セリーヌのエディ・スリマンが退任！新アーティスティック・ディレクターはマイケル・ライダー

セリーヌ（CELINE）は、2018年1月よりアーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターを務めたエディ・スリマンの退任を発表した。

スリマンの総合的なビジョン、こだわり、厳格さは、フェミニンでパリをルーツとするセリーヌのスタイルを再確立しながら、ブランドのコードを再定義。メンズやオートクチュール、フレグランスなど、幅広いカテゴリーを手掛けてきた。

7年にわたってセリーヌを率いたスリマンの後任に選ばれたのは、マイケル・ライダー。今後、ライダーはウィメンズウェア、メンズウェア、レザーグッズ、アクセサリーからクチュールまで、セリーヌの全コレクションのクリエイティブを統括するという。

ライダーは、ニコラ・ジェスキエールとともにバレンシアガ（BALENCIAGA）でファッションのキャリアをスタートさせ、セリーヌでフィービー・ファイロと共に10年間デザイン・ディレクターとして活躍。近年は、ポロ・ラルフローレン（POLO RALPH LAUREN）のクリエイティブ・ディレクターを務めていた。

ライダーは就任にあたり次のようにコメント。「セリーヌは私の心に非常に近い価値観と美しい遺産を誇るブランドです。セリーヌに戻り、セリーヌチームと共にメゾンの未来を切り開けることを光栄に思います」

セリーヌのCEO、セヴリーヌ・メルルもこう語る。「マイケルが慣れ親しんだセリーヌに戻ってくることを嬉しく思います。マイケルのビジョン、クリエイティブな才能、そして彼自身の純真な性格、並びにセリーヌの伝統との強い結びつきはメゾンが今後長きに渡り成功を築くために最善の選択です」

ライダーの就任は2025年初頭の予定だ。

Photo: Courtesy of Celine