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「お願いだから座って!」ジッとしていられない息子…先輩ママからの助言。良い変化があった方法とは?

  • 2024.10.7

当時、息子は生後9カ月。おすわりやハイハイ、つかまり立ちなど、できることが増え、行動範囲が広がってきました。成長をうれしく思う反面、子育てに行き詰りそうになることも。中でも苦痛だったのが食事の時間です。今回は、ジッとしていられなかったわが子の食事に関する体験談をご紹介します。

日に日に活発になってくる息子

離乳食後期に入った生後9カ月ごろ、息子の活発度は日に日に増していきました。自分の意思で移動できるようになり、引き出しやリモコンなど興味のあるものに一直線。行動範囲が広がり、ますます目が離せなくなりました。

この時期で一番大変に感じた日常シーンは、食事の時間でした。体を動かすのが大好きな息子はジッとしているのが大の苦手です。案の定、食事中もイスに座っていられませんでした。

ジッとイスに座っていられない

大人と同じ目線で食べられるよう、ハイチェアに息子を座らせていました。しかし、ジッと座って食べたことは一度もありません! ベルトをしているにもかかわらず、イスの上に立ちたくて抜け出そうとする、ダイニングテーブルを足で蹴るなど体を動かしていないと気がすまない様子です。

「きちんと座ろうね」と何度言ったことか……。残念ながら私の声が届くことはありませんでした。どうすればイスに座って食べてくれるのかが、最大の悩みでした。

ハイチェアからローチェアに変えてみた

先輩ママにもらったアドバイスは、「足置きがあるイスを選ぶ」、あるいは「足が床につくイスを使う」ことでした。そこで床に足がつくタイプの「ローチェア」に座らせてみました。

その結果、なんとある程度ジッとして食べられる時間が増えたのです。足が宙に浮いている状態で食事をしていたことも、食事に集中できない一因だったのかもしれません。

食事中は周りに興味をひくようものを置かない工夫をしました。また、絵本を読むなど、ある程度イスに座っていられる時間もつくるように。なかなか難しいことでしたが、息子なりに少しずつ座っていられる時間が増えたように思います。

※ベビーチェアをを使用するときは、必ず安全ベルトを装着し、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。

著者:田中由惟/女性・主婦。1男1女の母。2人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。

イラスト:sawawa

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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