【10月14日まで】地酒×駄菓子⁉AIで考案したアリングを楽しむイベントが開催中

生産量の95％を岡山県が占める！“幻の酒米”「雄町」を使った日本酒5種を味わう

「おかやま地酒×駄菓子AI味覚センサーペアリング」では、名前の通り、岡山県の地酒と駄菓子のペアリング体験を楽しめます。

岡山県は日本酒好きの人は知らない人はいないであろう酒米「雄町」の発祥の地。なんと生産量の約95％を岡山県が占めているんだそう。「雄町」は倒れやすく病害虫にも弱いうえに入手しづらいため栽培が難しいとされており、一時は生産量が激減。“幻の米”と呼ばれるように。その後、酒蔵の根強い要望により再び生産量が回復し、近年では広く全国の酒蔵に愛用されています。

さらに、岡山県には人気観光スポット「日本一のだがし売り場」（岡山県瀬戸内市）があることから、地酒×駄菓子の新たな可能性を追求しようと今回のイベントを企画。雄町を使った5種のお酒と、馴染み深い駄菓子のペアリングが登場します。

ペアリングは全5種！AI味覚センサーが導き出した最適な組み合わせ

イベントで楽しめるペアリングは全5種。味博士でOISSY株式会社の鈴木隆一代表取締役社長が開発したAI味覚センサー「レオ」で味の分析や測定を行い、それぞれの地酒に合う駄菓子を導き出しています。

各ペアリングの特長は…

■御膳酒 純米 美作×ブラックサンダー

立ち上がる香りが穏やかで雄町米がもつ旨味や味わいの広がりが楽しめる「美作」は苦みと酸味のバランスが取れた日本酒。これに好相性なのがブラックサンダーです。美作の苦み・酸味とブラックサンダーの甘味・塩味が程よいバランスの組み合わせで、AI味覚センサーによって導き出された相性度は96.2点と高得点！

■大典白菊 純米大吟醸 雄町×ベビースターラーメン

岡山県が誇る「雄町」を50％まで磨き上げ、丹精込めて造られる純米大吟醸酒。柔らかくふくらみのある味わいと心地よい芳香が楽しめます。今回分析した5つの日本酒の中で最も甘味と旨味が強いのが特長で、旨味と塩味がとがったベビースターラーメンと好相性。大典白菊の味わいや香りとマッチして相性度は95.1点となりました。

■燦然 特別純米 雄町×ポテトフライ フライドチキン味

「燦然」はやわらかい甘味と豊かな酸味が口に広がり、酸味で引き締まったあとにふくよかながらも穏やかな甘味が調和する日本酒。甘味が引き立つのが特長の「燦然」には、旨味と塩味が強いポテトフライがおすすめとのこと。相性度は96.8点と高得点です！

■櫻室町 純米吟醸 備前幻×ヤングドーナツ

モンドセレクション3年連続金賞受賞。このほか数々の賞に輝いている雄町100％の純米吟醸酒。ほのかな甘いかおりと旨味が特長的な日本酒です。分析によると、「備前幻」は苦みに特徴のあるお酒で、比較的洋酒に近い味わいがあるといえるそう。甘味が強いヤングドーナツと合わせることでお互いの味わいを引き立てます。相性度は96.5点です。

■独歩 雄町米ラガービール×うまい棒めんたい味

吟醸酒のように精米歩合60％まで磨いた雄町を副原料として使用した贅沢なビールです。雄町の良さを引き出すために日本酒の造りを意識し、通常より低温で発酵後、じっくりと熟成させて作られ、ふくらみのある味わいや旨味が特長です。苦味と酸味が強い雄町米ラガービールには塩味と旨味の強いうまい棒めんたい味が相性抜群！今回の分析で最高得点の98.2点をたたき出しました！

甘い系からしょっぱい系まで…意外な組み合わせで新たな魅力に出会ってみて♡

杜氏の匠の技と、温暖な気候で育った良質な酒米、三大一級河川が運ぶ清らかな水に恵まれた岡山の地酒は、国内外で高く評価されています。

今回のイベントでは、そんな岡山県の地酒の新たな魅力に出会えるかも。甘い系からしょっぱい系まで、意外な組み合わせが楽しめる「地酒×駄菓子」イベントへぜひ足を運んでみては。

■「おかやま地酒×駄菓子AI味覚センサーペアリング」概要

開催期間：2024年9月27日（金）～10月14日（月・祝）
開催場所：とっとり・おかやま新橋館2階ビストロ・カフェ「ももてなし家」
（東京都港区新橋一丁目11番7号新橋センタープレイス）
内容：AI味覚センサー「レオ」を用いて分析したおかやま地酒×駄菓子のペアリング5種を提供。
価格：3種セット1,000円、4種セット1,200円、5種セット1,600円
※雄町米ラガーが入る場合は別途200円かかります。
※熱燗を希望の際は注文時に依頼を。

■「とっとり・おかやま新橋館」公式HP ：https://www.torioka.com/