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【あるある悩み】30歳で結婚するなら、ちょうどいい人と大好きなクズ男どっち!?

  • 2024.10.6
教えてくれたのは……

ファッションプロデューサー

植松晃士さん

辛口だけど愛あるアドバイスは、ときにファッションの枠を超え、ハッピーな人生を摑むカギに!

植松晃士さん「いつもより踏み込んだアドバイスもしちゃうわ」

お悩み1:結婚するにはちょうどいい人とクズ男。30歳で選ぶなら前者ですよね?

彼氏がいなくて焦って始めたマッチングアプリで出会った彼に告白されました。まぁまぁ好きレベルですが、真っ当で優しい人。ただ私の心は体の関係を持っても付き合おうとしないクズ男にあり、前へ進めません。
ペンネーム:とっくりさん(30歳・会社員)

常連M

真っ当で優しい彼とは健全なデートしかしてないんだって。


植松さん

なるほど。まずね、真っ当な彼と、パンツを脱いでから考えてみてください。今、決めることではありません。


常連M

いきなり、冷静に大胆なアドバイス(笑)。


植松さん

だって、その瞬間に「やっぱり違う」と思うかもしれないし、「意外といいかも」になる可能性もある。恋は刺激的なものだし、盛り上がったほうがいいと思うけど、目指しているのは結婚でしょ? 刺激は必要ないし、生理的に嫌でなければ十分に幸せになれるから。街を歩いている素敵なご夫婦や楽しそうな子連れファミリーのスタートだって、「この人しかいないわ!」から始まったとも限らないのが現実。


常連M

恋愛と結婚は違うと考えて、相手を選択して、幸せになっている人もたくさんいるもんね。


植松さん

そうなの。大好きでウキウキして結婚したのに、日々暮らしてみるとボロが見えまくって「違った……」と思うより、ゼロもしくは少しマイナスから始まったほうがいい気がする。そうしたら結婚後は、プラスしかないじゃない?


常連M

うん。大事なのは、生理的に嫌かそうじゃないか、ですよね。


植松さん

そう、これはパンツを脱がなくちゃわからないし、そうすることで自分自身も相手も変わるから、そこからが第二章の始まりよ。脱ぐことを「はしたない」と思っているかもしれないけど、その彼は信用できるわけだし、とっくりさんも付き合っている人はいないわけだし、昭和の中期でもないんだから、なんの問題もないわ。この段階で「パンツ脱ぎ」に対して縛りを設けてると、いろんなことを後悔する気がする。


常連M

クズ男に対しての想いは?


植松さん

ぜひ、あくまでも恋愛のひと枠と気楽にとらえて。自由な恋愛ができるのは今のうちよ。早くも勝手に妄想して悩んでいるみたいだけど、妄想は死ぬまでいくらでもできるし、ある程度大人になったら妄想しかできなくなるんだから(笑)。自由な今、実践しておいて。


【植松マスターの格言】妄想より、まずは実践。結婚相手は、“少し好き”ぐらいがちょうどいい!
植松晃士さん

お悩み2:ゲーム中毒の彼。私との時間を優先して!

付き合って半年の彼が超ゲーマー。なりふり構わず誰かと通信しながらずーっとゲーム。それでも好きなので付き合ってますが、私との時間をもっと大切にしてほしいし、結婚は考えにくい。どうするのが正解?
ペンネーム:imamaさん(26歳・会社員)

植松さん

彼は、人に変に気を遣いすぎないってことでしょ。親の愛情を一身に受けて、幸せに包まれて育ってきたのよ、きっと。だから悪気はなくて、自由主義という彼の個性だし、魅力。これは変えちゃいけないわ。


常連M

でも、彼女としては自分を優先してほしいよね〜。


植松さん

さすがにお出かけしたら、ゲームをするわけにはいかないだろうから、お買い物、動物園、水族館に行くデートに連れ出すとか。でも、まぁ彼はゲームが好きなわけだし、今はそれでも彼のことが好きなんでしょ。だったら、一緒にゲームをするしかないわね。自分のおうちから通信で入り込んで、仲間になるしかないんじゃない?


常連M

彼女がゲームが好きならいいけど、苦手ならつらそう……。


植松さん

つらすぎたら、突然、別れを知らせる“鐘”が頭の中で鳴り響くわよ。だから、その鐘が鳴るまでは、あれやこれや彼に合わせて努力していいと思う。「もう無理」ってなったら、自然に鐘は鳴るから。


常連M

確かに。まだ彼女の鐘は鳴ってない!


植松さん

課金して浪費しているようなら問題だけど、趣味なんだから、否定してはダメ。だって、よく考えてみて。浮気しているより100倍マシよ。毎晩飲み歩いて帰ってこない人に比べたら安心だし。海外では、プロゲーマーを軍に採用しようという動きもあるし、eスポーツで稼いでいる人もいる。もしかしたら、彼がゲームで生計を立てるぐらいの才能を発揮する可能性だってあるんだから。


常連M

結婚した後のことも彼女は考えているみたいだけど。我が家は私も父もゲーマーだけど、母はまったく気にしてない(笑)。


植松さん

そう、勝手にやっているぶんには楽と思えるといいわよね。いずれにしろ、まだ、彼女の中で別れの鐘が鳴っていないわけだし、そもそも「それでも好きなので付き合ってます」って書いてるってことは、これは惚気よ、惚気。鐘が鳴ったらお別れすればいいし、ずっと鳴らなそうなら結婚すればいいと思うわ!


【植松マスターの格言】ゲーム好き&自由主義は彼の魅力。あなたの“鐘”が鳴るまで寄り添って
植松晃士さん「恋愛と結婚を分けて考えると クリアよ!」

撮影/伊藤泰寛 ヘアメイク/松本晃幸 スタイリング/曽我部将人 イラスト/中根ゆたか 取材・文/楢﨑裕美

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