【さっぱり揚げ物】お肉は添えるだけ！なすの比率多すぎな「挟み揚げ」作った結果…え、サラダ!?【農家直伝】

こんにちは！鹿児島県でとうもろこし・西洋野菜を栽培する農家の瀬川知香です。秋なすがおいしい季節になってきましたね。そんな旬のなすを使った「なすの挟み揚げ」をご紹介します。もちろん、普通の挟み揚げではございません（笑）。肉だねと衣は小さめ、なすの比率が“極大“な、野菜主役の挟み揚げです！大根おろしを合わせたポン酢しょうゆでいただけば、まるでサラダみたいなさっぱり感を味わえますよ。なすのとろける食感とコクウマな肉汁＆チーズで満足度も1000%です♪



なすがとろ旨ジュ―シー！「なすの挟み揚げ」

材料（2人分）
なす…2本（300g）
パン粉…適量
油…適量

［肉だね］
合いびき肉…100g
玉ねぎ…1/4個
溶き卵…1/4個分
パン粉…大さじ2
塩・こしょう…各適量

とけるチーズ…適量

［おろしだれ］
大根…100g
ポン酢しょうゆ…50ml

［添え野菜］
キャベツ…4枚
トマト…1個

作り方
1．なすのヘタを切り落として、縦半分に切り、さらに長さも半分に切る。なすの切り口を上にして、縦に深さ2cmほどの切れ目を入れる。

この切れ目に肉だねを挟みます。下まで切り過ぎないようにしてくださいね。

2．玉ねぎはみじん切りにする。

 
3．ボウルにひき肉、玉ねぎ、溶き卵、塩、こしょう、パン粉（大さじ2）を入れてよく混ぜ合わせる。

 

 
4．なすの切れ目にチーズを挟み、その上からひき肉を詰めてパン粉（適量）をまぶす。

 

 

5．フライパンに3cm程度の油を引いて170℃に熱したら、両面を5分程度揚げ焼きにする。

 
全体的にこんがりと焼き色が付いたらOK。

6．大根は皮を剥き、すりおろす。ポン酢しょうゆとよく混ぜ合わせる。

7．キャベツを千切りにして、トマトはくし形に切る。5のなすと一緒にお皿に盛ったら完成。 
 

一見、なすの素揚げに見えますが（笑）、ちゃんと間にひき肉とチーズが挟んでありますよ♪
 

食べるときはお好みで、おろしポン酢しょうゆをかけて召し上がってくださいね。 

ひと口食べると、なすのジュースがじゅわ～。ほぼなすなので（笑）、いつものなすの挟み揚げと比べて、とってもヘルシーです。
あっさりしていますが、中に入れたチーズのコクと、ひき肉の旨味が合わさってご飯がバクバク進みます。
いつもはソースでいただくところを、おろしポン酢しょうゆ効果で口の中がサッパリ～。何個でも食べられちゃいますよ♪

揚げ物というと食べたあとに結構お腹に溜まりますが、これはお肉と衣がいい意味で小さいので、添えたキャベツとトマトと一緒に頬張れば、全体で1つのサラダかと思うほど軽い食べ心地です。
作り方も簡単なので、なすがおいしい時季にぜひ、作ってみてくださいね。

夏から秋に移りゆく宿の風景

 
夏の間は連日、多くの宿泊のお客様で賑わいました。目立った観光地がある町ではありませんが、のんびりと流れる時間を楽しまれている姿を見ると、こちらもうれしくなります。
これからの季節は、空や山の風景が変わっていきます。そんな景色を眺めているだけで、心がゆったりしてきますよ。
何もしない贅沢をぜひ、体感しにいらしてください。

今後も農家として、また宿の女将として、畑の様子・宿やまちの様子を鹿児島からお届けしていきます！

★「畑旅」についてはこちら
ご利用案内 - 鹿児島県南九州市頴娃町の暮らしの宿 福のや、
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頴娃のお福分け

瀬川知香（せがわ ちか）さん

鹿児島生まれ、鹿児島育ち。高校卒業後、旅行業界を志し、大阪の旅行系専門学校に進学。大阪の旅行代理店、高知県の観光協会、鹿児島県内の観光系NPO法人勤務を経て2015年に南九州市頴娃町に移住。これまでの観光業での経験を活かし、宿泊施設の運営や農業体験プログラム「畑旅（はたたび）」の企画等を行う。2018年にとうもろこし農家に嫁ぎ農業にも従事するようになる。農業と観光の連携に邁進する。

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