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「ごめん…もう生まれる」友人と会っていたら、衝撃の一言!まさかの場所で赤ちゃんをとりあげることに

  • 2024.10.5

約7年前、友人の出産に付き添ったときの体験談です。まさかの場所での出産にとても焦りました……。

友人の出産に付き添うことに…

友人が5人目を妊娠していたときのこと。

友人宅へ行った際、陣痛が強くなってきたと言われたので私は陣痛タクシーを呼び、一緒にタクシーに乗りました。途中、友人は「ヒーヒーフー」とかなりつらそうだったので、私は助産師さんに連絡。

産院までもう少しというとき、友人が「生まれそう」と一言。「えー!どうしよう」と思いつつ、「もう少しで着くから頑張って~」と声をかけたのですが……。

えっ、もう生まれちゃう!?

次の瞬間、「ダメだぁ〜」と言って、赤ちゃんがツルっと出てきてしまいました。私が赤ちゃんを取り上げたのですが、どうしていいかわからず慌てていると、友人が「泣かせて〜」と言うので、必死で背中をトントンして泣かせました。

なかなか泣かなかったので一瞬焦りましたが、ちゃんと泣いたのでひと安心。それから産院に着くまでの間、赤ちゃんと友人がへその緒でつながっていたので、どうしようもできず、私はすごい格好で赤ちゃんを抱っこすることに。案の定、筋肉痛になりました。

助産師さんには、「赤ちゃんにタオルをかけてあげたら満点だった」と言われましたが、そんなことを考える余裕もありませんでした。とにかく無事でよかったとひと安心。

友人関係はいまも続いており…

無事に生まれてきたのでよかったのですが、何かあったらと思うと恐ろしいです。タクシーの運転手さんも陣痛タクシーとはいえ、「実際にタクシーで生まれちゃったのは初めて」と言っていました。

その後、友人の夫も駆けつけ、私がいなかったらタクシーで産めなかっただろうと感謝されました。いまも友人関係は続いており、このときの赤ちゃんは小学生になりました。少しずつタクシーで生まれたことを話していますが、もう少し大きくなったらきちんと伝えたいです。

友人の出産に付き添ったところ、タクシーの中で生まれたという本当にありえないような体験でした。出産は、看護師さんや助産師さんがいて、環境が整った中で生まれるのが当たり前だと思っていましたが、「本当に何が起こるかわからないもの」と感じた出来事です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:kazueno/女性・主婦。2人の娘を育てる母。少しずつ自分の時間増えてきたので、パートを始めました。

イラスト:さくら

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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