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米軍基地に軍用犬がやってきた!→兵士達にとって思わぬ効果があって驚愕…【米軍基地で働いてみた(71)】

  • 2024.10.3

<米軍基地に軍用犬がやってきた!→兵士達にとって思わぬ効果があって驚愕…>米軍基地で働いてみた[#71]

今回も私がアメリカ軍基地で働いていた時のお話しです。

私が勤務していた基地には色んなUnit(部隊)がやって来ましたが、ある時Unitと一緒に軍用犬もやってきました。
軍用犬の犬種は様々ですが、日本の警察犬と同様に、ジャーマン・シェパードのように知能が高く、体力があり、訓練に適した大型の犬種が多かったです。

軍用犬なので気軽に触れたりは出来ませんが、handler(訓練士・調教師)の指示でキビキビ動く軍用犬の姿はカッコ良く感じると同時に、動物の存在は基地でも癒しを感じるものです。

多くの兵士は家族と離れて赴任しているので、自身のペットとも離れ離れの生活を送っています。
動物好き・犬好きの兵士も多く、軍用犬の存在は兵士達のモチベーションにも繋がっているようでした。

そんなある日、軍用犬の訓練に携わる「ハンドラー:handler」達が基地のクラブにやって来ました。
「とても優秀な犬たちですね!どんな訓練をするのですか?」と聞いてみると、「詳しい訓練方法は言えないけど…」と前置きしたうえで、軍用犬との訓練について少し教えてくれました。

軍用犬達は基本的な命令への従順から始まり、実際の任務を想定したシナリオの訓練までこなすそう…。

特に特殊部隊の軍用犬は、非常に高度なスキルを身に着けなければなれないエリート犬だそうで、ハンドラーの兵士たちからは、担当している犬たちに対する信頼と愛情を感じました。

常に厳しい訓練を共にするパートナーとしての信頼関係からか、彼らが自分の担当犬を自慢する時の嬉しそうな顔!

和やかな笑い声が溢れる中、ビールを持ったまま目を伏せているハンドラーの兵士がいたのです。

寂しそうな雰囲気が気になり「Hey, 楽しんでる? Everything OK?」 と声をかけると、なんと彼の瞳にはキラリと光るものが…。えっ涙?

彼が突然涙した、あまりにも悲し過ぎる軍用犬とのお話は次回に続きます…!

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