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“ゴルフ女子”元SKE48・山内鈴蘭&なみきがラウンドレポーターを務める新番組「ゴルフシンデレラ」が10月にスタート

  • 2024.10.4
「ゴルフシンデレラ」にてラウンドレポーターを務める山内鈴蘭&なみき 撮影=宮川朋久
「ゴルフシンデレラ」にてラウンドレポーターを務める山内鈴蘭&なみき 撮影=宮川朋久

【写真】あごの下に手を置いてかわいくポーズをとる山内鈴蘭と、山内の肩に手を置いて笑顔を見せるなみき

未来の女子プロを目指すアマチュアゴルファーやゴルフの腕に自信のあるタレントたちが100万円の優勝賞金争奪をかけ、9ホールストロークプレーで真剣勝負を繰り広げる新番組「ゴルフシンデレラ」が、BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて10月5日(土)20時から放送をスタートする。同番組のラウンドリポーターに就任したのは、山内鈴蘭となみきの2人。山内は元SKE48で、9歳の時に始めたゴルフのベストスコアは72。なみきは2021年度PGAアンバサダーを務めた経験もあり、ベストスコアは89。それぞれがYouTubeチャンネル「鈴蘭ゴルフチャンネル」「なみきゴルフ」を開設しており、ゲストを招いての対決などをおこなっている。そんなゴルフ愛の強い2人に、新番組の見どころやゴルフの魅力などを語ってもらった。

山内鈴蘭「私たちもこの番組を通して成長させてもらえたら」

――お2人は以前お互いのYouTubeチャンネルで対決もされていましたが、今回一緒に番組に出演されることになったお気持ちを教えてください。

山内:素直に嬉しいです。今年3月に開催された「ジャパンゴルフフェア2024」という日本で一番大きなイベントで、アンバサダーをやらせていただいた時に、なみきちゃんとは毎日一緒にいて、そこから仲良くなりました。

なみき:それきっかけでプライベートでもご飯に行ったり、仲良くさせていただいています。なので、私もこの番組を一緒にできるのがすごく嬉しいです。YouTubeチャンネルで共演した時も言っていたんですけど、これまであまり共演する機会がなかったんです。

――“不仲説”があるんじゃないかとも言われていましたね。

山内:そうそう(笑)。私たち、2人で“Sサイズ”っていうチームを組んでいるのですが、背丈も同じくらいだし、自分で言うのもあれですけど、雰囲気もかわいらしいので(笑)。

なみき:自分で言う?(笑)

山内:言っちゃう(笑)。ちっちゃくて、同じようなイメージがあるから、ゴルフ業界で一緒にお仕事をするのは難しいのかな(?)って思っていたんです。でも今回一緒にできることになったので、なみきちゃんにしか出せない良さと私にしか出せない良さがあるんじゃないかと思うので、回ごとにそれを見つけていきたいです。

――共演していく中で、それぞれの役割も見つかりそうですね。

なみき:そういう意味では、らんらん(山内)はちっちゃい頃からゴルフをやっていて歴も長いので、私よりも詳しいことが多いと思いますし、どちらかというと私は初心者とか中級者くらいの視点からしか話せなので、自然と差別化できると思います。

山内:(2人で)チームだと思っているので、お互い気づいたことがあったら、私たちもこの番組を通して成長させてもらえたらと思います。楽しんでやっていきたいですけど、“ラウンドレポーター”という役目もあるので、そこもしっかりと果たしていきたいですね。

山内:実際に、毎週末行われる女子プロの試合を観ていると、女子プロの方が解説されていたりして、そのお話がすごく勉強になるんです。私たちはまだまだアマチュア寄りの考えしか持っていないので、プロの方のような解説はできないですが、いろいろ学びながら磨きをかけて、より多くの視聴者の方に届くようにしたいなと思いますね。

――「ゴルフシンデレラ」では、プロを目指す方や腕に自信のある方が出演しますが、この番組がきっかけでプロの世界に羽ばたいていく方も出てくるかもしれませんね。

山内:プロゴルファーという職業は人気も一緒に伴うので、「マイナビネクストヒロインツアー」というプロを目指す人たちが出場するツアーもあるんですけど、人気があるかどうかで出場の有無が決まる世界もあるので、この番組を含め、メディアに出る意味も皆さん考えられていると思うんです。

なみき:その人となりみたいなものを知ってもらうことも重要ですから。

山内:そうですね。自分をどう見せるか、どう見てもらいたいか、というのもすごく大切なポイントだと思います。私たちもSNSをやらせてもらっているからこそ、選手のそういう部分も私たちなりの引き出し方ができるのかなって思います。

