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プロチダ島の絶品レストラン2選 漁師町で味わうシーフードディッシュ

  • 2024.10.2

ナポリ湾の島の中で最も小さなプロチダ島はイスキアからフェリーで20分ほど。

朝から昼過ぎにかけて多くの漁船が行き交う漁師の町で味わう新鮮なシーフードディッシュと地元の人たちとの触れ合いに心躍る島旅。

おすすめのレストランを2店ご紹介。


絶景を眺めながら鮮度抜群の逸品を味わう

◆La Lampara(ラ・ランパラ)

手前から、獲れたてのシーフードが存分に味わえる“シーフードサラダ” 22ユーロ、“ナポリ風フリッジ ムール貝添え” 24ユーロ。

コッリチェッラ海岸の海と愛らしい建物群が一望できる絶好のロケーションで、シーフードを中心とした家庭料理が楽しめる店。

この町で育ったオーナーのヴィンチェンツォ・ジェンティーレ氏。

「午後3時くらいに市場から連絡がきて水揚げされた魚が分かる。今日はエビがよく獲れたからたっぷり使うよ」とオーナー。

サラダやパスタにエビが惜しみなく入っており、魚介類以外にも旬のレモンを使ったサラダなど季節ごとの味わいが供される。

手前から、3月~5月の収穫期にだけ味わえる“リモーネ・ディパーネ” 6ユーロ、“ナスとカジキマグロのスティック” 16ユーロ。

祖母から受け継がれた魚のスティックといった素朴な料理も食べる手が止まらない美味しさだ。

トラットリアには9室のホテルが併設されており、1週間滞在して島を満喫するゲストも多いとか。時間を忘れて過ごしたくなる安息の場所。

外とシームレスなテラス席には心地よい風が吹く。

La Lampara(ラ・ランパラ)

所在地 Via Marina Corricella88, Procida, Napoli
電話番号 081 8960609
営業時間 12:00~14:30、19:30~21:30
定休日 無休 ※11月~3月はクローズ
https://www.facebook.com/lalampara.gentile/

今日食べたい魚の調理法を相談し、楽しむ

◆Hotel Ristorante Crescenzo(ホテル・リストランテ・クレシェンツォ)

レモン汁がかかった“カツオのカルパッチョ” 22ユーロ 。

夕日が美しい場所として知られているマリーナ・キアイオレッラの目の前にあるリストランテ。

魚料理はその日に入荷した魚介をゲストに見せながら、食べたいものを聞き、調理法を提案していく。

魚を知り尽くしているシェフのヴィンチェンツォ氏。

「プロチダやイスキアの海で獲れた魚は、プロチダの市場に最初に入るので、一番いいものを選べるんです。僕たちはラッキーですね」とシェフは話す。

手前から、“白身魚のレモンソース添え” 16ユーロ、エビのミソをソースに使った“甲殻類のパスタ” 22ユーロ。

ソテーした白身魚やカルパッチョなど、ソースに使われたり添えられたりしているプロチダ産レモンもご馳走の一つ。酸味が強くないのでたっぷりかけて恵みを味わいたい。

レストランは1952年に開業し1980年代から9室のホテルを併設。

Hotel Ristorante Crescenzo(ホテル・リストランテ・クレシェンツォ)

所在地 Via Marina Chiaiolella 33, Procida, Napoli
電話番号 081 896725
営業時間 12:30~15:00、19:30~22:30
定休日 無休 ※11月~3月はクローズ
Instagram @crescenzo_sas

文=梅崎奈津子
写真=橋本 篤
コーディネイト=祝 美也子

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