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鈴鹿央士の演技は「想像を超える」松本穂香が共演の印象を明かす<嘘解きレトリック>

  • 2024.10.5
「嘘解きレトリック」主演の鈴鹿央士と松本穂香 撮影=藤本和史/スタイリスト=渡辺慎也(Koa Hole)/ヘア&メーク=古川なるみ(KOOGEN)(鈴鹿)、大嶋まみ(松本)
「嘘解きレトリック」主演の鈴鹿央士と松本穂香 撮影=藤本和史/スタイリスト=渡辺慎也(Koa Hole)/ヘア&メーク=古川なるみ(KOOGEN)(鈴鹿)、大嶋まみ(松本)

【写真】帽子を着用したレトロな風貌で佇む鈴鹿央士"左右馬"

鈴鹿央士と松本穂香がW主演する月9ドラマ「嘘解(うそと)きレトリック」(毎週月曜夜9:00-9:54※初回15分拡大、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)が10月7日(月)にスタート。鋭い観察眼を持つ貧乏探偵とウソを聞き分ける奇妙な能力者の異色コンビが難事件を解決していく人気コミックが原作。そんな本作に出演する鈴鹿と松本にインタビューを実施した。

クセのある登場人物たち

推理とハッタリの能力が優れている貧乏探偵・祝左右馬を鈴鹿央士、能力のため周囲から気味悪がられていたが左右馬と出会い少しずつ変わっていく左右馬の探偵助手・浦部鹿乃子を松本穂香が演じる。

鈴鹿:左右馬や鹿乃子くんをはじめとした登場人物は、それなりにクセがあって個性的で面白い。この作品の持つ温かさや明るさは、左右馬のキャラクターから出ているところもあるので、ひょうひょうとしながら、でも温かみもある人間として演じたいです。そして鹿乃子くんから見て、いい人に映っていたらいいなと思います。

松本:鹿乃子は人のウソが見抜ける能力を持っているために人と深く関わることができなかったのですが、先生(左右馬)と出会うことで少しずつ自分らしさを認めていきます。最初、ほんわかしたイメージの鈴鹿さんがどんな感じで演じるのか想像できていなかったのですが、想像を超える面白さで。鹿乃子ではないですが、先生を楽しみつつ演じていきたいです。

鈴鹿:松本さんは、僕が悩んでいるところもリードしてくれ、鹿乃子としてその場にきちんといてくださるので本当にありがたいです。一緒にお芝居を作れると安心しています。取りあえず健康には気を付けて頑張っていきましょう!

「嘘解きレトリック」第1話より (C)フジテレビ
「嘘解きレトリック」第1話より (C)フジテレビ

昭和初期設定の衣装やセットにも注目

舞台は昭和初期。衣装やセットも当時を意識して作られている。

松本:衣装、かわいいですよね。

鈴鹿:スーツは生地から作ったのですが、襟や裾などの形が今のものと違っていて細かいところまでこだわっているのがぜいたくです。

松本:私が着ている着物も当時のものになっています。昭和レトロモダンは本当にかわいいです。

鈴鹿:オープンセットで造られた町並みも豪華。一気に物語の世界に入れると思います。

松本:ただ昭和初期という設定でありながらも、話し方とかはあまりとらわれない自由さがある作品で。そこがテンポも良くて好きかも。

鈴鹿:会話はコメディー色が強いので、本気になるシーンはカッコよく真面目でありたいと思っています。コメディーからミステリー、人情的な温かさも詰まっていて、本当に盛りだくさんです。

「嘘解きレトリック」第1話より (C)フジテレビ
「嘘解きレトリック」第1話より (C)フジテレビ

凹凸コンビが誕生

偶然出会った鹿乃子の能力を知り、「たくさんの人の力になれるし、たくさんのお金を稼げる」と探偵助手として誘う左右馬。言葉にウソがないことを知った鹿乃子は、力を生かそうと考え始める…。

松本:出会ったときからマイペースな先生に鹿乃子は翻弄されて、会話がかみ合わない…。その凹凸な感じがすごく面白いです。

鈴鹿:左右馬はいつもマイペースだけど鹿乃子と一緒にいることで気付くこともあって…。いいコンビだと思います。この物語を見ていると、人を信じることの大切さと素晴らしさに気付かされるはず。ドラマを見て温かい気持ちになっていただければと思います。

◆取材・文=玉置晴子

※「月刊ザテレビジョン」2024年11月号より

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