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【MLB】地区S進出を決めたマチャド、ドジャース戦に意気込み「これは皆が望んでいた」 パドレスファンは「打倒LA」大合唱

  • 2024.10.4
パドレスの主砲マニー・マチャド(C)Getty Images
SPREAD : パドレスの主砲マニー・マチャド(C)Getty Images

メジャーリーグは2日(日本時間3日)、ポストシーズンのワイルドカード決定戦4試合が行われ、初戦に先勝していたパドレスブレーブスを5-4で下してナ・リーグ地区シリーズ進出を決めた。5日(同6日)からは、同地区ライバルのドジャースと激突する。
ポストシーズンでのパドレスは、直近5年間で3度目のドジャース戦となる。この日決勝打を放ったマニー・マチャド内野手は試合後、ドジャース戦に対する意気込みを語った。米複数メディアが報じている。

■マチャドの勝ち越し打が決勝点に

試合は序盤から主導権を握ったパドレスが、僅差で勝利。1点ビハインドの2回裏に、カイル・ヒガシオカ捕手の2試合連続アーチで追いつくと、2死満塁からマチャドの2点適時打で勝ち越し。さらには、今季の新人王最有力ジャクソン・メリル外野手にも2点適時打が飛び出し、一挙5得点でリードを広げた。
投げては、先発のジョー・マスグローブ投手が右肘の張りで途中降板するも、継投で凌ぎ、最終回はロベルト・スアレス投手が締めて逃げ切り。5日(同6日)からの地区シリーズでドジャースとの対戦が決定した。本拠地ペトコパークの大観衆からは、電光掲示板に映し出された「Beat LA!(打倒ロサンゼルス!)」に合わせた大合唱が起こり、ボルテージは最高潮に。同地区ライバルとの対決が待ちきれない様子だった。

■過去5年間で3度目の対決

殊勲打を放ったマチャドはメディアの取材に対し、「(ドジャースとの対戦)これは皆が望んでいたこと。韓国での開幕戦以来、ずっとプレーオフの試合をしている感じだ。今日この瞬間を楽しんで、それから次の準備をしよう」と、歓喜の美酒に笑顔を見せた。また、球団GMのA.J.プレラーは「我々はいつもドジャースを避けては通れないようだ」と語り、過去5年間で3度目となる対決での勝利に期待を込めた。
パドレスは、2020年の地区シリーズではドジャースに3連敗でスイープ。22年の地区シリーズでは3勝1敗でドジャースを下している。今季はレギュラーシーズンで8勝5敗と勝ち越し、またもや大舞台でのマッチアップが実現した。大谷翔平投手らを加え、さらに強力となったドジャース打線を打ち破れるか。ナ・リーグ地区シリーズは、今季のポストシーズンでも屈指の好カードになりそうだ。

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