＜神経わからん＞「2人にしか話せないことがあるの」親友同士で【秘密の会話】をしていたのに！

自分自身の深刻な悩みや家族の悩み、恋愛相談などは、誰にでも話せるものではありませんね。「この人なら大丈夫！」と話す相手を選んで相談する方がほとんどでしょう。今回は友人の秘密を思わぬ形で暴露した友人のエピソードを紹介します。

女子会

私にはA子とB子という気の知れた友人がいて、3人でお出かけしたり女子会を開いたりと親しくしています。

A子とB子とは付き合いも長く、これまでお互いに進行中の恋愛の相談や家族の悩みなど深い話もしてきました。なかなか人には相談できないような内容の話も、2人になら……と信頼を置いて打ち明けられます。

この日は2人と昼から私の家で女子会を開催。お酒を飲みながら、くだらない話をしつつ仲間内の空気を楽しんでいました。

だらだらと楽しく飲み続けた結果、夕方には私とA子は酔っぱらってしまった状態。

お酒が入ったこともあり、A子は「2人にしか話せないこと相談してもいい？」と話し始めました。

A子は自分がいま置かれている恋愛の悩みを打ち明け始めました。A子の相談内容は今後の結婚にも関わるような内容で、私は真剣にA子の話に耳を傾けました。

しばらく話を聞いていて、いつもならあれこれ意見を述べるB子が全然話に入ってこないことを不思議に感じ、B子のほうへ目をやるとそこには衝撃の光景があったんです。

B子はなんと、私たちの会話をスマホでライブ配信していたのです！

すぐさまB子にライブ配信を中断させ「どうしてこんなことをしたの？」と聞くと、B子は「最近ライブ配信始めたから今日もやってみた！」とあっけらかんとしています。

酔っぱらってB子が配信していたことに気がつくのが遅れた私たちにも非があるのかもしれませんが、身内で飲んでいる、それも秘密の会話をしている場面を世界中に配信されるとは微塵も思っていませんでした。

B子に悪気はなかったのでしょうが、反省した様子も見られません。今後も私たちとの会話をライブ配信しかねないため、信頼は一気になくなってしまい距離を置く結果となりました。

【体験者：30代・女性自営業、回答時期：2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。