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【武蔵小金井】水琴窟の澄んだ音色に癒される庭「滄浪泉園(そうろうせんえん)」

  • 2024.10.3

10月に入り、ようやく秋の気配が感じられる様になりました。涼しくお出かけ日和だった休日に、小金井市にある庭園「滄浪泉園(そうろうせんえん)」に足を運びました。とても素敵な場所でしたのでご紹介します。

出典:リビングむさしのWeb
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JR武蔵小金井駅南口から南西方向に進みます。連雀通りを12分ほど歩くと、通りの左手に「滄浪泉園(そうろうせんえん)」があります。

立派な門構えの入口

出典:リビングむさしのWeb
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緑が生い茂る園内に入ると、厳かな雰囲気の門構えが見えて来ます。先ほどまで歩いて来た賑やかな大通りの道とは違う、静寂が広がる場所…ちょっと異空間に入り込んだような感覚になります。空気がひんやりとして、体感温度がぐっと下がったのを感じました。庭園の管理人さんから、園内は庭園の外と比べ2~3度気温が低いですよ、と言われ納得しました。

緑豊かな庭園

出典:リビングむさしのWeb
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入口の門をくぐり庭園へと続く石畳の遊歩道を歩きます。こちらは明治、大正時代に活躍した実業家で政治家の波多野承五郎氏の別荘の庭園です。「滄浪泉園」という名前は、波多野氏と親交のあった犬養毅元首相が名付けたと言われています。

東京都名湧水の池

出典:リビングむさしのWeb
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こちらは国分寺崖線の高低差を味わえる場所です。樹木がうっそうと茂る散策路を進むと眼下に大きな池が広がります。国分寺崖線(はけ)の湧水を集めた池です。

出典:リビングむさしのWeb
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東京の名湧水57選に選ばれた湧き水は冷たく澄んでいました。

出典:リビングむさしのWeb
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遊歩道の途中に小さなお地蔵さまがありました。鼻欠け地蔵尊というこのお地蔵さまは今から350年以上も前に祀られたもので、小金井市内で最も古いお地蔵さまだそうです。

幽玄な音色の水琴窟

出典:リビングむさしのWeb
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日本庭園の装飾の一つ、水琴窟もありました。地中に作り出した空洞の中に水滴が落下し、反響して琴のような音が響く仕掛けです。キーン・コロンという何とも言えない澄んだきれいな音色が響いていました。静かにじっと耳をすまし、繰り返しその可憐な音色を楽しみました。

鳥のさえずりや虫の声が響き渡る庭園

出典:リビングむさしのWeb
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爽やかな風が吹き、鳥のさえずりや虫の声が響き渡る庭園はとても心地の良い空間でした。園内には趣のあるあずまやがありました。ベンチもところどころにありますので、散策の途中で一休みしながら、ゆったりとした時間が過ごせます。

出典:リビングむさしのWeb
出典:リビングむさしのWeb
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緑豊かな自然の中で癒された秋の休日でした。これから秋の深まりとともに美しい紅葉もみられそうです。四季折々の景色を楽しむべくまた訪れたい庭園です。

◆滄浪泉園◆

東京都小金井市貫井南町3丁目2番28号

042-385-2644(滄浪泉園管理事務所)

●入園料

大人(15歳以上) 100円

子供(6歳以上)、60歳以上 50円

障がい者とその付添人 50円

●午前9時~午後5時(入園は午後4時半まで)

●毎週火曜日及び年末年始休園

URL:https://www.city.koganei.lg.jp/smph/kurashi/479/kouenitiran/souronsenen/D040102020160415.html

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