1. トップ
  2. 「白」こそ最も大切な色! 歳を重ねたからこそ、白の服を着るべき理由とは

「白」こそ最も大切な色! 歳を重ねたからこそ、白の服を着るべき理由とは

  • 2024.10.7
歳を重ねたからこそ、白の服は着るべき! (C)Deja-Vu/PIXTA(ピクスタ)
歳を重ねたからこそ、白の服は着るべき! (C)Deja-Vu/PIXTA(ピクスタ)

40代に入ると、今まで着ていた服が「なんだか似合わないな…」と急に悩みはじめること、ありませんか? 30代までと同じ服をずっと着続けていても、どうにもしっくり来ない。でも、コーディネートってなかなか難しいし…。

そんなお悩みを解決してくれるのが、パーソナルスタイリストの杉山律子さんです。

「40代からの服は色や形にルールがある」と教えてくれる杉山さんが、誰でもおしゃれになれる垢抜けテクをご紹介。着こなし術を身に着けて、毎日を楽に過ごしましょう!

※本記事は杉山 律子著の書籍『パーソナルスタイリスト直伝 「何を着ても似合わない」を解決するすごい垢抜けテク』から一部抜粋・編集しました。

白の5点セットを持っておく

40代、50代、60代の方のファッションを見てみると、「白」の服を着ている方が少ないように感じます。あえて、避けているようにも思います。

子育てを経験し、汚れがつきやすい白を敬遠しているのかもしれません。洗濯を面倒に感じてしまう方もいるでしょう。

でも、はっきり言わせてください。歳を重ねたからこそ、白の服は着るべきなんです。汚れやすいなどといった理由で白を避けるのは、もったいないです!

「白」こそ、最も大切な色

■ファッションにとって、最も大切な色は何ですか?

私なら、迷うことなく、「白」と答えます。

白は、どんな方にも似合う「万能カラー」です。すべての色と相性がよく、ほかの色を引き立たせますし、明るい印象を与えます。実は、季節も問いません。

とはいえ、どうして白なの?と、取り入れるのに抵抗感もあるでしょう。その気持ち、とてもわかります。大丈夫です。順番に解説していきますね。

白の効果といえば、まずは抜け感です。コーディネートを素敵にまとめてくれますし、くすみを飛ばす役目もあります。例えば、グレーとカーキのような色を合わせると、どこか地味な印象になってしまいますが、そこに白が一つ加われば、一気に垢抜けた印象になります。

トップスに白を取り入れれば、レフ板効果で顔がパッと明るく見えますし、顔に近い首回りやVネックからチラッと白のインナーを見せれば、くすみも回避できます。

どうでしょう?使い勝手のいい白を試してみたくなりませんか?

そこで、提案したいのが、白の5点セット。具体的なアイテムとしては、トップス、ボトムス、バッグ、スニーカー、パンプスです。

コーディネートの失敗で、一番多いのが「色合わせ」。なんとなくうまくまとまらないとき、一つのアイテムを白に替えるだけで、グッと垢抜けることがよくあります。5点をそろえておいて、いざというときに手持ちのアイテムとチェンジしてみてほしいのです。

トップスなら、ボートネックのカットソーや、ハイゲージのニットがいいでしょう。ボトムスは、ぜひ、どんな靴とも合わせやすいワイドパンツで。パンプスは、つま先のとがったデザインのものが使いやすいです。

ちなみに、ハイゲージとは、編み目が細かい素材のニットのこと。着たときに生地がストンと落ちて、きれいめな印象をつくります。

持っておきたい 白の5点セット

■1 トップス

トップスは、体のラインを拾わない、ゆとりのあるもので。なかでもボートネックなら、どんなアクセサリーとも相性◎。

トップスは、体のラインを拾わない、ゆとりのあるもので (C)杉山 律子/KADOKAWA
トップスは、体のラインを拾わない、ゆとりのあるもので (C)杉山 律子/KADOKAWA

■2 ボトムス

ワイドパンツがおすすめ。体型カバーもできて、合わせる靴を選びません。ポリエステル素材なら、オールシーズン使えて便利。

ワイドパンツがおすすめ (C)杉山 律子/KADOKAWA
ワイドパンツがおすすめ (C)杉山 律子/KADOKAWA

■3 バッグ

やわらかい素材のトートバッグがおすすめ。ころんとした舟形なら、おしゃれにまとまります。

やわらかい素材のトートバッグがおすすめ (C)杉山 律子/KADOKAWA
やわらかい素材のトートバッグがおすすめ (C)杉山 律子/KADOKAWA

■4 スニーカー

多色使いではなく、白1色のものがマスト。目立つロゴや飾りのないものが便利です。レザー素材ならお手入れも楽。

多色使いではなく、白1色のものがマスト (C)杉山 律子/KADOKAWA
多色使いではなく、白1色のものがマスト (C)杉山 律子/KADOKAWA

■5 パンプス

飾りのない、シンプルなポインテッドトゥを。ぺたんこでもOK。甲が浅めだと抜け感がプラスされて素敵です。

飾りのない、シンプルなポインテッドトゥを (C)杉山 律子/KADOKAWA
飾りのない、シンプルなポインテッドトゥを (C)杉山 律子/KADOKAWA

著=杉山 律子/『パーソナルスタイリスト直伝 「何を着ても似合わない」を解決するすごい垢抜けテク』

元記事で読む
の記事をもっとみる