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散らかり放題の「子ども部屋」娘と決めた整理整頓の秘訣

  • 2024.10.6

子ども部屋の散らかっている様子を見ると、どう見てもキャパシティーオーバー。片付けられない以上に、しまう場所がないような感じ。物を持ちすぎているのでは?と私たち親の目には見えるのですが、本人は全部が大事らしいのです。こういう機会に身につけさせたいのが、自分にあった物の量。部屋の大きさ、収納のサイズ、自分が管理できる分量など、子どものうちから本人に考えさせるのって大事ですよね。子どもと一緒に物の自分量について考えてみるのはどうでしょうか?※本記事は、個人の感想に基づいたものです。

すべての物を持つことはできない

あれもこれもとっておきたいし、使ってなくても捨てるなんて!という気持ちは誰でも感じますよね。また、今じゃなくてもいいのに買っちゃったとか、お得だからたくさん買っちゃったなんていうこともあるでしょう。

家の大きさや、収納場所のサイズなど、毎日生活しているからわかっているつもりだけど、必要だと思ったとか欲しかったとか、理由をつけて物を家にいれてしまう。

結果、収納する場所がなくて部屋の中にただ置きっ放しになることも。

「物」ってキリがないと思いませんか?自分のことを考えてみてもわかりますよね?

同じような物でもちょっと違うと手に入れたくなるし、消耗品がお買い得になっているとストックがいっぱいあっても買いたくなってしまう。お金に糸目をつけなくていいなら、あれこれ全部を手に入れたい!でも現実は無理ですよね?

手に入れたとしても…

  • 収納するスペースがない
  • たくさんあっても使わない

など、無駄にしてしまうこともあります。

大人もそうだけど、子どもは見るとあれこれ欲しがります。持てる量を考えて、納得して選んで手に入れられるようになる、イコール部屋が散らからないっていうところまで育てるには、どう教えたらいいのでしょうか。

片付けの約束「どこに」と「これだけ」

ママリ

まず散らからない量ってそもそもどのくらいだろうと思いますよね?どうやって決めたらスッキリとした部屋になるのか。ポイントは2つ、「どこに」と「これだけ」。

「どこに」

どうしても欲しい物なら手に入れるのもいい。そのかわり、しまう場所をきちんと決めると散らからないのではないでしょうか。どんなに欲しくて手に入れても、それをきちんとしまう場所(もしくは飾る場所など)がなくて床に置きっ放しという状態では、大切にしているとは言えませんよね?これが欲しいけど、しまう場所はあるのか。なかった場合、空けることはできるのか。

住んでいる家を気軽に変えられない以上、収納にも限度があるんだよってことを実際に子どもに見せて、できることなら物を実際に入れさせてみるといいかもしれません。

「これだけ」

どこにしまうのか決まったら、あとは持つ量の限界を決めておくことが大事です。しまう場所のキャパシティーを考えれば、どのくらい持っていても大丈夫なのかわかると思います。

わが家の場合

ママリ

例えばわが家の子どもの場合。髪ゴムやシュシュなど、たくさん欲しがるし、いただいたりもするけれど一度にいくつも使うわけではありません。せいぜい10個もあれば1週間ローテーションできるのですが、あのデザインが、この色がと気づけば大量に。

そこで、子どもと約束しました。小分けのケース5個分以上に髪ゴムを増やさないと。小分けのケースは100円ショップで購入。最初このケースに入れていったところ、最終的には4つにもなりました。

はじめから余裕がないのもかわいそうなので、ケースを一つ買い足して計五つに。それらをまとめて入れているかごも、元々持っていたものですが100円ショップで買った物で、あつらえたようにピッタリ5つのケースが入りました。

これ以上になる時は、どれかを処分すること。今のところ、約束は守られています。量を限定しているので、買う時も以前より慎重になりました。だって、目先の欲だけで買っても、お気に入りのどれかを処分しなければならないのですから!

そして子どもが髪ゴムのかごを「どこに」おいたかというと、部屋に置いてあるミニドレッサー奥のスペースにうまくおさめることができたのでした。

持ちたい物もあきらめない

ママリ

必要ないから買わないってだけじゃ、毎日の暮らしは楽しくない。持ちたいと思う物を持っていることで幸せを感じられるなら、それだけでその物には価値がある。そういう気持ちも子どもには知っていてもらいたいですよね。

でも受け皿に限界がある以上、どこかで線引きをしなければならない、これもまた事実。基準に照らし合わせて持つ量を考えておくと、家の中もスッキリとたもてるという面も伝えたいですよね。

その基準は以下の2つ。

  • 収納スペースが確保できるか
  • どれだけ入るか

それを越えなければ、持ちたい物もあきらめないですむ場合もあるんです。

自分の持ち物に責任を持ってもらう意味でも、子どもと相談をしながら、雨の日の憂うつを片付けで吹き飛ばしませんか?

著者:ママリ編集部

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