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「大変だよ…」鬼バズり中の健気なインフルエンサー、同情で人気を博したシンパパの本性がクソすぎる!

  • 2024.10.8

自営業の僕には、奥さんの不倫が原因で離婚し、5歳の息子のシンパパになった友人がいます。僕にできることは、そんな彼を陰ながら支えることくらいで……。

離婚してから無気力になってしまった友人。

子どもにはそんな姿を見せられないであろう彼に、自分には弱音を吐いてもいいと僕は伝えます。夕飯を作りに行って一緒に食べるなど、僕なりに彼を支える日々を送っていましたが……。

子どものためを想うなら…

そんな日々から半年後、僕は久しぶりに連絡を取りました。なんと、彼はシンパパインフルエンサーとしてSNSのフォロワーやコメントが増えて、最近バズっているのです!順風満帆な生活を送っているようで僕も安心しました。

しかし、少し心配なことも。どうやら彼は定期的にキャバクラに通っているようなのです。今は息子を一番に考える時期だと思うのですが……。

心配する僕に、彼は息子をないがしろにはしていないと言います。そうは言っても、インフルエンサーとして知名度もあるということを考えれば、行動には気をつけるべきでしょう。僕は、元奥さんの不倫を動画でネタにしていることにも釘を刺しましたが、あまり響いていないようでした。

シンパパインフルエンサーの本当の姿

1週間後、今度は彼から連絡が。検査入院することになったので、息子を預かってほしいと言うのです。シッターさんが風邪をひいてしまい、遠くに住んでいるご両親に頼むこともできないと。そのため、ひとまず明後日まで彼の息子を預かることに……。

2日後、再び彼から連絡がありました。検査が遅れたせいで入院が1日延び、今日は息子を迎えに行けないそうで、もう1泊預かってほしいに頼まれました。

「息子を預かってくれてありがとな!」

「いい子にしてるか?」

そんなことを言ってくる彼に、いい子にしていると僕は答えます。育て方が良かったのだろうと。すると彼は……。

「シンパパは大変だよ」

と謙遜したように言います。その言葉を見て僕の怒りは爆発。僕はこう返信します。

「お前、とんでもない父親だな」

戸惑う彼に、僕は怒りの理由を話し始めました。

実は彼の息子を預かっている間に、彼の元奥さんに偶然会ったのです。そこで、離婚の本当の理由は、元奥さんへの暴力だと知りました。

元奥さんは息子を取り返すために色々と探っているそうで、彼が本当は入院していないことも彼女にはバレていました。なんと、女と旅行中だと言うのです! 僕は、帰ってきたら連絡するようにだけ伝えて彼とのやり取りを終えました。

すべて自業自得

数日後、友人と元奥さんの話し合いが行われます。元奥さんからの条件は、動画で今までのことを訂正すること。できなければ被害届を提出する、というものでした。

どちらにしてもお先真っ暗な彼は、どうにか条件を変更してほしいようです。子どもを置いて出ていった元奥さんが悪いと言い、自分の行いを正当化しています。しかし、元奥さんは彼からの暴力によって命の危機を感じ、逃げ出すしかなかったのです。

彼は、子どもを産んでから元奥さんの性格が変わり、自分のことを二の次にするのが気に食わなかったと言います。しかし、母親が子どもを一番に考えるのは当然。むしろ、父親として彼もそうあるべきだったのです。元奥さんといるうちにそうなれなかった、そして離婚してからも動画でのパフォーマンスとしてしか育児をしなかった彼に、同情の余地はないでしょう。

その後も友人と元奥さんの話し合いは難航し、しびれを切らした元奥さんが彼からの仕打ちをネットですべて暴露。彼のチャンネルやSNSには、アンチコメントが来ているようです。彼は慰謝料や養育費、コラボしていた企業への違約金などの支払いに追われているそうです。一方、元奥さんは息子を取り戻すことができ、ふたりは幸せに暮らしています。

元奥さんをネット上で悪者にして、子どもをネタにお金を稼ぐ。これは父親としてあるまじき姿ですね。後から削除したとしても一度ネットにあげてしまった事は、一生残ってしまうと言います。大きくなった息子さんが目にして傷つく日が来るかもしれません。昨今、いろいろとトラブルが騒がれるデジタルタトゥー。SNSの使い方には注意したいですね。

【取材時期:2024年9月】

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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