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220億円を稼いだトレゼゲ、元妻と7歳息子への養育費未払いで訴えられる 「精神的虐待があった」

  • 2024.10.5
220億円を稼いだトレゼゲ、元妻と7歳息子への養育費未払いで訴えられる 「精神的虐待があった」
220億円を稼いだトレゼゲ、元妻と7歳息子への養育費未払いで訴えられる 「精神的虐待があった」

Text by 井上大輔(編集部)

かつてユヴェントスなどで活躍した元フランス代表FWダヴィド・トレゼゲ。

『El Mundo』によれば、現役時代に1.4億ユーロ(228億円)を稼ぎ出した彼が、元妻から養育費未払いと虐待で訴えられたという。

現在35歳のベレンさんは2012年にトレゼゲと交際をはじめると、2017年に息子が誕生。だが、2022年に2人は破局を迎え、その後、ベレンさんは息子とともにマドリッドに移住した。ベレンさんは昨年8月以降、トレゼゲが息子と暮らすアパートの家賃などを支払っていないと訴えたそう。

「私は彼のアシスタントのようなもので、どこへ行くにも一緒だった。でも、私が息子を妊娠してからは変わった、子供ができると優先順位が変わるので。トレゼゲが有名人であることは間違いないし、彼に従う人も多かった。でも、彼は家庭の中と外で振る舞いが違った。特に試合に負けたとき、優勝を逃したとき、決勝でミスをしたときはそうだった。そのすべてが家庭に大きな影響を与えた、さらにプロとしてのプロジェクトが実現しないこともある。

(トレゼゲはこのような失敗と外泊が重なり、帰宅した際にベレンさんへの口論や侮辱が絶えなくなると、2年前に彼女は息子とともにスペイン移住を決めた)

精神的、言葉による虐待があったが、当時は通報しなかった。彼が送ってきたメッセージのいくつかはまだ持っている。息子と私自身の健康と身体のために、あのままではいられなかった。彼か私か、二者択一だった。

彼は私に仕事をさせてくれず、彼がいなければ、私はレジ係として働いていただろうと、まるで職業を否定するかのように言う。私の自尊心は破壊され、このままでは息子を育てられないと思った。母親として私は選択し、その代償を払うことになった。問題は、その代償を払うのが私ではなく息子だということ。

(最近、トレゼゲは家賃の支払いをやめるつもりだとメッセージで通告。その態度は変わらず、彼女が自分たちを追い込んだ状況を責め、和解を条件に支払いを求めている)

彼は私に戻るように言い、私のディズニー・ライフは終わりだ、これが別居の結果だと。彼が支払いをやめるとは思わなかった。私は路上に放り出されるけれど、息子がとても心配で、こんなことに巻き込むわけにはいかない」

ベレンさんは7歳の息子のためにも元夫を訴えることにしたとのこと。

彼女の弁護士は、「ベレンがトレゼゲと出会ったのは非常に若い頃で、トレゼゲの支配的な性格と相まって、彼女は職業的に成長したり、職業経験を積むことができなかった。それが今、彼女が息子を養うためのまともな仕事に就くことを妨げている原因になっている。少なくとも当面は、このサッカー選手に頼らざるを得ない状況に追い込まれている」と話している。

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