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昔話「桃太郎」の舞台は岡山県ではなく山梨県だった!?猿橋で有名な大月市に伝わる伝説とは!【編集部ブログ】

  • 2024.10.4

TABIZINE編集部員が、取材先やプライベートで気になった小ネタをお届けする編集部ブログ。日本の昔話『桃太郎』といえば岡山県がまず頭に思い浮かびますが、実はほかにも国内各地に伝承があります。今回は山梨県大月市に伝わる「大月桃太郎伝説」についてご紹介します。

大月桃太郎伝説とは?

こんにちは、TABIZINE編集部の土田です。

誰もが知る日本の昔話『桃太郎』。悪さを働く悪鬼たちを懲らしめるために、桃から生まれた桃太郎が鬼の本拠地である鬼ヶ島へ乗り込んでいく、というストーリーでおなじみです。

そんな桃太郎といえば岡山県の伝承がとても有名ですが、以前、山梨県の大月市に訪れた際に「大月桃太郎伝説」という伝承を耳にしました。それに「桃太郎が活躍したのは実は大月だった」という話も……!? 一体どいうことなのか調べてみました!

昔むかし、大月に流れる川「桂川」でおばあさんが洗濯をしていると、川上から大きな桃の実が流れてきたのを発見。

その桃から生まれた子どもが「桃太郎」。立派に育った桃太郎は、岩殿山を根城にし、里の人々を苦しませていた赤鬼を退治するべく、旅に出発します。

鬼退治へ向かう道中にて「犬目」でイヌ、「鳥沢」でキジ、「猿橋」サルをきび団子で仲間にし、桃太郎一行は鬼の本拠地へ。

激闘の末、鬼を撃退することができた桃太郎一行! 攻撃に耐えかねた鬼は逃亡し、徳巌山に足をかけて股が裂けてしまいました。

以上が、大月桃太郎伝説のあらすじです。地域によって少し異なるかも知れませんが、大筋はなじみのある物語ですね。

猿橋

伝説や言い伝えは不確かなことが多いときもありますが、大月市周辺では桃太郎伝説にまつわる場所が現存していることも。

例えば、桃太郎一行が出会った「犬目(上野原市)」「鳥沢」「猿橋」は、かねてからの地名やスポットとしてあります。

猿橋の下には清らかに流れる桂川も。この川を「どんぶらこ、どんぶらこ」と、大きな桃がおばあさんのもとへ流されていったのかもしれません。

桃太郎にまつわるお土産も!

桃太郎に関するスポットのほか、大月市には桃太郎にまつわるお土産もあります。

大月市に本社を構える納豆製造の老舗・富士納豆製造所は、伝説をもとにした「桃太郎納豆」を販売。

爽やかな風味の「桃しょうゆ味」のほか、鬼をイメージしたパンチのある「スパイスカレー/しょうが・マスタード味」も(各 2個パック×4 税込 2,350円)。

筆者が訪れた猿橋にちなんだクッキー「猿橋さるッキー(税込 150円)」も人気の商品で、入荷するとすぐに売り切れてしまうのだとか!

現地へ訪れたらぜひともチェックしておきたいお土産です。

日本各地には様々な伝説がたくさん!

いかがでしたか? 今回は大月市に伝わる「大月桃太郎伝説」について紹介しました。桃太郎だけでなく、昔話の言い伝えなどは日本各地にあるもの。意外にも旅先で地元の伝承と似たものを見つけることも! よーく見てみることで新たな発見があるかもしれません。

[Photo by 土田洋祐&Shutterstock&PR TIMES]

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