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【YouTubeで人気の超節約術!】「3000万円貯蓄」という遠いゴール。挫折しないためのもうひとつの目標とは

  • 2024.10.5
長期目標のみ (C)4人家族の主婦ぴーち/KADOKAWA
長期目標のみ (C)4人家族の主婦ぴーち/KADOKAWA

「家族で楽しく」をモットーに、節約を実践する4人家族の主婦ぴーちさん。2年前から始めたYouTubeチャンネルの登録者数は、2024年9月現在、14万人に達しています。

結婚当初「リビングが広いマイホームを買って、子どもは2人ほしいね」と夫婦で語り合ったぴーちさん。しかし夫の浪費癖や、ぴーちさん自身のズボラな性格も影響し、貯金はほぼゼロだったと言います。「こんな夫婦でも無理なく楽しく続けられる節約を!」と模索し、実践すること10年。ぴーちさんは、なんと節約だけで貯蓄3000万円を実現しました。面倒くさがり屋でも続けられたという「楽しく貯まるメソッド」は、食費や光熱費といった日常的な支出の場面でもすぐに活用できるものばかり。

今回はそんなぴーちさんの「超節約術」の一部をご紹介します。

※本記事は4人家族の主婦ぴーち著の書籍『ストレスフリーで楽しく実現! 1年で300万円貯まる超節約術』から一部抜粋・編集しました。

ぴーちさんファミリー (C)4人家族の主婦ぴーち/KADOKAWA
ぴーちさんファミリー (C)4人家族の主婦ぴーち/KADOKAWA

最初に大きな目標を設定し状況に応じて調整

結婚当初、貯金がほぼゼロだった私たち夫婦は子どもの教育費2000万円と老後資金2000万円を40歳までに貯めることを目標に、節約生活を始めました。30代半ばまでの10年間で3000万円貯蓄し、その後4000万円の目標も達成しました。節約生活1年目の月収(手取り)は、夫が22万円でボーナスが50〜60万円、私は21万円でボーナスは33万円。首都圏(東京以外)在住で夫の会社からの家賃補助もあり、支出は月17〜18万円程度、帰省費用や結婚のご祝儀代など特別費は年間40〜50万円。子どもがいない共働きで、1年で340万円貯められました。

節約でまず始めたのが「先取り貯金」。収入があった時点であらかじめ決めた額を貯蓄に回しました。夫の給料を生活費にして、私の給料と2人のボーナスをすべて貯蓄。その後、私が転職して収入が増えましたが、生活レベルは上げずにそのまま全額貯蓄。出産などで収入が減ったときは、家賃を下げる工夫をすることで、貯蓄額をキープしました。収入が増えたら貯蓄額を増やし、収入が減ったら支出を減らしてと、貯蓄額を減らさないように調整してきました。「貯金額=収入-支出」なので、支出を抑えることが節約の大前提です。そして、ある程度の金額を貯めるには共働きは必須。私が出産で仕事を辞めたときは、収入を得るためにすき間時間にメルカリでのせどり(※)などをしていました。稼げる額は少なくても、1カ月、1年で考えると大きな額になります。

人生の貯めどきは4度。①独身時代、②結婚後子どもが生まれるまで、③子どもが3歳頃から中学入学前、④子どもが独立したあとです。わが家は今③です。娘が中学生になったら今のように貯蓄はできないと考え、先回りして教育費を貯めました。ちなみに、今の目標は「60歳までに6000万円」貯めて、60歳で完全リタイアし、夫婦で全国の温泉を巡ることです。

※商品を仕入れ値より高い価格で販売し、差額で利益を出すビジネス。中古品を扱う場合は、古物商許可が必要

2つの目標で達成が現実的に

目標を二つに設定 (C)4人家族の主婦ぴーち/KADOKAWA
目標を二つに設定 (C)4人家族の主婦ぴーち/KADOKAWA

「3000万円貯める」といった長期的な目標だけだと、その遠いゴールに対して節約のモチベーションを保つのが大変。家族旅行などの短期の目標を設定すれば、モチベーションを保ちやすくなります。

※本記事に掲載している商品情報などは、2024年7月現在のものです。また、掲載している制度やサービスなどは変更・終了する場合があります。

著=4人家族の主婦ぴーち/『ストレスフリーで楽しく実現! 1年で300万円貯まる超節約術』

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