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【小倉・記念日ディナー】価格以上の満足感!凄腕シェフの感動フレンチ(北九州市)

  • 2024.10.5

こんにちは。グルメを中心に福岡の情報をゆるっと発信している『ちひログ』です。

今回は私が最近一番感動した、凄腕シェフが作り上げるフレンチをご紹介します。

記憶に残る極上フレンチ!フランス三ツ星店や東京の名店で腕を磨いたシェフが腕をふるう「児玉製作所(こだませいさくしょ)」(北九州市小倉北区室町)

JR・西小倉駅から徒歩約3分の場所にある『児玉製作所(こだませいさくしょ)』。

2023年6月30日にオープンした、カジュアルな雰囲気でディナーを楽しめるフランス料理店です。

児玉製作所:店内
画像:CHIHIRO

オーナーの児玉シェフは、フランスの三ツ星レストランや、フランスに本店を構える東京・銀座のフレンチレストランなどで腕を磨いてきた凄腕。故郷の福岡に帰って来てからは、調理師学校の講師を務めていたことも。

児玉製作所:児玉シェフ
画像:CHIHIRO

食材のチョイスからすばらしく、香り、味わい、食感……すべてに感動のある、まるで芸術作品のような料理で楽しませてくれます。

価格以上の満足感!おすすめ「おまかせコース」を全品紹介

今回いただいたのは『おまかせコース』(全8品、9,900円 ※内容は季節によって変わります ※2人以上で前日までの要予約 ※テーブルチャージ別途1人300円)。記憶に残る逸品揃いで、価格以上の満足感がありました。

北海道のじゃがいも きたあかりを使用したビシソワーズ

一皿目は、冷製ポタージュ『北海道のじゃがいも きたあかりを使用したビシソワーズ』。

北海道のウニ、甘エビ、いくら、ホタテのタルタルなどで彩られています。

児玉製作所:北海道のじゃがいも きたあかりを使用したビシソワーズ
画像:CHIHIRO ※写真は2人前

やさしい味わいのビシソワーズは、甘エビや濃厚なウニと一緒に、口の中でふわっととろけます。

上にはバジル、ウッディーナッティ、赤紫蘇の新芽、レッドソレルなどのハーブがさわやかなアクセントを加えます。

フランスから取り寄せたキャビアも添えられていて、とても豪華な一皿でした。

児玉製作所:北海道のじゃがいも きたあかりを使用したビシソワーズ
画像:CHIHIRO

真イワシのマリネ パイタルト サラダ仕立て

看板メニュー『真イワシのマリネ パイタルト サラダ仕立て』。

発酵バターを使ったパイの上に、トマトソースと焼きナスを刻んだもの、そして真イワシのマリネが重ねられています。

児玉製作所:真イワシのマリネ パイタルト サラダ仕立て
画像:CHIHIRO

パイのやさしい風味とソースの存在感、そしてイワシのふわっとした食感がたまりません。

シーズンによって構成を変えているそうで、訪れたのは9月上旬の暑い日だったため、長ねぎと茗荷でさっぱりと仕上げられていました。

児玉製作所:真イワシのマリネ パイタルト サラダ仕立て
画像:CHIHIRO

ソースは春菊のペーストを使用。素材の豊かな風味が際立ちます。

児玉製作所:真イワシのマリネ パイタルト サラダ仕立て
画像:CHIHIRO

炙り秋刀魚のリゾット

秋らしさ満点の『炙り秋刀魚のリゾット』。

運ばれてきた瞬間からかぼすのゼストの香りに、心がときめきます。

児玉製作所:炙り秋刀魚のリゾット
画像:CHIHIRO

クリーム、チーズ、胡椒を使用したシンプルなリゾットの上に、オリーブオイルで熟成させて炙った、半生状態の秋刀魚を添えています。

ふわふわっとやわらかな秋刀魚と、風味豊かに仕上げられたリゾットは、感激のおいしさ。

児玉製作所:炙り秋刀魚のリゾット
画像:CHIHIRO

リゾットの内容は、1〜2週間に1度変わるそうです!

