子連れで外出すると「暑いのにかわいそう」と言われた夏。旅行中も話しかけられ…まさかの展開に驚がく

最高気温が35℃以上の猛暑日が続いた今年の夏。生後6カ月の息子を連れてスーパーに行くと、おばさんやおばあちゃんから「暑いのに赤ちゃんがかわいそう」「外に出ちゃダメよ」「早く帰りなさい」と声をかけられました。そして、旅行先でも話しかけられ……。

今年の夏は子連れで外に出れば、「暑いのに赤ちゃんがかわいそう」などと話しかけられることがしばしば。心配してのことだとは重々承知なのですが、あまりに言われるので少ししんどくなっていました。

そして、お盆に家族3人で旅行へ行ったとき。旅先の駅に着いてエレベーターを待っていると、おばあちゃんが「まぁ暑いなか大変ね」と話しかけてきました。旅先でも何か注意されるのかと構えていたら、「かわいいわねぇ。おばあちゃん目線でいいかしら」と夫に向けてひと言。

「赤ちゃんはもちろんだけど、奥さんの体調を一番大切にしてあげてね。奥さんが倒れたら、みんな倒れてしまうのよ！楽しんでね」と言ってくださったのです。見知らぬ私の体調を心配し、それを夫に伝えてくれた方は初めてで、とても心が温かくなりました。

外で赤ちゃんを見かけると、ついつい赤ちゃんに目がいってしまいますが、母になってお母さんの大変さがわかりました。私も歳をとったら、こういう優しい言葉をかけたいなと思います。

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今年の夏は猛暑日が続き、赤ちゃんとの外出では気を遣うことも多かったかと思います。心配になって声をかける人も多いのかもしれませんが、せっかくならママたちがポジティブになれる言葉をかけたいですね。

著者：成瀬梨乃／30代女性・会社員。6カ月の息子を育てる母。現在産休中。

イラスト：さくら

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年9月）

ベビーカレンダー編集部