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「もうダメかと思った…」3度目の出産はスムーズかと思いきや、意識が遠のき…壮絶すぎた産後とは!?

  • 2024.10.4

3人目もひどいつわりでしんどい妊婦生活でしたが、とにかくよく動く元気な赤ちゃんでした。ママとして3度目の出産ともなると、陣痛の流れやいきみ方、タイミングがなんとなくわかっていたので、一番スムーズに産むことができたのですが……。その後、思いもよらぬ展開が待っていたのです。

3度目はスムーズな出産!

出産が近づくと赤ちゃんは下がってきてあまり動かなくなるとよく聞きますが、私の3人目の子は出産当日も元気に動いていました。出産予定日を3日過ぎた朝におしるしがあり、夕方になんとなくおなかの張りが規則的に感じたので産院へ行くことに。

ひとり、陣痛室で耐えること数時間。ひたすら静かに痛みと向き合いました。おしりのあたりまで赤ちゃんが下がってきた感覚がしたので、助産師さんを呼び、いよいよ分娩台に。

「無事に産めた」と思ったのもつかの間

分娩台に上がってからも、私は落ち着いて出産することができました。ところが、「無事に産めた」と思ったのもつかの間、 赤ちゃんが新生児室に移動してから、私の意識がもうろうとし始めてしまったのです。また同時に助産師さんが血圧が異常に下がっていることに気づき、にわかに大騒ぎに!

今度は私の周りに医師や看護師さんが集結して、おなかを上からぐいぐい押していました。私は意識が遠のきつつも「痛い!」と言いながら、何とか産後の処置は終了しました。

産後の貧血がつらかった!

このとき出血が1L以上あり、その場から自分では起き上がれないほど貧血になっていました。回復室でしばらく過ごし、病室に移動できたのは翌日のこと。毎日鉄剤を点滴し、退院も少し遅れてしまいましたが、輸血はしなくてすみました。

改めて「出産は何が起こるかわからない」と実感した出来事でした。退院後も鉄剤を飲み、ときどきひどい腹痛などがありましたが、1カ月後には落ち着きました。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:山田孝子/女性・主婦。不妊治療を経て高齢出産し、現在は3児の母。自身の体験をもとに妊娠や出産、子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は旅行、仏像鑑賞、モノづくり。

イラスト:imasaku

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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