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【おとなのソロ部】「銀座朝食ラボ」の小鉢で楽しむビュッフェモーニング

  • 2024.10.5

「職人の技が光る、こだわり小鉢ビュッフェ」をコンセプトに、料理人が一品一品手作りしたメニューを朝食とランチで味わえる「銀座朝食ラボ(ぎんざちょうしょくらぼ)」。宿泊客に旅の思い出になる朝食体験をしてほしいと始まったビュッフェは、そのおいしさと映える美しさが評判になり、ビジター客も多く訪れるように。ひとりでの利用も3割ほどなのでソロでの食事にピッタリのお店。今回は、人気の食べ放題ビュッフェを時間内で満喫するために、”3周で楽しめる”50分プランのおすすめの利用法をご紹介します。

ホテルの2階だからひとりでも入りやすい

るるぶ&more.編集部

「銀座朝食ラボ」があるのは、訪日外国人観光客にも人気の「ホテルミュッセ銀座名鉄」。和洋中を知り尽くした料理人による絶品料理が並ぶビュッフェが人気で、朝の時間帯はもちろん、同じメニューをランチタイムに楽しむこともできます。朝食は50分プラン、ランチは50分プランと90分プランから選べます(土・日曜、祝日のランチは90分プランのみ)。

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天井が高くモダンなインテリアの店内には、二人掛けのテーブル、大テーブル、そしてカウンター席があります。

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6席あるカウンターは大きな窓に面しているので、明るく開放感たっぷり。各席のスペースも十分に取ってあり、ゆったりくつろいで食事を楽しめますよ。

ソロおすすめPoint
カウンター席があり、ひとりでも気軽に利用できます。パーテーションで仕切られているので、自分のスペースもしっかり確保できます。

1周目:9升トレイで映える小鉢料理

るるぶ&more.編集部

「銀座朝食ラボ」の最大の特徴は小鉢料理。1周目は、9つの升に分かれたトレイに好きな小鉢を乗せていきましょう。

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小鉢メニューは季節ごとに内容が替わる14種類。旬の食材を使った和洋中、冷菜と温菜が揃い、バリエーションが豊富です。小鉢に入っていることでそれぞれの料理の味が混ざらないので、本来の味を楽しめるという利点もあります。

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パリパリとした食感の花レンコンが華やかな「柚子胡椒のおから いなり包み」や白と黒の胡麻豆腐をトウモロコシのすりながしと味わう「二彩胡麻豆腐~玉蜀黍(とうもろこし)のすりながし」をはじめ、小鉢はどれも彩り豊かで見た目にも美しく仕上げられています。

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冷菜はすでに小鉢で用意されていますが、温菜は保温調理器から自分で小鉢に盛り付けます。秋メニューでは大ぶりのエビとなめらかな卵が入ったピリ辛な「海老チリとふわふわ卵」やSDGsの観点からパンの一部を中華あんかけに仕立てた「御麩的中華旨煮」などがあり、温かいものを楽しめるのがうれしいですね。

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9升トレイをテーブルに置いたら、ライブキッチンへ。テーブル番号の書いてある札を回収BOXに入れて、国産銘柄豚の「黄金出汁しゃぶしゃぶ」をオーダーします。

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メインとなる肉料理は、朝でもさっぱり食べられるようにと「しゃぶしゃぶ」になったそう。オーダーを受けてから職人がかつおと昆布を合わせた自家製の「黄金出汁」で湯がき、できたてをテーブルまで持ってきてくれます。

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ドリンクはお茶やコーヒー、ジュースから選べます。カウンターで好きなドリンクを取ったら、さっそくいただきます!

