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【ヤオコー】恒例イベント「大豊洲祭り」とは? 鮮魚コーナーが破格の値段だった!

  • 2024.10.4
【ヤオコー】恒例イベント「大豊洲祭り」とは? 鮮魚コーナーが破格の値段だった!の画像1
(写真:サイゾーウーマン)

関東一円に展開するスーパーマーケットチェーン「ヤオコー」。同チェーンが月1回のペースで実施している定期イベント「大豊洲祭り」にグルメライターが訪れ、そのお得感を確かめてきました。

目次

・【ヤオコー】イベント「大豊洲祭り」とは?
・「大豊洲祭り」特筆するべきはその安さ!
・生さんまなど4点購入!
・「大豊洲祭り」訪れる価値あり!

【ヤオコー】イベント「大豊洲祭り」とは?

株式会社ヤオコーが関東一円に展開するスーパーマーケットチェーン「ヤオコー」。同チェーンの熱烈なファンである筆者ですが、以前から行われていたことを知りつつも、あまり積極的に利用していなかったイベントがありました。それが「大豊洲祭り」です。

以前は「豊洲祭り」という名称であったこの特売は、同チェーンのバイヤーが豊洲市場で選んだ旬の魚介類を直送し、店舗で販売するイベントです。なお、開催日は毎月変わるようなので、チラシで確認するのが懸命です。チラシはヤオコーアプリで確認できますよ。

【ヤオコー】「大豊洲祭り」特筆するべきはその安さ!

かつて筆者も興味を持ち、イベントの日に赴いたことがありましたが、確かにいつもはない魚介類があったものの、価格帯はあまり安くないという印象を抱いたのです。もともと魚介類よりもお肉のほうが好みである筆者は「まあ、お肉でいいかな……」と、足が遠のいていました。

しかし、同じく「ヤオコー」を愛する友人から「大豊洲祭り」がかなりお得であり、楽しみにしているという声をたびたび聞いた筆者は、再び同イベントに向き合い、そのお得感をあらためて確かめることにしました。

「大豊洲祭り」が実施された先月の28日の午後1時ごろ、筆者は「ヤオコー」を訪れました。鮮魚コーナーへ向かうと、「大豊洲祭り」をアピールするパネルがところどころに立っており、店の本気度を感じます。

同イベントといえば、いつもは並ばない珍しい魚が多く並ぶ印象でしたが、あわびなどの販売はあったものの、今回はあじやさば、さんまなどを中心とした比較的スタンダードなラインアップとなっていました。

しかし、特筆するべきはその安さ。かつては1尾100円前後があたりまえであったさんまも近年は1尾300円に届くこともあるほど値上がりしていましたが、このイベントではなんと2尾で321円(税込み、以下同)と、かつてほどではないにしろ近年では破格の値段。

あじも丸々としたサイズの大きいものが3尾で429円など、かなりお得感のある価格で販売されていたのです。テンションが上がった筆者は、4点ほど「大豊洲祭り」の対象となった商品を購入し、ほくほく顔で帰宅することとなりました。

なお、今回は購入しなかったものの、マグロなどが入った「大豊洲祭り」限定の刺身盛り合わせなども陳列されており、こちらも興味を惹かれたため、次回以降の同イベントで購入したいと思います。

【ヤオコー】生さんまなど4点購入!

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今回購入した4点の商品(写真:サイゾーウーマン)

今回購入した商品は、以下の4点です。

・佐賀県産 真あじ 3尾 429円
・日本太平洋沖合北部 生さんま 2尾 321円
・三陸北部沖 生さば(ごま) 429円
・一度も冷凍していない国内産釜揚げしらす 537円

さっそく、それぞれの商品を調理していきます。

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(写真:サイゾーウーマン)

まずは「佐賀県産 真あじ」。丸々と脂ののったフォルムがいかにもおいしそうで、個人的には今回購入した中で最もお得感が強い商品でした。

売り場のパネルにはオススメの調理法として、刺身やフライ、塩焼きが挙げられていたため、ちょうと3尾あったことからそれらを作ることに。

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(写真:サイゾーウーマン)

刺身は、脂の乗りをしっかり感じながらも、臭みはほぼないという新鮮さを感じる仕上がり。久しぶりに魚を捌いて刺身にしたため、ちょっと見た目が悪くなってしまいましたが、味は絶品でした。

なお、売り場には刺身用の切り身になったものが置かれていたほか、店員さんに購入した商品の下ごしらえをしてもらえるサービスもあるので、刺身にする際にはそれらの選択肢を取るほうが無難かもしれません。

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(写真:サイゾーウーマン)

アジフライは、刺身でも食べられる鮮度があることから、比較的さっと火を通すような揚げ方にしました。旨味が強く、ふわふわな食感に仕上がった身は、こちらも一切臭みのなく絶品。

「ヤオコー」の惣菜コーナーに置かれているアジフライもなかなかおいしいため、筆者はよく購入していますが、やはり鮮度のいいものを揚げたてで食べるのが一番だな、と改めて思った次第です。

