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菅田将暉のデビュー作「仮面ライダーW」を全国無料放送、“二人で一人”の仮面ライダーが奇怪な事件の数々に立ち向かう

  • 2024.10.7
「仮面ライダーW」より (C)石森プロ・東映
「仮面ライダーW」より (C)石森プロ・東映

【写真】バイクにまたがる仮面ライダーW

桐山漣と菅田将暉がW主演を務める「仮面ライダーW」(2009年放送、全49話)を、BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて10月8日(火)夜11時より、本作の続編となるアニメ「風都探偵」(2022年放送、全12話)を同日夜11時30分より毎週火曜に連続放送する。本記事では、「仮面ライダーW」の第1話のあらすじや見どころについて紹介していく。

左翔太郎&フィリップのコンビが怪人・ドーパントへ挑む

数ある「仮面ライダー」シリーズの中でも高い人気を誇る本作。放送終了後もコミック、アニメ、映画などで続編が描かれるなどロングヒットを記録している。そんな本作は、鳴海探偵事務所に所属する私立探偵・左翔太郎(桐山漣)と、記憶を消され幽閉されていたところを翔太郎に救われた、特殊能力の持ち主・フィリップ(菅田将暉)が、“二人で一人”の「仮面ライダーW」として活躍する。

物語の舞台は、心地よい風の吹く街・風都。しかし平和なこの街の裏側では、USBメモリ型の特殊なアイテム「ガイアメモリ」を用いて超人的な力を手に入れた怪人「ドーパント」による犯罪が横行していた。

そんな敵に立ち向かうのは、“ハーフボイルド(半人前)”な私立探偵・左翔太郎と、その相棒で少し不思議な雰囲気を持つ魔少年・フィリップのコンビ。2人はドーパントが使うものとは形状の異なるガイアメモリ2本と、ベルト状のアイテム「ダブルドライバー」を駆使して「仮面ライダーW」へ変身し、探偵事務所を訪れる人々の悩みに対処しながら、ドーパントと戦う日々を送っていく。

風の街・風都の真実が明かされる…「仮面ライダーW」第1話あらすじ

大小の風車がところどころで回る暖かな街・風都に、鳴海荘吉(吉川晃司)が経営する鳴海探偵事務所を畳むため、事務所の権利者である娘の亜樹子(山本ひかる)がやって来た。しかし事務所で出会ったのは自称・ハードボイルドなかっこつけ探偵・左翔太郎だった。

そこへ、鳴海探偵事務所へ「1週間前に姿を消した彼氏を探してほしい」と翔太郎の幼馴染の女性が依頼にやってくる。翔太郎と亜樹子がさっそく街へ調査に出ると、風都の街が荒れ、多数のパトカーが出動する様子や、謎の怪物が襲いかかる様子を目撃。そして亜樹子は、翔太郎から“ドーパント”の存在を聞かされる。どうやら街中にばら撒かれたガイアメモリを手にした者が、超人・ドーパントに変身して街を襲っているとのことだった。

2人が探偵事務所に戻ると、何やらぶつぶつと呟きながら考え事をする少年・フィリップ(菅田将暉)と出会う。フィリップは脳内図書館・地球の本棚にキーワードを加え検索することで、あらゆる事象の取得や実践を可能にする、という特殊能力の持ち主。フィリップは今回の事件に関連するキーワードを加え検索をし、失踪事件のヒントを導き出す。そして翔太郎とフィリップの2人は、ガイアメモリを使って「仮面ライダーW」に変身し奇怪な事件に立ち向かっていくのだが――。

デビュー作ながら抜群の演技力を見せる菅田将暉に注目

本作は、菅田の俳優デビュー作として知られている。菅田といえば、2013年には映画「共喰い」で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、2017年には映画「あゝ、荒野」で第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞してきた実力派俳優。そんな菅田は、当時16歳という若さで主演に抜擢され、シリーズ最年少ということでも話題を呼んだ。

以前実施されたインタビューでは、「監督に、“明日からの君たち次第でこの長い歴史が終わるかもしれません”っていきなり仮面ライダーの歴史を背負わされて…」と当時のプレッシャーについて振り返っていた菅田。しかし、作中では表情や目つきの細かい変化や、抑揚をつけたセリフなど抜群の演技力を披露している。

菅田演じるフィリップは、感情に流されず周りの空気も読まない、翔太郎とは真逆の“超マイペース”人物として描かれるが、ストーリーの後半では熱く情にもろい翔太郎に感化され、理屈ではなく感情で行動するように。翔太郎を相棒として認め、絶対的な信頼を寄せる姿に、フィリップの人間としての成長を感じられる作品に仕上がっている。

また、桐山演じる翔太郎との相性も抜群で、2人のコミカルで息ぴったりの掛け合いも見どころの一つだ。

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