日本人留学生の平和ボケが酷すぎる！→これが「あるある」だから悲しくなります…【女ひとりカナダ暮らし(12)】

＜日本人留学生の平和ボケが酷すぎる！→これが「あるある」だから悲しくなります…＞女ひとりカナダ暮らし[#12]

海外に旅行や留学に行くとき、気になるのは現地の治安ですよね。
地域差はもちろんありますが、私が住むカナダは世界的に見れば比較的安全な国です。

ただこれは「世界的に見れば」という話で、超安全安心な国である日本と比較すると、留学生相手のプロフェショナルの詐欺集団や窃盗団などがいるというのも事実…！

そのような事情もあり、カナダの語学学校のオリエンテーションでは、留学生が巻き込まれやすい犯罪やその対処法などをアナウンスしている所も多いんです。

私が勤める語学学校では、「自分の貴重品はしっかりと保管しましょう」などの基本的な事だけでなく、留学生がどのように現地で犯罪に巻き込まれてしまうのかなど、イラストなども交えてしっかり教えています。

しかし、そんな話をしているにも関わらず、平和ボケしているな～と感じてしまうのが、日本人の留学生さん達です。

ある日、廊下でこそこそとスマホで何かを調べている日本人の学生さんを発見しました。
少し様子がおかしかったので話を聞くと、どうやら財布を失くしてしまったんだとか。

その日は図書館に行っていたらしいのですが、自分ではどこでなくしたか定かではないらしく、出て来た言葉は「お金はいらないから、財布が戻ってきて欲しい。」でした。

うーん、本人がいいならいいのかもしれないけど…お財布に入っている物はお金だけではないだろうし、そのお金も誰が出してくれたお金なんだろうなぁ…とモヤモヤ。

学校の中でも鞄や財布・電子辞書・タブレットなどを放り出して外に出て行く学生さん達をよく見ますが、こういう事をするのは、9割型（ほぼ100％）日本人です。
街中や人目の多い場所でも、堂々と100ドル札（日本で言う1万円札）を出して数えたりする人もよく見ますが、「ここにお金があるから取りに来て！」と叫んでいるようなものです…。

特に、荷物の管理に関しては本当にひどい事が多く、お昼のショッピングモールのフードコートで、席を取る為にカバンを丸ごとテーブルに置きっぱなしにしていく日本人留学生を見た時は開いた口が塞がりませんでした。

日本人としては「人前でお金を見せない！貴重品を放置しない！」なんて口を酸っぱく言わなければいけないという治安レベルを悲しく感じますが、皆さんも場所や地域を問わず気をつけてくださいね。
念の為ですが、カナダは世界的に見れば安全な国なので、観光にも語学留学にもオススメですよ！

さて次回、私がカナダでどうしても苦手な人達のお話は下の関連記事からチェック！