北海道産 ホワイトショコラ 白とうもろこしの冷製ポタージュ

『北海道産 ホワイトショコラ 白とうもろこしの冷製ポタージュ』は、糖度は葡萄よりも少し高く、19度以上もあるという白いとうもろこし「ホワイトショコラ」を使用。

児玉製作所:北海道産 ホワイトショコラ 白とうもろこしの冷製ポタージュ
画像:CHIHIRO

砂糖は一切加えず、とうもろこしの甘さを引き出してあり、今までに出会ったことのないおいしさでした。

児玉製作所:北海道産 ホワイトショコラ 白とうもろこしの冷製ポタージュ
画像:CHIHIRO

大人気のメニューですが、こちらはその時だけの旬のおいしさ。時季ごとに、違ったスープが提供されますよ。

アオハタのポワレ

運ばれてきた瞬間の香りもたまらない『アオハタのポワレ』。シャンパンとベルモットのソースでいただきます。

児玉製作所:アオハタのポワレ
画像:CHIHIRO

添えられたチコリや白菜、スナップエンドウの新芽であるピーテンドリルが風味にアクセントを加えます。

児玉製作所:アオハタのポワレ
画像:CHIHIRO

感動したのは、皮目の部分。口へ運ぶとパリッとした食感の中はふわふわホクホクとしていて、新感覚のおいしさ。シェフの腕のすばらしさを感じました。

時間をかけて丁寧に焼き上げることで、この食感を実現しているのだそう。

児玉製作所:アオハタのポワレ
画像:CHIHIRO

ふわっ、パリッ、ホクホクの食感と、焦がしバターの風味、そこに合わせられたソースが相性抜群でした。

和牛赤身フィレ肉のステーキ フォアグラのせロッシーニ風

お肉料理は『和牛赤身フィレ肉のステーキ フォアグラのせロッシーニ風』(+2,500円)。

和牛とフォアグラはどちらもやわらかく仕上げられていて、もはや境界線がわからないほど!

お肉の繊維がほろほろと口の中でほどけていくようなやわらかさでした。

児玉製作所:和牛赤身フィレ肉のステーキフォアグラのせロッシーニ風
画像:CHIHIRO

オーブンでじっくり焼き上げた後に、仕上げにさらに火入れをして香ばしさをプラス。

豊かな風味のトリュフのソースと、トリュフの入ったじゃがいものピューレが、さらに極上で上品な味わいに仕上げます。

児玉製作所:和牛赤身フィレ肉のステーキフォアグラのせロッシーニ風
画像:CHIHIRO

ちなみにコースの合間にやってくるパンはおかわり自由。思わず食べ過ぎてしまうほどのおいしさでした。

児玉製作所:パン
画像:CHIHIRO

いちじくのタルト

デザートは新作の『いちじくのタルト』。お伺いした際はまだ試作中とのことで、少し欲張りサイズでいただきました!

サクッと軽やかなタルト生地の上に、とろけるような甘さのいちじくがたっぷり。上品なクリームもたまらない一品でした。

児玉製作所:いちじくのタルト
画像:CHIHIRO

食後のコーヒーは、『児玉製作所』の「製作所」らしさ満点のマグカップで登場。

オシャレなカップでほっこりした時間を過ごせました。

児玉製作所:コーヒー
画像:CHIHIRO

「最近おいしかったところは?」と聞かれると、必ず「ここ!」と答えてしまう感動のおいしさでした。

ぜひご自分へのご褒美や記念日に、足を運んでみてくださいね。(文/CHIHIRO)


■児玉製作所
住所:福岡県北九州市小倉北区室町2-11-8 リアン西小倉駅
営業時間:17:00〜L.O.22:30
定休日:月曜
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