お弁当などで作る機会が多いおにぎり。形はいろいろありますが、三角形に握る方が多いと思います。7月11日放送のテレビ朝日系報道・情報番組『スーパーJチャンネル』で「握らない三角おにぎり」の作り方を紹介していました。大きい焼きのりで巻いた「握らない三角おにぎり」はお店で食べるようなふわっと食感だそう。ご飯を焼きのりに乗せて、焼きのりの角をイチ、ニ、サンと畳むだけ♪簡単に作れるようなので、試してみます。
「握らない三角おにぎり」考案者は、料理研究家の石田よしみさん
『スーパーJチャンネル』でおにぎりの裏ワザを紹介していたのは、料理研究家の石田よしみさん。自身のSNSでは、時短レシピやキッチンライフハックを日々投稿しています。
気象予報士の資格を取得後、民間の気象会社に勤務。気象や季節の変化に応じて、人の体や食の嗜好が変化することを知り、漢方や薬膳といった養生食の研究を続けている方です。
おにぎりはお弁当をはじめ、家族の間食や夜食用などに作ることが多いので、「握らない三角おにぎり」の作り方をマスターしたいと思います!
ご飯を焼きのりに乗せるのがポイント!「握らない三角おにぎり」を作ってみた!
おにぎりの具はお好きなものをご用意くださいね。今回は梅干しとおかかしょうゆで作ってみます。
【材料】(2個分)
温かいご飯…適量 ※今回は200g使用
焼きのり(全判)…1枚
塩…適量
お好きな具…適量
1. 全判の焼きのりを対角線で切ります。
大きい三角形に切り分けます。
2. 大きめに切ったラップの上に焼きのりを逆三角形に置き、塩を少々振ります。
焼きのりを逆三角形に置くことで、ご飯をしっかりと包めるそうです。
3. 焼きのりの下側半分を空け、上側の中央にご飯を乗せます。
焼きのりの下側を空け、上の辺よりもご飯が少し出るように置くのがポイントです。
4. ご飯の上に具を乗せ、具が隠れるようにご飯を適量被せます。
少し厚みが出るようにご飯を乗せるのがポイントです。1個目は梅干しを入れて作ってみます。
5.下側のラップを持ち上げて焼きのりをご飯に貼り付けます。
直接ご飯を握らないので、炊きたてのご飯でも手が熱くなりません♪ラップを持ち上げると焼きのりがご飯にペタッと張り付きました。
6. 左右のラップを持ち上げ、左右の焼きのりもご飯に貼り付けます。
左右、お好きな方から畳んでくださいね。左右のラップを持ち上げて焼きのりを貼り付けると、ご飯が焼きのりで覆われました。おにぎりの下側に焼きのりがすでに張り付いているので、最後はラップの上から軽く押さえて仕上げました。
「握らない三角おにぎり」を初めて作ったので、梅干し入りは、三角というよりも丸みを帯びた三角形になってしまいました。
2個目のおかかおにぎりは、ご飯を乗せた段階で三角形になるようにしゃもじで軽く形を整えてからラップで焼きのりを畳みました。
それでは「握らない三角おにぎり」を実食してみましょう♪
ご飯がふわっと軽い!握っていないのでご飯が口の中ですぐにほぐれる♪
料理研究家の石田よしみさん考案の「握らない三角おにぎり」がこちらです。
2個目に作ったおかかおにぎりは、焼きのりの上に出たご飯の量と、焼きのり部分のバランスがとても良いです♪
握って作るおにぎりよりも、米粒の間に隙間があるように感じます。
ひと口食べてみると、ふわっと軽くてエアリー食感♪おにぎりを食べているというよりも、お茶碗からご飯をひと口食べたような印象。握ってないので、口の中でご飯がすぐにほぐれます。
確かに、おにぎり専門店で食べるようなやさしい食感。いつものおにぎりは、力を込めて握り過ぎていたなと感じるくらいに差がありました。
おにぎりの底は焼きのりで包まれているので、食べている間にご飯がポロッとこぼれることがありません♪
小さい子どもが食べるおにぎりを作る場合は、この包み方をマネしたくなると思います!
ご飯は焼きのりにオン!ペタッと焼きのりを貼り付けるだけでエアリー食感に♪
『スーパーJチャンネル』で紹介していた「握らない三角おにぎり」は、逆三角形の焼きのりにご飯を乗せて、下と左右から焼きのりをご飯に張り付けて作る、覚えておきたい裏ワザレシピでした。
おにぎりは大抵、温かいご飯を握るのでご飯が冷めるのを待ったり、手が熱いのを我慢して握ることが多いのですが、「握らない三角おにぎり」は直接手にご飯を乗せないので、手が熱くなることなくスムーズに作れましたよ。
「握らない三角おにぎり」は「三角おつつみ」と呼びたくなるような、焼きのりにやさしく包まれたご飯っぽい食感のおにぎりになりますよ。
握ったおにぎりと食感が違う!と感じられると思うので、ぜひ作り方をマスターしてみてくださいね。