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柳楽優弥&坂東龍汰、猛暑ロケを経て絆深める「三位一体感がしっくり」「柳楽さんがいてくれるから大丈夫」<ライオンの隠れ家>

  • 2024.10.2
「ライオンの隠れ家」に出演する(左から)坂東龍汰、柳楽優弥にインタビューを実施した ※撮影=山田大輔
「ライオンの隠れ家」に出演する(左から)坂東龍汰、柳楽優弥にインタビューを実施した ※撮影=山田大輔

【写真】背中合わせで笑顔を見せる柳楽優弥&坂東龍汰

柳楽優弥主演の金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)が、10月11日(金)よりスタートする。同作は、平穏に暮らす兄弟が「ライオン」と名乗る男の子と出会い、“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス。このたび、市役所で働く平凡で真面目な優しい兄・小森洸人役の柳楽、知覚・芸術の分野で突出したセンスを持つ自閉スペクトラム症の弟・美路人役の坂東龍汰にインタビューを実施。完全オリジナルで描かれる物語についてや互いの魅力などを聞いた。

謎の男の子“ライオン”を巡る愛と絆の物語

――家族愛や兄弟愛を繊細に描く、完全オリジナルのヒューマンサスペンス。柳楽は本作でTBSドラマ初主演を務める。

柳楽:うれしかったですし、それと同時に、いい作品にしたいなという気持ちも強く芽生えました。脚本を読んで面白いなと思ったのは兄弟の関係性で、洸人は弟と自分を比較したり、弟の才能をうらやましいと思ったりしていて、そういう思いを少しずつ乗り越えていくのも、この作品の見どころになっていたらいいなと思います。

坂東:演じるキャラクターが自閉スペクトラム症というのもあって、今まで以上にチャレンジングな作品になるなという思いがありました。でも、兄役が柳楽さんというのはかなり心強く、安心感もあって“柳楽さんだったら絶対大丈夫。俺、みっくん(美路人)できる”と言い聞かせながら台本を読みました。“何をしても柳楽さんがいてくれるから大丈夫”と心を落ち着かせています。

――そんな兄弟の前に突然現れる「ライオン」と名乗る謎の男の子(佐藤大空)。この出会いをきっかけに、2人は“ある事件”に巻き込まれていくことになる。

坂東:僕ら2人のシーンは安心感と温かさがありますが、そこにプラスで大物感が…。

柳楽:3人そろったときの三位一体感がしっくりくるのが不思議だよね。それが映像に映っていたらいいなと思います。

「ライオンの隠れ家」インタビューより ※撮影=山田大輔
「ライオンの隠れ家」インタビューより ※撮影=山田大輔

「すごく協力し合えたし、つながり合えたものがあった」

――初共演となる2人は、互いの魅力をこう語る。

柳楽:(坂東くんは)実際に絵がうまいんですよ。センスがいいんだろうなとすごく感じるんですよね。何より米・マンハッタンで生まれているので、そこも大好きポイントです(笑)。

坂東:大好きポイント(笑)。

柳楽:もちろんそれだけではなくお芝居の面でも、前半はロケが多くて猛暑の中での撮影で、どうしても速いテンポで進む段取りだったのですが、ちゃんとコネクトできていて。逆に、そういう現場から始まったからこそ、すごく協力し合えたし、つながり合えたものがあったのかなとも思えました。

坂東:そうですね。初日に第1話の大事なシーンがいくつかあったのですが、最初のシーンから居心地がすごく良かったです。

――猛暑でのロケを経て、絆を深めつつある2人。そんな2人にとっての“真の家族愛”とは何か――。

柳楽:家族っていいときだけじゃないですよね。長く一緒にいる関係性だからこそ、そこをどう乗り越えていくかというのを実は工夫しながらやっていると思います。そういう中で僕たちが考えたのは、「ありがとう」や「ごめんね」はちゃんと言うという、モヤモヤをなくす努力。大げさに言ったらリスペクトをどう取り入れるかなのかなと思います。

坂東:近い言葉になってしまうかもしれないですが、相手を認めてあげることですかね。小さいことの積み重ねで距離ができてしまったり、近い人だからこそ言いづらいことって結構あるのかなって。相手を許容して、その姿をちゃんと認めてあげて、それをさらに言葉で伝えるというのは、真の愛、絆をつくっていく上で必要なことなんじゃないかなと思います。

■撮影=山田大輔

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