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こちらは、「まるで鮪の酢味噌和え」。一見マグロの刺身のようですが、実はこんにゃく。生魚が苦手な人やヴィーガンの人への配慮もされているひと品です。

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「黄金出汁しゃぶしゃぶ」は具材の豚肉やネギはもちろん、豚のうま味が溶け出しただしスープもおいしく飲み干してしまうほどでした。

ソロおすすめPoint
ぜいたくな一人の朝食時間はおいしい食事に集中したいもの。「銀座朝食ラボ」のビュッフェは小鉢なので、9升トレイにのせるだけで簡単に映える盛り付けに。短時間で素敵な写真を撮って、残りの時間を食事にかけることができます。

2周目:おかわりトレイでご飯ものをガッツリ

るるぶ&more.編集部

2周目は、「銀座朝食ラボ」がこだわるご飯ニューをおかわりトレイにのせて。ひとつは、東京都昭島市の地卵「たまらん」を使った卵かけご飯。

かつお節や自家製の「あご出汁醤油」(写真奥左)、「土佐醤油」(写真奥右)、漬物と一緒に、自分なりの卵かけご飯を作ることができます。

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「たまらん」の濃厚な味わいを引き立ててくれる「あご出汁醤油」や「土佐醤油」はお好みで。両方をかける人もいるそうですよ。

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もう一品のご飯メニューが旬の食材を使った「季節の炊き込みご飯」。内容は月替わりで、9月は具材たっぷりの風味豊かな「松茸ときのこの炊き込みご飯」でした。

誰かとシェアできないソロの食事では、ご飯ものを2種類食べるのはなかなか難しいですが、お茶碗に盛る量を調整できるビュッフェではそれを叶えられるのがうれしいポイント。お腹に余裕があれば、まだ食べていない小鉢やもう一度食べたい小鉢も一緒にどうぞ。

3周目:食べ放題の締めは種類豊富なデザート

るるぶ&more.編集部

最後はデザートで締めましょう。デザートは4品あり、おすすめは秋の小鉢メニューの「オレンジと人参のゼリー~珈琲煮豆添え~」(写真右下)と「その場で作る”パリパリ“最中」(写真左)。

さっぱりとしたゼリーはほろ苦い花豆とホイップクリームと一緒に食べるとおいしさが倍増。コーヒーにもよく合いますよ。

るるぶ&more.編集部
るるぶ&more.編集部

ひと口サイズの最中は、自家製つぶあんとマスカルポーネクリームを好みのバランスで挟んで作りましょう。最中を作る機会はなかなかないので楽しい体験になりますね。
バゲットで作った「フレンチトースト」も人気なのでぜひ味わってみてください。

ソロおすすめPoint
「その場で作る”パリパリ“最中」はエンタテインメント性抜群。おいしく食べるだけではなく、自分好みに作るという工程もひとり時間を楽しくしてくれます。

さまざまなメニューでわざわざ行きたくなる朝食を提供してくれる「銀座朝食ラボ」。充実した朝食を食べれば素敵な一日をスタートできること間違いなしです。朝食、ランチ共に予約がおすすめですが、朝食は宿泊客の利用が優先なので希望の時間帯に予約ができないことも。ただし、7時、または、10時ごろは比較的空いている時間帯はドロップインで入れることが多いので、突然思い立った朝でもおひとり時間が過ごせますよ。ランチは12時30分や13時が予約を取りやすいそうですよ。

■銀座朝食ラボ(ぎんざちょうしょくらぼ)
住所:東京都中央区銀座7-12-9 ホテルミュッセ銀座名鉄2F
TEL:03-6264-7037(受付時間7~15時)
営業時間:朝食7~11時(最終入店は10時。ホテル宿泊者は10時20分最終入店。50分プランのみ)、ランチ11時15分~14時30分(最終入店は13時30分。50・90分プラン)※土・日曜、祝日は11時15分~15時(最終入店は13時30分。90分プランのみ)
定休日:無休
料金:50分プラン2420円、土・日曜、祝日は2750円。90分プラン2750円、土・日曜、祝日は3080円

ソロMemo
■取材時のソロ率:20%(木曜の12時30分)

■おすすめの利用シーン:朝食やランチを楽しみたいとき、少しずついろいろな料理を食べたいとき、宿泊しなくてもホテルモーニングを味わいたいとき、朝の時間を有意義に使いたいとき

Text:河部紀子(editorial team Flone)
Photo:日髙奈々子

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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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