【MLB】世界一目指すド軍にアクシデント…　レジェンド左腕カーショーがPO登板せず、指揮官は「クレイトンの2024年は終了」と明言

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は5日（日本時間6日）、クレイトン・カーショー投手が今季のポストシーズンで登板しないことを明言した。
ドジャースは地区シリーズ第1戦を前に、経験豊富なベテラン左腕を欠いて世界一を目指すことになった。米記者がこのニュースを続々と報じている。

■8月終盤に負傷で再離脱

カーショーはシーズン途中に戦線復帰を果たしたものの、8月30日（同31日）のダイヤモンドバックス戦で左足親指の痛みを訴え緊急降板。翌8月31日（同9月1日）、左親指の骨棘のため負傷者リスト（IL）入りし、その後の状態が心配されていた。
『ロサンゼルスタイムズ』のジャック・ハリス記者は、「クレイトン・カーショーはシーズン終了前に復帰を試みようとした際に、足指の再撮影をして、症状が悪化していたことが判明した」と状況をレポート。また、『USAトゥデイ』のボブ・ナイチンゲール記者はロバーツ監督のコメントを掲載し、「彼の今の身体的に、足とつま先がうまく動かない状態で。実際に悪化している。クレイトンにとって2024年はこれで終了だ」とポストシーズンでの登板を回避することを明かしている。
ドジャースはパドレスとの地区シリーズ第1戦に山本由伸投手が先発するが、経験豊富な左腕を欠いて戦うことになった現状、世界一を目指す戦いで山本にかかる期待も大きい。果たして、プレーオフを勝ち抜いてワールドシリーズを制することができるのか。