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<僕のヒーローアカデミア>「ヒロアカ轟家全員集合に泣いた」「バラバラだった家族がやっと…」胸アツな展開に反響、轟家の結末は?

  • 2024.10.3
アニメ『僕のヒーローアカデミア』第157話が放送 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
アニメ『僕のヒーローアカデミア』第157話が放送 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

【写真】轟焦凍を背に乗せ、猛スピードで走り出す飯田天哉(ほか、第157話場面カット)

堀越耕平による大人気コミックを原作としたTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」(毎週土曜夕方5:30-6:00、読売テレビ・日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第157話が9月28日に放送された。オールマイトと荼毘こと轟燈矢、それぞれの「I AM HERE」が描かれた今回のエピソード。ヒーローと敵(ヴィラン)の戦いも佳境を迎える中、思わず胸が熱くなる展開の数々に反響が集まった。(以下、ネタバレを含みます)

「僕のヒーローアカデミア」

アニメ『僕のヒーローアカデミア』7期第2クールのキービジュアル【デクvs死柄木】 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
アニメ『僕のヒーローアカデミア』7期第2クールのキービジュアル【デクvs死柄木】 (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

本作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて2014年32号から10年にわたり連載された堀越耕平による人気コミックを原作としたアニメ作品。総人口の約8割が何らかの超常能力“個性”を持つ世界を舞台に、“無個性”の少年・緑谷出久(通称:デク、CV:山下大輝)が、憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトの“個性”を受け継ぎ、名だたるヒーローを多く輩出する雄英高校のクラスメイトたちと共に最高のヒーローを目指していく物語だ。

“ヒロアカ”の愛称で親しまれ、原作漫画は最新41巻まででシリーズ世界累計発行部数が1億部を突破。現在テレビアニメ第7期が放送中、さらに劇場版第4作「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」が公開中となっている。

オールマイトの「私が来た!」に胸熱

アニメ『僕のヒーローアカデミア』第157話より (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
アニメ『僕のヒーローアカデミア』第157話より (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

若返っていくことで黄金時代の力を取り戻したオール・フォー・ワン(AFO/CV:神谷浩史)の攻撃により、壊滅的な状況となった群訝山荘跡。AFOが死柄木弔(CV:内山昂輝)の元へ向かう中、司令室の塚内直正(CV:川島得愛)たちは各地に散らばったヒーローたちに招集をかけるが、どこも満身創痍で応答がない。

さらに、荼毘こと轟燈矢(CV:下野紘)が熱エネルギーを“圧縮”して体内に留め続けており、このままでは解き放たれた熱エネルギーが、直径約5kmを瞬時に灼き溶かすほどの超高圧爆発を引き起こすことが判明する。荼毘のいるポイントの5km圏内には、東の雄英・西の士傑を結ぶ避難ルートが通っていた。

避難ブロックも停止しており、塚内の心を絶望が覆い尽くす中、神野区にいる轟焦凍(CV:梶裕貴)と飯田天哉(CV:石川界人)のもとに無線が入る。声の主は……オールマイト(CV:三宅健太)だ。オールマイトは二人に状況を簡潔に説明した上で、飯田に轟を連れて群訝へ今すぐ走るように指示。さらには轟に「燈矢を止めて皆を安心させてくれ! 君が君である為に」と声をかけた。

群訝まではかなりの距離があったが、オールマイトの言葉に励まされた飯田は「走れるよ、走れる。だって俺の脚はね、迷子を導く為にあるんだから」と轟を背に乗せ、猛スピードで走り出す。迷子の手を引き、導くヒーロー“インゲニウム”の名を兄から受け継いだ飯田。憎しみの感情から目標を見失った時もあるが、轟が「なりてえもんちゃんと見ろ!!」と目を覚まさせてくれた。そして原点(オリジン)に立ち返った飯田は轟を目的地まで届けるために走る。

二人の友情に視聴者からは「轟焦凍を導いたのがあの時、なりてえもんちゃんとみろって自身が叱咤激励した飯田くんだったの本当に、本当に良かった」「飯田くんと轟くんの友情最高だよ」「このふたりの関係は本当に大好き」という声が上がった。

アニメ『僕のヒーローアカデミア』第157話より (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
アニメ『僕のヒーローアカデミア』第157話より (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

轟家の結末は?

そんな教え子たちの姿を見届け、自身もAFOに立ち向かおうとするオールマイト。「“無個性”なんだぞ!」と必死に止める塚内の声を聞き、「“個性”がなくてもヒーローになれますか?」というデクの言葉が蘇る。

デクはオールマイトから“個性”「ワン・フォー・オール(OFA)」を譲り受け、最高のヒーローを目指してきたが、もともとは“無個性”。そして自身が“無個性”となった今、オールマイトはあの日のデクの問いに真正面から答える時が来たのだ。AFOの姿を見据え、「私が来た!(I AM HERE)」と力強く言い放つオールマイトの姿に胸が震える。

一方、エンデヴァー(CV:稲田徹)は燈矢の中に母・冷(CV:根谷美智子)の氷結の“個性”が顕現しており、燃え尽きそうな体を冷やして保っていることに気づく。それは死に瀕した時のみ顕現する力だった。そんな中でも、うわ言のように「見て」と呟く燈矢。それは「僕はここにいるよ」という叫びでもあり、燈矢なりの「I AM HERE」のようにも思える。

ただ家族に自分のことを見てもらいたかった燈矢。その想いに応えるように「一人で逝かせはしない」と空中で心中しようとするエンデヴァーだったが、そこに冷、夏雄(CV:新祐樹)や冬美(CV:真堂圭)が駆けつけ、氷結の“個性”で熱を冷やそうとする。その結果、中心温度の上昇速度は鈍化したものの、もはや爆発は免れない状況だった。

みんなが爆発に備える中、飯田と轟が到着する。「君のおかげで俺は、なりたいものになれたように思う! だから、君もなってこい!」という飯田の言葉に背中を押されるように、燈矢のもとへ急ぐ轟。そして彼が放った「大氷海嘯(だいひょうかいしょう)」と家族の力が相まって、爆発はギリギリのところで免れる。

こんな形ではあったが、みんなが自分のことを見てくれたことで「こんな簡単な事だったなら、もっと早くにぶつけられていたなら」と心の中で後悔していた燈矢。そんな燈矢が瀬古杜岳にいけなかったことを謝罪するエンデヴァーに「大嫌いだ…お父さんなんか…家族なんか…」と涙を流しながら、あの日、瀬古杜岳で伝えたかったであろう思いをまっすぐにぶつける。

安堵とやるせなさが同時に押し寄せる轟家の戦いの結末に、視聴者からは「ヒロアカ轟家全員集合に泣いた」「バラバラだった家族がやっと…」「大嫌いだお父さんなんかって荼毘が泣いてんのも、エンデヴァーが泣きながら謝ってんのも映像と声になったらもうしんどすぎて泣ける」という声が上がった。

■文/苫とり子

アニメ『僕のヒーローアカデミア』第157話より (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
アニメ『僕のヒーローアカデミア』第157話より (C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
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