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10代での日本代表入りを本気で狙うべき5名の逸材

  • 2024.10.2
10代での日本代表入りを本気で狙うべき5名の逸材
10代での日本代表入りを本気で狙うべき5名の逸材

Text by 佐伯洋(編集部)

10月3日(木)に最新メンバーを発表する日本代表。

前回の代表シリーズでは19歳の高井幸大(川崎フロンターレ)が初招集され、発表後に誕生日を迎えた20歳は中国戦でデビューを果たした。

6月に「日本代表が強くなりたかったら次の若手を積極的に使っていくべき」と提言していた久保建英(レアル・ソシエダ)は、「僕が言ったから変わったみたいな部分もある」と冗談交じりで答えていた。

ここでは、10代での日本代表入りを狙うべき次代の逸材たちをご紹介しよう。

中島洋太郎

10代での日本代表入りを本気で狙うべき5名の逸材
10代での日本代表入りを本気で狙うべき5名の逸材

生年月日:2006年4月22日(18歳)
所属クラブ:サンフレッチェ広島
20歳まで残り567日

18歳の中島洋太郎は、J1リーグで首位に浮上したサンフレッチェ広島の中でも際立った技術をみせている天才肌のプレーヤーだ。

父親は千葉や広島でプレーした中島浩司。優れたテクニックと感性を持ったリベロタイプの選手で、あのイビチャ・オシム監督から「サッカーを知っている選手」と高く評価された選手だった。

息子も傑出したテクニックとパスセンスが評価されており、特に先を読むプレー予測、わずかなスペースを見つけ出す視野は見事なもの。彼がボールを持つだけで何かを生み出してくれそうな期待感がある。

リーグ戦ではまだ無得点だが、今夏に行われたシュトゥットガルトとの親善試合では昨季ドイツ2位の相手から素晴らしいゴールを決めている。

道脇豊

10代での日本代表入りを本気で狙うべき5名の逸材
10代での日本代表入りを本気で狙うべき5名の逸材

生年月日:2006年4月5日(18歳)
所属クラブ:ベフェレン(ベルギー)
20歳まで残り550日

道脇豊は、これまで数多の名FWを輩出してきた九州が送り出す新時代のストライカーだ。

熊本に生まれ、中学生の頃からロアッソの下部組織に在籍。高校1年生だった一昨年クラブ史上最年少の16歳でプロ契約を結び、昨年デビューを果たした。

昨年はU-17アジアカップ、U-17ワールドカップに出場し、今年4月にはJリーグ初ゴールも記録した。熊本では1学年下の神代慶人と共に期待を集めていたが、道脇は今夏18歳の若さでヨーロッパ行きを決断した。

身長186cmと大型で、ベルギー2部のベフェレンでは先月2試合連続ゴールを決めるなど早くも結果を残している。

後藤啓介

10代での日本代表入りを本気で狙うべき5名の逸材
10代での日本代表入りを本気で狙うべき5名の逸材

生年月日:2005年6月3日(19歳)
所属クラブ:アンデルレヒト(ベルギー)
20歳まで残り244日

ロス五輪のエース候補と考えられる19歳は、10代でのA代表入りを成し遂げられるだろうか。

ジュビロ磐田のユースで育ち、2022年に17歳でデビュー。翌年にはクラブのレジェンド・高原直泰の持つ記録を25年ぶりに更新するクラブ最年少での初ゴールを決めた。

今年1月には18歳の若さでベルギーの名門アンデルレヒトと契約。2部のセカンドチームでプレーしており、昨季は14試合6得点、今季はここまで6試合3得点を決めている。

現時点でトップ昇格は時期尚早と捉えられているが、一夜にして世界が変わるヨーロッパのサッカー界。ここから昇格を勝ち取り、A代表入りを掴めるだろうか。

佐藤龍之介

10代での日本代表入りを本気で狙うべき5名の逸材
10代での日本代表入りを本気で狙うべき5名の逸材

2006年10月16日(17歳)
所属クラブ:FC東京
20歳まで744日

佐藤龍之介は昨年8月、久保建英(レアル・ソシエダ)の16歳4か月28日に次ぐ16歳10か月10日でFC東京とプロ契約を結んだ逸材だ。

2023年のU-17ワールドカップでは名和田我空(神村学園高)らがいる中で10番を背負い、今夏のパリ五輪にはU-23日本代表のトレーニングパートナーとして参加した。

本大会の出場資格はなかったがパリ五輪前ラストマッチとなったU-23フランス代表戦で後半43分から起用され、試合後には大岩剛監督が「日本の宝なんでね、 順調に育ってくれれば」と語った。

現在はU-19代表がメインであるが「常にA代表に呼ばれていいように」という姿勢を持っている。2026年、10代でのワールドカップ出場も決して夢ではないだろう。

徳田誉

10代での日本代表入りを本気で狙うべき5名の逸材
10代での日本代表入りを本気で狙うべき5名の逸材

生年月日:2007年2月18日(17歳)
所属クラブ:鹿島アントラーズ
20歳まで残り869日

今のJリーグで最も期待される10代ストライカーは、鹿島ユースで育った徳田誉かもしれない。

186cm83kgという体躯に恵まれたFWで、鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督が「誉はボックスの中で力を発揮できる選手」と正真正銘の点取り屋だ。

今夏ブライトンとの親善試合でゴールを決め、先月には首位サンフレッチェ広島からプロ初ゴールを記録。天才・小野伸二も「なかなか17歳でこのゴールできないでしょう」と舌を巻いた。

また先日の柏レイソル戦で、決定機で自身にパスを出さなかった鈴木優磨に「なんで出さねんだよ!」という不満の表情で猛アピールするなど大物感も漂わせる。

その鈴木優磨は以前、「誉はアントラーズを背負って立つ存在になると思っている。僕と誉が2トップを組むという形も見せていければいいと思う。10代のなかでも非常にすごい能力を持った選手」と徳田を高く評価している。

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