のたもとから川岸へ向かう階段を下りると、「森と川の遊歩道」につながります。川岸の斜面から伸びる不思議な形の木々や、透明度の高い川の流れを眺めながら歩いていくと、第二の吊り橋「ふれあい橋」に到着。その先には、後ほどご紹介する、ひと休みにぴったりの「道のオアシス フォーシーズンテラス」もあります。「かずら橋」から「道のオアシス フォーシーズンテラス」まで、遊歩道で片道約20分です。森林浴を楽しみながら散歩してみてはいかがでしょうか。

■森と川の遊歩道(もりとかわのゆうほどう)
住所:福井県池田町志津原~土合皿尾
TEL:0778-44-8060(いけだ農村観光公社)
営業時間:散策自由

■ふれあい橋(ふれあいばし)
住所:福井県池田町志津原(道のオアシス フォーシーズンテラス裏)
TEL:0778-44-8060(いけだ農村観光公社)
営業時間:散策自由
料金:無料

池田町の新スポット「道のオアシス フォーシーズンテラス」

2024年4月にオープンした観光交流施設。福井県の観光情報も入手できます
2024年4月にオープンした観光交流施設。福井県の観光情報も入手できます

「道のオアシス フォーシーズンテラス」は、岐阜県と福井県を結ぶ国道417号沿いにあり、ドライブ途中の休憩にも便利なスポットです。広い敷地内には、足羽川を見下ろすカウンター席や特産品を購入できるマーケット、芝生が生い茂るグリーンパークなど、池田町の食と自然を楽しむ施設が充実。春~秋の週末には、さまざまなキッチンカーも登場し、多彩なグルメが味わえます。

センターハウス内には、足羽川を見下ろす24席のカウンター席があります
足羽川を見下ろすカウンター席を中心に、休憩や食事に利用できる24席の客席があります
屋外のデッキに設けられたカウンター席も素敵
風が吹き抜けるデッキ席も素敵

木の温もりに包まれたセンターハウスには、足羽川を見下ろすカウンター席や、視界いっぱいに広がる森を眺められる屋外のデッキ席があり、休憩だけでも利用することができます。気候のいいシーズンには、デッキ席で心地よい風を感じながら過ごすのもオススメです。

池田町産の美味しいお米と野菜が味わえるフードを提供。定食とカレーは季節ごとに内容が変わります
池田町産のおいしいお米と野菜が味わえるカレーや定食を提供。内容は季節ごとに変わります
池田町産の米から作るグルテンフリーのスイーツも人気。購入したお菓子とドリンクでカフェを楽しむことができます
池田町産の米を使ったスイーツも人気。購入したお菓子とドリンクはイートインも可能です

センターハウスには、地元の加工食品やクラフト商品などを扱うマーケットもあり、おみやげ選びにもぴったり。マーケットでは定食とカレー、ドリンクが注文できるほか、手作りのお弁当や福井県のブランド地鶏「福地鶏」のプリンなどのスイーツも購入できます。カウンター席やデッキ席で絶景を眺めながら、新鮮な地元食材たっぷりの食事やカフェタイムを楽しみましょう。

建物の裏側にあるリバーテラスも人気のお散歩スポット
センターハウスの裏側にあるリバーテラスも人気のお散歩スポットです
隣接するグリーンパークにもウッドデッキがあり、センターハウスとはまた違う風景が楽しめます
隣接するグリーンパークにもウッドデッキがあり、センターハウスとはまた違う風景が楽しめます

センターハウスの周辺にも、四季折々の景色を五感で楽しめるリバーテラスやウッドデッキが設けられています。敷地内をあちこち散策して、お気に入りの景色が見える場所を探したり、芝生広場でピクニックを楽しんだり、思い思いの過ごし方ができます。

■道のオアシス フォーシーズンテラス(みちのおあしす ふぉーしーずんてらす)
住所:福井県今立郡池田町志津原15-1
TEL:0778-44-6060
営業時間:9~17時
定休日:木曜(祝日の場合は営業)

森の中の天然温泉「渓流温泉 冠荘」で日帰り入浴

森を眺める露天風呂も完備。タオルの販売もしているので、手ぶらで気軽に利用できます
森を眺める露天風呂も完備。タオルの販売もしているので手ぶらで気軽に利用できます(露天風呂は天然温泉ではありません)

「道のオアシス フォーシーズンテラス」の向かいには、美肌の湯が自慢の「渓流温泉 冠荘」があり、日帰り入浴ができます。ややとろみのある湯が特徴で、湯冷めしにくく、肌がしっとり潤うと評判です。

■渓流温泉 冠荘(けいりゅうおんせん かんむりそう)
住所:福井県池田町志津原14-17
TEL:0778-44-7755
営業時間:温泉は10~21時(最終受付20時)
定休日:第1・3火曜定休
料金:大人700円、3歳~小学生300円

恋のパワースポット「かずら橋」をはじめ、アクティビティやグルメ、温泉なども楽しめる池田町。岐阜県揖斐川町につながる冠山峠道路の開通により、中京圏からのアクセスもぐっと向上しました。自然のパワーを体感しに、お出かけしてみませんか。

Text:佐藤公美恵
Photo:高橋良典、冠荘

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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