なんと無料！気軽に能文化を知れる新名所！【OTABISHO（オタビショ）】＠桜木町駅

こんにちは、ぴんくのうさぎです。やってきました、芸術の秋。この季節にちなんで芸能の世界へとお連れします。能や狂言というと、敷居の高いイメージがありませんか？ご心配いりません！！どんな方でも気軽に立ち寄れる施設のご紹介です。

噂の施設があるのは、なんとランドマークプラザ。実は、関東最古の能舞台をもつ横浜能楽堂（西区紅葉ヶ丘、掃部山公園内）が現在大規模改修で休館中。その間ポップアップ開催される展示施設なんです。

入口がこちら。難しそうな印象なんて吹き飛びませんか？どなたでも歓迎してくれる雰囲気、早速体験してみましょう。

こちらは、とある舞台のイメージ、頭上には1/2サイズの鐘があります。実際に立って演者の気持ちを感じてみたり、写真を撮ったり、隣のスクリーンには実際の動画が流れています。

小道具のコーナーには、楽器や扇の展示があります。興味深いのは、説明書の脇に付いているQRコード。読み取って、実際の音を聞いてみることができます。

体験施設の中でも特に面白いのがこの2つ。

並んでいるのは実際の能面、近くで細部や質感まで見ることができます。展示だけではなく、真ん中の翁の面に、顔をはめてみることができるんです！目鼻口に穴が開いていて、演者の視界が分かります。想像以上の狭さに驚いてしまいますよ。もちろん能面に顔を合わせて面白い写真を撮ってみるのも楽しいですね。

もう一つは、1/24サイズの横浜能楽堂です。ミニチュアサイズでも臨場感があるのは、建物の構造が精巧だったり、遠近法に合わせて松の木3本の大きさが変えられていたり、本物さながらだからでしょう。

でもドールハウスのような模型、なんだか親しみやすく感じます。ここでひとつ、仕掛けが！！舞台上のピンクのアクリル版の位置に、ご自身の推しの人形を置いてみると、素敵な写真が撮れるんだそうです。

テーブル施設中央にはフリースペース、能や狂言をテーマにした文献に触れることができます。よく見ると、専門書はもちろんのこと漫画やライトな資料集まで、幅広くセレクトされています。

展示パネルも、写真やイラストが多く、とっつきやすいものばかり。文化に触れた記念に、お土産もあります。

今回は、施設の管理運営をされる代表様にご案内していただきました。ショッピング途中に気軽に立ち寄れる場所柄、まずは興味をもってもらいたい、との思いがうかがえます。歓迎ムードな文化施設、百聞は一見にしかずな雑学が詰まっていますよ。