【MLB】ジャッジ＆ソトがヤ軍15年ぶり世界一への切り札「ダイナミックデュオ」　GMはシーズンの活躍に高評価、POに向けては「大暴れを願う」

メジャーリーグは5日（日本時間6日）から地区シリーズが行われる。ア・リーグ東地区を制したヤンキースは、ワイルドカードシリーズを勝ち上がったロイヤルズと顔を合わせる。
3戦先勝となる戦いを勝ち抜くためにヤンキースで期待されるのが今年攻撃をけん引した強打者の存在。ブライアン・キャッシュマンGMは2人の名前を挙げながら、注目選手に言及している。

■2冠のジャッジはMVPも濃厚

今季のヤンキースを支えたのが上位を打った2人のスラッガー。3番のアーロン・ジャッジ外野手は打率.322、58本塁打、144打点と圧巻の活躍で2冠王を獲得し、今季のMVP候補筆頭となる働きぶり。ジャッジの前の2番を打ったフアン・ソト外野手はパドレスから加わったシーズンで、打率.288、41本塁打、109打点を挙げる活躍。ジャッジとともにヤンキース打線を引っ張った。
そんな2人には世界一を目指すプレーオフでも爆発が期待されるなか、MLB公式サイトは「ヤンキースのダイナミックデュオがポストシーズンで波を起こす準備が完了」と題した記事を掲載。注目の2選手として紹介している。
記事内ではキャッシュマンGMのコメントが紹介されており、「とても素晴らしくてダイナミックなコンビだった」とシーズン中のジャッジとソトの働きを称賛。「（ソトは）前評判通りの活躍を見せてくれたし、彼はここにいる選手のなかでもとくにアーロン・ジャッジと組んで攻撃力を向上させてくれた。ポストシーズンでも彼らが大暴れしてくれることを願っている」と発言。ロイヤルズと戦う地区シリーズでもこの両雄がカギを握ってくるとしている。
ヤンキースにとっては2009年以来15年ぶりの世界一奪還へ向けた戦いが始まる。そのなかで、シーズンで躍動したジャッジとソトのコンビが引き続きチームをけん引することができるのか。