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(写真:サイゾーウーマン)

塩焼きは内臓を抜き、軽く塩をまぶして魚焼きグリルで焼いただけのシンプルな形で調理。こちらもふわっとした食感に、燻されたような香りがついてたまらないおいしさでした。付け合わせの大根おろしには昆布ポン酢を合わせたのですが、よりストレートにおいしさを感じるべく、醤油にしてもよかったかもしれません(なお、グリルから取る際に皮が破れてしまったため、頭を右にしていますがご容赦ください!)。

生さんま

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(写真:サイゾーウーマン)

続いては「日本太平洋沖合北部 生さんま」。1尾160円程度という安さもさることながら、サイズが大きく、お得感が強い商品でした。

こちらも刺身にトライしようと思ったものの、購入時に店員さんに確認すると「近頃は寄生虫などが多いので、おすすめはしていません」との回答。そのため、今回は塩焼きと梅煮の2品を作ることにしました。

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(写真:サイゾーウーマン)

塩焼きは、上で紹介した真あじや後述するさばと一緒に魚焼きグリルで焼いたのですが、それらに合わせた長めの時間を焼いたため、火が通りすぎてワタが爆発し、おなかに大きな穴が開くという痛恨のミスをしてしまいました。

ワタの苦みが好きな筆者としてはかなり残念な部分もありましたが、身の部分は香ばしく、大根おろしを合わせると箸が止まらなくなるおいしさ。まさに旬の味と言えるでしょう。

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(写真:サイゾーウーマン)

梅煮は、以前大量に買って余っていたカリカリ梅を使って作成。爽やかな梅の酸味とさんまのジューシーな味わいがマッチし、とてもおいしくいただけました。しかし、鮮度がいいがゆえか、さんま特有の匂いが少なく、逆に物足りなく感じてしまう部分も。こうした新鮮なものが手に入った際には、よりシンプルな調理法がいいということかもしれません。

生さば(ごま)

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(写真:サイゾーウーマン)

続いては「三陸北部沖 生さば(ごま)」。切り身がおそらく1尾分となる4切れ入っていました。

普段冷凍の塩さばを食べることが多い筆者は、ちょっと普段の相場がわからなかったため、ヤオコーのネットスーパーで販売されている冷凍の「熟成甘口さば(骨とり)」という商品と比較。こちらは同じく1尾分と思われる量で537円となっていますので、生で鮮度の高い商品がそこより100円以上安いと考えると、こちらもかなりお得感があるのではないでしょうか。

こちらは2切れずつ塩焼きと味噌煮にすることにしました。

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(写真:サイゾーウーマン)

塩焼きは、脂の乘りがすさまじく、噛む度に身のおいしさとジューシーな食感が味わえる一品。今回作った3種類の中で個人的なベストはこちらでした。なお、あじでの反省を活かしてさんまとさばは大根おろしに醤油を合わせたのですが、こちらはかなり脂が強いので、ポン酢の方が好相性でした。味付けって難しい!

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(写真:サイゾーウーマン)

味噌煮はこってりとした味噌のコクと、さばの脂が合わさったタレがかなりレベルの高い味わいで、比較的薄味に仕上げたにもかかわらずしっかりと満足感のあるものに。付け合わせに一緒に煮た長ねぎや生姜までも格段にレベルの高い味わいになり、「素材の力ってすごい……!」と感動してしまいました。

釜揚げしらす」

最後は、「一度も冷凍していない国内産釜揚げしらす」。今回購入した中で最も高価な一品ですが、こちらはコスパというよりも「冷凍してないしらすって普通のものとどのぐらい味が違うんだろう?」という好奇心からついつい購入してしまった商品となります。

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(写真:サイゾーウーマン)

最初にそのまま食べてみたところ、一般的なものよりも、しっとり、かつねっとりとした食感を感じました。

当初は大根おろしとも合わせるつもりでしたが、この食感を活かすのにはお米と食べる方がいいと思い、全量を乗せてゴージャスしらす丼を作成。卵黄やご飯との相性が抜群で、おいしさのあまり一気にかき込んでしまいました。

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(写真:サイゾーウーマン)

【ヤオコー】「大豊洲祭り」訪れる価値あり!

購入した商品すべてがハイレベルな味わいを持っていた「大豊洲祭り」。正直、1回見ただけで足を遠ざけていた自分を説教したい気持ちでいっぱいです。

次回の開催も絶対に行って、お得でおいしい魚介類を沢山ゲットしたいと思います。「ヤオコー」が近くにある読者の皆さんも、ぜひ一度このイベントを訪れてみてくださいね!

阿左美賢治(ライター)
中学3年生で体重100kgを超え、全盛期の30代前半には200kgを超えた業界最大級の巨漢ライター。焦って低糖質ダイエットを始め、150kgまで減量に成功したものの、近頃は再びリバウンド気味となっている。自宅で低糖質スイーツを作るのが趣味だが、コンビニやスーパーで見かける糖質たっぷりスイーツの誘惑に負けることも多々。

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