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『上柳昌彦 あさぼらけ』~平和について考える新コーナー「国連UNHCR協会 presents 未来と希望の贈り物」~

  • 2024.10.2

ニッポン放送のラジオ番組『上柳昌彦 あさぼらけ』内の新コーナー「国連UNHCR協会 presents 未来と希望の贈り物」が2024年8月に放送スタート。(放送時間 月曜日 朝5時~6時 火曜~金曜 朝4時30分~6時)

このコーナーは、私たちがつい当たり前に思ってしまう「平和」を守るために、今何ができるのか、
「平和」について上柳アナウンサーが一緒に考えていくべく全4回ともテーマを変えて放送を行った。

第1回目の放送では「UNHCR(ユーエヌエイチシーアール)・国連難民高等弁務官事務所」の存在について紹介。

UNHCRとは、国連の中の難民支援を担当する機関。世界各国で紛争などの緊急事態が起きたら一番に現場にかけつけ、家を追われた人々の恒久的解決を目指して、彼らが故郷と思える地へ帰れるその日まで援助を続けているため、“First to Come, Last to Leave”ともいわれている。
「国連UNHCR協会」は、「UNHCR」いわゆる「国連難民高等弁務官事務所」の公式支援窓口で、募金・広報活動を担っている。

今回番組では、そんなUNHCRの取り組みのひとつとして、「メトロスクール」を紹介。「メトロスクール」とはウクライナ等で、地下鉄の中に開校された学校のこと。
2022年のロシアの軍事侵攻以降、ウクライナでは440以上の教育施設が破壊され、約3100の教育施設が被害を受けている。学びの機会が危ぶまれているなかでも、安全な環境で対面授業を受けることができるようになり、攻撃の中でも子どもたちが安全に授業を受けられる「メトロスクール」は大切な意味をもっている。

© UNHCR/Elisabeth Arnsdorf Haslund

UNHCRではメトロスクールのような教育支援のほかにも、人道危機が起きた際に難民に援助物資などの緊急支援を届けるほか、十分なシェルターを確保したり、難民が必要とする保健・衛生支援をしたりと様々な活動を行っている。
こうした活動を世界136か国で実施している中、日本では多くの方がUNHCRの活動にお心を寄せてくださり、寄付を通じて支援をしてくださっている。
その活動に賛同した支援者が「国連UNHCR協会」を通じて自身の想いを託している。

さらに番組ではUNHCRの応援ソングとして採用されているミュージシャン・小田和正さんの『生まれ来る子どもたちのために』も紹介。実は著名人の中にも活動を支援する方も多くいる。

この機会に世界の難民問題について少しでも知り、「平和」について考えてみてはいかがだろうか。

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