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【東京】入場無料の『お〜いお茶ミュージアム』が想像以上に楽しい!絶品カフェメニューも必見

  • 2024.10.3

お茶の製造工程や歴史、容器の工夫などを楽しみながら学べる『お〜いお茶ミュージアム』。東京の中心地、新橋に位置しながら入場無料で、しかも意外に人も少ない穴場スポットなんです。今回は、実際に『お〜いお茶ミュージアム』を訪れてみて感じた魅力をたっぷりご紹介します!

実は穴場なお出かけスポット『お〜いお茶ミュージアム』

JR新橋駅「銀座口」から5分ほど歩くと『お〜いお茶ミュージアム』に到着。今回は土曜日のお昼12時半に訪れたのですが、数組滞在しているくらいで、新橋とは思えないほど空いていました。

入口前には、売店やカフェコーナーがあり、その奥に『お〜いお茶ミュージアム』があります。

ミュージアムの前には、大型ディスプレイと歌舞伎座で使われていた幕の一部を展示。手編みと思われる幕の圧倒的なクオリティに見入ってしまい、ミュージアムに入る前から興奮です⋯。

ちなみに13時過ぎた頃から、徐々に人が増え始めるので、ゆっくりと楽しむなら午前中〜お昼の間に訪れるのがおすすめ。

入場無料でお茶の世界を楽しく学べる!充実の展示内容

さっそく『お〜いお茶ミュージアム』へ潜入!

まずはお〜いお茶くんのお出迎えです。知られざるプロフィールをチェックしながら、写真撮影を楽しみます。

すぐとなりにある、プロジェクターを活用したフォトスポットでも記念撮影。

デジタルのお〜い茶くんと一緒に写真を撮れるのですが、撮影に使われている技術が最新すぎて、少し感動しちゃいました。

進路に続くと、伊藤園が取り組んでいる茶殻のアップサイクルについての展示や

さまざまなモノの機械化やIT化が進んだ、茶農業の未来構想についての展示もされています。

内容は大人向けですが、わかりやすく解説されていて、しかもボリュームもほど良いんです◎。意外と身近なものに茶殻が活用されていることに驚いたり、実現されそうなリアルな未来構想にワクワクしたり。

展示の途中では、あちこち動く、なんだか慌ただしいお〜いお茶くんの姿を見ることも(笑)。

さらに展示を進むと、お〜いお茶の誕生秘話や、過去のボトルデザインの鑑賞も楽しめます。

「こんなボトルもあったな〜」なんて懐かしめるのもミュージアムならではの醍醐味ですよね。 

ちなみに長年愛されている商品名『お〜いお茶』は、もともと『煎茶』という名前だったのだとか。名前を変えたところ、売上が伸びて現在に続いているとのことです。これぞマーケティングの極み!


展示室後半では、生葉の収穫から商品として販売されるまでの工程の解説もあり、イラストやクイズとともに、お〜いお茶の製造工程を学べます。

クイズは全部で5問あり、特に興味深かったのが、ペットボトルに溝を作る理由。70本の溝が入っているのですが、これはデザインとしてではなく、お茶を入れるがゆえのしっかりとした理由があるんです。

ヒントは「光」! 答えはぜひミュージアムでチェックを。

そのほかミュージアムでは、ボトル裏に書かれている新俳句の歴史や入選作品のバックナンバー、裏話なども展示されています。

お〜いお茶のボトルに貼れる、オリジナル新俳句のシール作りも無料で楽しめるので要チェック。ただし、特にこのシール作りは混雑する場合があるため、やはり存分に楽しむのなら、午前中〜お昼に訪れるのがおすすめです。

予約必須!お茶体験教室でさらに深くお茶を学ぶ

ちなみに展示以外にも、予約制の体験教室が開催されています。

・日本茶再発見!急須(きゅうす)を使ったお茶いれ体験Aコース (1時間)¥500
・世界で1本だけ!お~いお茶ボトル創作体験(40分間)¥300
・自分で点てる!抹茶体験コース (1時間)¥1,500

席には限りがあるため、もし体験をご希望の方はお早めに公式サイトからご予約を!

お茶好きにはたまらない!オリジナルカフェメニュー

『お〜いお茶ミュージアム』での展示を楽しんだあとは、 オリジナルカフェで一休み。

メニューには、鹿児島茶や静岡茶、会席ほうじ茶、抹茶あわせ玄米茶などの日本茶をはじめ、抹茶ラテ、抹茶ソフト、抹茶ミルクセーキ、抹茶クリームソーダなど、オリジナルドリンク・スイーツが充実しています。

飲食スペースは、お茶にぴったりな和喫茶仕様! 席数が少ないので、混雑時は相席になりますが、雰囲気バツグンです。ちょっと旅している気分にもなります。

今回注文したのは、飲む抹茶わらびもちと、菓子付きの抹茶の2品。

・飲む抹茶わらびもち ¥800(税込)
濃厚な抹茶に、もちもち食感のわらび餅をミックスし、さらに黒蜜ときな粉をトッピングした新感覚ドリンク! 細かく刻んだわらびもちが良いアクセントになっていて、クセになります。よくある抹茶ドリンクよりも甘さは控えめで、本格的な味わいです。

・抹茶(菓子付) ¥650(税込)
すっきりとした爽快な苦味と旨みの調和がとれた薄茶。濃茶ほどではないので、非常に飲みやすく、でも本格的な茶屋でしか飲めない濃厚さ。茶菓子をいただきながら、味わうと格別です!

隣接されている売店には、 伊藤園のオリジナルグッズもたくさん販売されています。

お〜いお茶くんのぬいぐるみやオリジナルTシャツ、お茶道具、お菓子、雑貨、おしゃれなお茶缶まで、さまざまなアイテムが販売中!

お土産にはもちろん、おしゃれなデザインのお茶缶は飾っておきたくなるかわいさです。

併設の『お茶の文化創造博物館』も見逃せない!

『お〜いお茶ミュージアム』を訪れるときには、併設されている『お茶の文化創造博物館』も合わせてチェックを。入場料は大人500円、学生300円、70歳以上の方と高校生以下は無料です。

館内では、お茶の飲み方やつくり方の変遷、喫茶の歴史、再現された茶屋、植物としての茶の一生など、さまざまな角度からのお茶にまつわる展示を楽しめます。

茶運び人形や、ミニチュアによる茶畑の再現、明治時代の茶箱に描かれていたパッケージデザイン「蘭字」など、見ているだけでワクワクする展示もたくさん。

合わせて楽しむと、より深くお茶の魅力を知ることができます。お茶の飲み方一つとっても歴史深く、意外と知らないことだらけでした!

『お〜いお茶ミュージアム』が入っている建物内には、ほかにも『鉄道歴史展示室(入場無料)』もあり、周辺には『パナソニック汐留美術館』『アドミュージアム東京』など、お出かけや観光にぴったりなスポットも数多く揃っています。

働く場所としてのイメージが強い新橋ですが、家族連れでも楽しめるスポットがたくさんあるので、秋のお出かけにぜひチェックしてみてくださいね。

お〜いお茶 ミュージアム、お茶の文化創造博物館の詳細情報

営業時間:10:00〜17:00(最終入場16:30まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日休館)、年末年始
料金:お〜いお茶ミュージアム(無料)、お茶の文化創造博物館(大人500円、学生300円、70歳以上の方と高校生以下無料)
所在地:東京都港区東新橋1-5-3 旧新橋停車場内

まとめ/滝谷遥

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