競技方法は日本であまり取り入れられていない“ツームストーン方式”

――山内さんは小さい頃からゴルフを続けられていますが、最近はゴルフを始める若い女性の方も多くなってきているのでしょうか。

なみき:コロナ禍明けくらいからかな? ゴルフを始める女性の方が増えていると感じています。

山内:そういう方たちに「ゴルフシンデレラ」を見てもらって、プロを目指すきっかけになってくれたりしたら嬉しいですね。

なみき:ただ、この番組でのルールが普通の試合とは違うんです。“ツームストーン方式”という日本ではあまりやっていない競技方法なんです。

山内:9ホール対決なんですけど、36ストローク以上打ったら脱落っていう厳しいルールなんです。9ホールのパープレーが“36”なので、パープレーがマストなんですよ。プレッシャーもあると思いますけど、すごくいい企画だなって。

山内:プロを目指す方に「アンダーで回るのを見てみたい」というのは皆さんが期待されるところだと思うので、整えてきてもらうことも大事なんじゃないかなって思うんです。新しいルールにワクワクしています。

なみき:めっちゃ楽しみ! 賞金もかかってますからね。

山内:私たちもこの方式で回ってみたいよね。

なみき:うん、私たちアマチュアだとどういった形になるのか気になる(笑)。

「ゴルフシンデレラ」にてラウンドレポーターを務める山内鈴蘭&なみき 撮影=宮川朋久
「ゴルフシンデレラ」にてラウンドレポーターを務める山内鈴蘭&なみき 撮影=宮川朋久

なみき「視聴者の皆さんに近い視点でラウンドレポートができたら」

――山内さんは6月にベストスコアを75から72に更新されたそうですね。

山内:ずっと目標にしていたパープレー(72)を21年目で達成できました。21年もかかりましたよ。ゴルフは奥が深いです。ベストスコアは更新できましたけど、コンスタントに72を出せるわけではないので、プロの皆さんがどういう視点でプレーされているのが気になります。

なみき:「ゴルフシンデレラ」では、そういった高いレベルの方たちの視点も分かりそうですね。

――なみきさんは、どういったところにご自身の目標を置いていますか?

なみき:私も少しずつでもいいので、ベストスコアを更新していけたらいいなと思っています。あと、私は飛距離があまり出ないんです。らんらんは同じくらいの背丈だけど飛距離が出るので、私は今、“ショートゲームのなみき”になるように頑張っています(笑)。アプローチやパターをしっかり練習して。

山内:それ、大事!パリオリンピックで山下美夢有選手が4位だったんですけど、世界基準って“飛距離”って言われているんですよ。女性でも280、290(ヤード)飛ばしてくる選手が多い中、山下選手は230とか240くらいなんです。でも、上位に食い込めるのは“フェアウェイキープ”だと言われていて、いかに良いラインからセカンドが打てるかっていうことを、山下選手は重視されているんです。それぞれの選手が、何を重視しているかというのを今回のオリンピックを見ていて学びました。それぞれ何を重視してプレーしているのかをこの番組で分かったら嬉しいなって思っています。

なみき:男子プロの松山英樹プロもオリンピックで銅メダルをとられていましたけど、ドライバーで持たずにウッドで攻めたりしていたので、男子も飛距離だけじゃないっていうのは見ていて感じました。

――最後に、今回の放送を楽しみにされている方にメッセージをお願いします。

なみき:私はゴルフを始めた時はゴルフの知識ゼロでした。なので、視聴者の皆さん、アマチュアの皆さんに近い視点でラウンドレポートができたらいいなと思っています。プロっぽいことは言えないですが、プロの特性だったり素の部分とかを出していけるようにレポートできればと思っています。

山内:プロを目指す方が出演されるので、競技ゴルファーとか、90切り、80切りと、レベルアップを目指す方に見てもらいたいと思います。その中で、なみきちゃんの視点だったり、アマチュアゴルファーに寄り添えるのは私たちの強みだと思いますので、レベルアップ目指すゴルファーに見てもらいたいです。あとは、これから活躍する選手を見つけたいという人も楽しめると思います。

◆取材・文=田中隆信

「ゴルフシンデレラ」にてラウンドレポーターを務める山内鈴蘭&なみき 撮影=宮川朋久
「ゴルフシンデレラ」にてラウンドレポーターを務める山内鈴蘭&なみき 撮影=宮川朋久
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