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非日常感を味わえる!世界のBESTサファリ7選

  • 2024.10.4

広大な土地で野生の息吹を身近に感じる旅は、忘れられない体験になるはず。

courtesy lepogo

北部リンポポ州にあるレポゴ・ロッジは、最大都市ヨハネスブルグからの交通の便も良い、約12万エーカー(約486平方キロメートル)のラパララ自然保護区内にある施設。パララ川沿いの崖の上に建てられたノカ・キャンプは、“ビッグ・ファイブ”を観察するためのさまざまな機会を提供している。

慈善団体が運営するこの施設では、「ゲーム・ドライブ」(ゲームは「動物、狩猟の獲物」の意味)が楽しめるほか、一晩屋外で眠る勇気があれば、きっと一生忘れられない体験をすることができる。そのほかにも、鉄器時代の集落を訪れたり、先史時代にブッシュマンが描いた岩絵を見に行ったり、環境保全のための活動を手伝ったりすることができる。

5棟のヴィラは、それぞれを結ぶ歩道の上に設置されたソーラーパネルにより、必要なエネルギーをすべて自ら賄うオフグリッドの設計を採用。施設があげる利益はすべて、地元コミュニティ、または動物保護のためのプロジェクトに利用されている。

RalucaHotupan

動植物の固有種が多いことで知られるマダガスカル。アンダジブ=マンタディア国立公園内には、何種類かのキツネザルや珍しいリクガメ、ヤモリ、カメレオンなどが生息している。

また、イフォタカ周辺の森林地区を訪れ、日が落ちるのを待ってガイドと一緒に森に入れば、アイアイのほか、マングースの近縁種で猫のようなルックスのフォッサなど、夜行性の動物たちに出会うことができる。

nicolamargaret

アフリカで最も多くの野生動物が生息しているタンザニア。国立公園や動物保護区には、約12万頭のゾウや16万頭余りのスイギュウ、2000頭ほどのサイがいるという。セレンゲティ国立公園に広がる草原から点在する岩山を、4WDや熱気球で巡るツアーも催行されている。

旅の締めくくりには、インド洋の沖合に浮かぶ島、ザンジバルを訪れたい。明るい日差しが降り注ぐビーチは、休息とリラクセーションのための理想的な場所。

courtesy time + tide

ザンビア東部にあるサウス・ルアングワ国立公園内の集落、ムフウェに建てられたタイム・アンド・タイムのムチェンジャ・キャンプは、首都ルサカから飛行機で約1時間の距離にある。

ルアングワ川のほとりに並ぶ5棟のロッジでは、カバのうなり声を聞き、日光浴するワニや、木の枝葉や種を食べるゾウの群れを見ることができる。また、手つかずの自然のなかにつくられ、歩いて野生動物を見て回る「ウォーキング・サファリ」を体験できるこの公園では、生い茂るタマリンドやコクタン、バオバブの木々の枝で休むヒョウや、たわむれるヒヒたちの姿も見られる。

ガイドと一緒に涼しい朝のうちに出発すれば、450種以上がいるという野鳥の声を聞き、インパラやシマウマ、ヌー、キリン、ライオンやチーターなどの姿を見つけることもできるそう。

宿泊料金の5%は施設が運営する財団を通じて、自然保護活動と地元コミュニティの支援に寄付されている。

James Warwick

インド中部にあるバンダウガル国立公園のジャングルでは、3泊から利用できるツリーハウスに滞在し、4WDのジープでベンガルトラやナマケグマなどを見て回るゲーム・ドライブへ。

そこから北へ向かい、ペンチ・トラ保護区に入れば、イギリスの小説家ラドヤード・キプリングの『ジャングル・ブック』にインスピレーションを得たというエコフレンドリーなジャムタラ・ウィルダネス・キャンプで、走り回るジャッカルや飛び跳ねるサルたちの姿を見ることができる。サトプラ国立公園にあるレニー・パニ・ジャングル・ロッジも、ぜひ訪れてみたい施設。

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